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奈良から発信!「大和橘」の魅力に迫る

2015.03.05 | 授業info | by Staff

「大和橘」って、ご存知ですか?
「大和」とつくぐらいだから、奈良にゆかりのある植物だろうと思った、そこのあなた。
ピンポーン。正解です。
でもね、奈良に自生しているとかじゃあありません。
え!?じゃあ奈良にどんな縁があるの???
って思いますよね?

奈良から発信!「大和橘」の魅力に迫る_1

『古事記』や『日本書紀』によると、太古の昔、遡ること約2000年前の垂仁天皇の世、病に伏した天皇のために、忠臣 田道間守(たじまのもり)が、永遠に香っている果実「非時香菓(ときじくのかくのこのみ)」を不老不死の妙薬として常世の国から大和の都に持ち帰りました。
そう、この非時香菓こそが大和橘であり、ここで奈良とつながるわけです。

大和橘は日本原産の柑橘類で、古来から日本の太平洋岸の温かい地域に自生していました。
柑橘類では国内最古の唯一の固有種で、今では高知県・三重県・静岡県などでわずかに自生地が残っている、希少な植物です。

3月22日(日)の授業「幻の柑橘『大和橘』って? ~古代から伝わる希少種の秘密~」は、奈良市で大和橘を栽培している「なら橘プロジェクト」を先生に迎えて開催します。
なら橘プロジェクトは、伝説の神木である大和橘を栽培し商品化することで奈良を活性化しようと、さまざまな活動を展開しています。
最近では、新聞やテレビでもその活動が紹介されるなど、今注目すべき新たな「奈良ブランド」なのですぞ。

授業では、なら橘プロジェクト尼ヶ辻フィールド代表の久保田有さんに、大和橘ってどんな植物なのかを、実際に育てている場所でお話していただきます。
なら橘プロジェクトの活動についても伺いますし、万葉人にあやかった橘の実を使った腕輪も作りますよ!

奈良から発信!「大和橘」の魅力に迫る_2

奈良から全国に発信している大和橘の魅力にふれてみませんか?
お申込み、お待ちしています。
↓↓↓
http://nhmu.jp/class/21243

なら橘プロジェクトについて、詳しくは下記のHPをご覧ください。

なら橘プロジェクト推進協議会
http://www.tachibanakaidou.jp/
なら橘プロジェクト「奈良の橘が結んだ多様なネットワークで日本を代表するブランドへ」
http://www.mebic.com/collabo/4536.html
橘街道プロジェクト(近畿経済産業局)
http://www.kansai.meti.go.jp/7kikaku/tachibana/tachibanakaidou.html

(なさ)