奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

オシャレな酎ハイと、とっても熱い先生の授業

2019.12.22 | 授業 | by Staff

12月22日(日)の授業「かわいいフルーツのサワーをどうぞ ~猿沢池畔の生搾りサワー専門店~)」に従事しました。
この授業の教室・生搾りサワー専門店「color」は、SNSなどにUPされているのをよく見かけて、オープン時からずっと気になってたお店!
なんといっても、旬のフルーツをふんだんに使い、オシャレに盛り付け!?されているサワーの可愛いこと!
しかもメッチャ美味しそう!!
「いつか行ってみたい!」
ずっと思ってました。
なので今回の授業は、ワクワク感がたまりませんよ(^^♪

オシャレな酎ハイ_1

教室に到着し、みなさんの受付をしていると、先生自らみなさんのオーダーを聞きに!
みかん、リンゴ、リンゴとジンジャーetc.
どれも美味しそうな酎ハイで、学生のみなさんもかなり迷っている様子・・・(笑)。

オシャレな酎ハイ_2

授業の冒頭、学生のみなさんに好きなお酒の種類や参加動機などをお伺いしました。
お酒なら何でもOK!って方、お酒は飲めないけどお店が気になってた方など、やっぱ奈良ひとまち大学の授業に参加いただく方って、いろんな想いを持ってるんだな~って改めて思いました。

授業の様子については、「ひとまちレポート」をご覧ください☆彡
「生搾りサワーで旬のフルーツを味わう」
http://nhmu.jp/report/33839

さて、オシャレな酎ハイを飲みながら(やっぱカワ(・∀・)イイ!!酎ハイ♪)、授業は淡々と進みました。
「お酒が大好き!」という奥田先生は、かなりのこだわりをお持ち。

オシャレな酎ハイ_4

お店の内装からレイアウトまで、そのほとんどを先生自ら手掛けられた話や、なぜ生搾り酎ハイの専門店をオープンしようと思ったのか!?そのきっかけの話、酎ハイの歴史のことまで。
また、奈良が大好きだという先生。
奈良の魅力の話や、その発信手段、奈良を盛り上げていくための奈良の楽しみ方や、ちょっぴり寂しいと思われている奈良の夜の楽しみ方の話などなど。
とってもお熱い話をしていただき、みなさん(・_・D フムフム と興味津々!

オシャレな酎ハイ_5

だったんですが、なんとっ!!
先生、熱くなり過ぎて、1時間半かけて話す内容を50分ほどで話しちゃったみたいで・・・。
「もう終わっちゃったんすけど・・・」と先生!
「無理~、ダメ!!まだオワレナイ・・・」とワタクシ!

ってな訳で、2杯目のドリンクを注文!
1杯目とは違った酎ハイを選んだ学生さんたち!

オシャレな酎ハイ_3

ちょっとほろ酔い気分で写メったり、先生に質問したりと、授業時間は少し短くなりましたが、みなさんにとても楽しんでいただけたと思います。
フルーツとお酒がミックスされたとっても甘~~い香りのなか、少し熱さのある授業でした。

(どすこい)

かがやく茶畑

2019.12.20 | 授業info | by Staff

1月26日(日)の授業「安全な食とボランティア活動のこと ~畑ヘルパー倶楽部ってなに?~」の案内です。
畑ヘルパー倶楽部とは、農家さんをお手伝いするボランティアグループです。
お手伝いの御礼に、自然農法で作った野菜・お米・お茶などの農産物をいただきます。
詳しくは畑ヘルパー倶楽部のホームページをご覧ください。
http://nglnara.xsrv.jp/

かがやく茶畑_10

今回の授業では、会社員をしながらこの活動を始めた畑ヘルパー倶楽部代表の見掛加奈さんに、この活動を始めたきっかけや活動を通して得られた経験、農作業をする達成感、食べ物を大切にする気持ち、農家の方に感謝していただける喜びなど、会社員時代には味わえなかった数々の貴重な体験をお話しいただく予定です。

かがやく茶畑_2

さて、実はわたくし“もじゅ”は、いつも授業を担当するにあたり、可能な限り事前に体験させていただくのがお決まりになっています。
今回も例によって、このボランティア体験させていただきました。

今回お邪魔したのは、2011年に奈良ひとまち大学で授業をしていただいた竹西農園の竹西多香子さんがご夫婦で営まれている茶畑です。
今回の集合場所は、こちらの竹西農園 遊茶庵。
お茶やお米、野菜などの農園を営む竹西さんが、2004年にご自宅横にオープンされた日本茶カフェです。
無農薬・有機栽培の淹れたての日本茶や、茶葉を使用したスイーツを楽しむことができます。

