奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

なんて優雅な午後のひととき

2015.01.24 | 授業 | by Staff

1月24日(土)、春の訪れを思わせるようなポカポカ陽気の日。
「奈良ホテル その歴史と伝統 ~憧れのクラシックホテル探訪~」にスタッフとして参加しました。
この日は、若草山の山焼きの日。
奈良ホテル周辺は行きかう観光客で賑わい、客室も満室とのこと。
夕方の点火に向けて、街はどんどん活気づいている感じでしたよ。

実は、この歳にして奈良ホテルを訪れるのは生まれて初めての私(^_^;)
何だかとっても格調高いイメージで、ちょっとランチでも・・・と気軽に行ける感じではなかったのですね。
今回、お仕事ながら行く機会をいただけて、遅ればせながらの奈良ホテルデビュー。
ウキウキ心も躍ります♪

なんて優雅な午後のひととき_1

敷地はとても広く、正門からホテルの外観は見えません。
門からゆるい上りのカーブを登っていくと・・・ドドーンと建物が出現します。
授業でもお話されていましたが、ワクワク感を演出するために、あえて門から建物が見えない設計になっているのだとか。なるほど~。
何とも言えない格式と歴史を感じさせる和の木造建築はとても重厚な感じで、「おー、これが奈良ホテルかぁ・・・」と思わず見入ってしまう・・・美しい建物でした。

なんて優雅な午後のひととき_10

奈良ホテルは本館と新館にわかれており、授業は新館の宴会場で行いました。
あっ、宴会場といってももちろん、洋風で天井が高くて結婚式なども行われる広くて素敵な会場ですよ。
大きな円卓テーブルにふかふかの椅子。
優雅な雰囲気のなか、授業を進められました。
学生のみなさんも、いつも以上におめかしされている感じでした♪

なんて優雅な午後のひととき_11

先生は、奈良ホテル営業本部の辻部長。
ダンディーで渋い感じながらも、優しげな目元が印象的な方でした。
奈良ホテル一筋30数年とのことで、「時間があればもっともっとお話ししたいことはあるんです」とおっしゃるくらい、ホテルが刻んできた歴史や数々のエピソードを知り尽くしておられる方です。
軽妙な語り口調で、何よりも辻部長ご自身が奈良ホテルを愛してやまない感じが、お話の中からも伝わってきました。

なんて優雅な午後のひととき_4

授業が始まるとほどなくして、数人のホテルスタッフのみなさんがとってもスマートにあれよあれよとケーキセットをお給仕してくださり、至れりつくせりな感じでした。

なんて優雅な午後のひととき_5

奈良ホテルといえば、皇室ご用達で有名ですし、世界の錚々(そうそう)たる要人が宿泊することでも知られていますよね。
近年では、天皇皇后両陛下やダライ・ラマ、その昔はオードリーヘップバーンやチャップリン、アインシュタインなどなど・・・歴史上に残る人物が宿泊した際のエピソードは、やはりとっても興味深かったです。
要人が宿泊するスイートルームは、セキュリティーも万全なんだとか。
狙撃に備えて、窓には防弾ガラスが設置がされていて、部屋の間取りなどの情報も非公開なんだそう。

なんて優雅な午後のひととき_7

辻部長が実際に真近でお給仕やご案内をして要人と会話を交わした際のエピソードは、私たち一般人は決して知ることできないことばかりで興味津々でした!
知らない世界を垣間見た感じでしたョ。

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください☆
「憧れの奈良ホテルにて。」
http://nhmu.jp/report/21481

実際にホテル内も見学させていただきました。
外観は完全に和の造りですが、中は赤い絨毯が敷き詰められ、洋風でクラシック調です。
でも、随所に和のインテリアが施されていて、和洋折衷が特徴とのこと。
シャンデリア、マントルピース、絵画、ピアノ、置時計・・・。
その全てに歴史が刻まれていて、それにまつわるエピソードがあって・・・。
なんて優雅で素敵なんでしょう(*^。^*)と、うっとりしてしまいました。

なんて優雅な午後のひととき_9

最近の傾向としては、女性おひとりの宿泊客も意外とあるそう。
繁忙期を除くと、宿泊代もリーゾナブルになるそうですよ。
ミュージックコンサートやワインサミットなど、様々な催しも行われているそうです。

何だかこれまでの恐れ多いイメージは払拭され、一気に憧れのホテルになりました。
日頃の喧騒から離れて・・・私もいつかは泊まってみたいなぁ・・・(*^_^*)
もちろん、宿泊しなくてもランチやディナーにぜひ行ってみたいですね♪

なんて優雅な午後のひととき_6

あなたも奈良ホテルを訪れてみてはいかがですか?

(k623)

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