かがやく茶畑_3

そこから、竹西さんの車で作業をお手伝いする農園に向かいました。
窓から見える晩秋の田原の景色は何とも言えず素晴らしかったです。

かがやく茶畑_4

農園に到着、目の前に広がる壮観な景色。
頼りない私が、ちゃんとできるのか・・・。
ちょっとドキドキです。

かがやく茶畑_5

今回お手伝いする農作業は、どんな作業かというと・・・茶畑の間に生えている草を引く作業です。
畝の上に出ているこの草をきれいに抜き取ります。

かがやく茶畑_6

そして、これが作業後。

かがやく茶畑_7

朝10時から夕方16時まで5人がかりで丸一日の作業。
他の茶畑もあるそうで、それらを全部の作業を終える頃には、また新たな草が生えてきているそうです。

有機農法でお茶を育てている竹西農園は、除草剤などを使わず、1年中こういった手作業を中心に、畑の手入れをしているとのこと。
言葉では気軽に有機栽培や自然農法などと言いますが、自分自身が少しでも携わることで、これだけの手間暇がかかっているということに驚きました。
また、畑作業の全く経験のない私“もじゅ”でも、 疲れ半分、楽しさ半分・・・無心になってできる充実した時間を過ごさせていただきました。

そして、田原の澄み切った空気で英気を養って帰るだけでなく、作業のお礼として農家の方から、このようなものをいただくことができるのです。
いかがですか、興味がわいてきませんか??

かがやく茶畑_8

さて、授業の案内に戻りますね!
見掛さんがこの畑ヘルパー倶楽部の活動を始めて丸4年。
この有意義なボランティア活動は、ソーシャルビジネスとして今後も持続可能な形で続けられるよう、更なる発展をめざして新たな活動にも取り組んでいます。
授業当日は、そのようなこれからの展望についてもお話しいただく他、今回私がお邪魔した竹西農園の竹西多香子さんにもお越しいただき、農家側からのお話もお聞きします。
また、日本茶インストラクターでもある竹西さんの、お茶の淹れ方ワークショップも楽しんでいただく予定です。

田原の大自然に囲まれながら、安心安全の食材作りに少しでも力になれる何とも言えない充実感・・・。
日々の生活に物足りなさを感じているあなたッ!
まずは畑ヘルパー倶楽部のボランティアをやってみてください!!

かがやく茶畑_9

でもその前に、授業でお話を聴いてみませんか?
たくさんの申し込みお待ちしております。
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/33338

(もじゅ)

大和の朝は茶がゆで明ける

2019.12.18 | 授業info | by Staff

茶がゆ。

大和の朝は茶がゆで明ける_1

奈良を代表する郷土料理のひとつです。
江戸時代の農学者・大蔵永常(おおくらながつね)の著書『日用助食 竈の賑ひ(にちようじょしょく かまどのにぎわい)』にも、「大和國は農家にても、一日に四五度宛の茶粥を食する也・・・」と記されています。
今でこそ、お店やホテルの朝食などで提供される特別な料理になっていますが、「大和の朝は茶がゆで明ける」という言葉があるように、かつての奈良では朝食の定番だった家庭も多かったそう。
1月25日(土)の授業「『おかいさん』はソウルフード ~茶がゆのある食卓の風景~」では、大和の茶がゆ文化を伝える活動をしている飯田むつみさんにお話を伺います。

大和の朝は茶がゆで明ける_8

大和の茶がゆは粘り気がなく、さらっとしているのが特徴とのこと。
さて、どうやって作るのか?
「すごく手間暇かけて作るものなんだろうか??」と気になっていたところ、「どんな風に作るか、見てみますか?」と声をかけていただき、飯田さんのお宅にお邪魔してきました。

まずは洗ったお米をお鍋に入れ、水につけておきます。
そのときに、お茶っ葉を入れた袋=「茶袋(ちゃんぶくろ)を一緒に入れておきます。

大和の朝は茶がゆで明ける_2

4時間以上経ってから、その鍋を火にかけます。
沸騰してから10分程度炊いたら、できあがり。

大和の朝は茶がゆで明ける_3

あら、ちゃんと準備さえしておけば、普段の朝のルーティンに組み込めるぐらいの手軽さ。
びっくり!

大和の朝は茶がゆで明ける_4

実際に食べてみると・・・あっさりしていて美味しい!!
茶がゆはお茶で炊いている以外、調味料などは何も入れないので、味そのものは淡泊。
だから、おかずには、ちょっと塩気や甘味があるもの、お漬物とか小鉢で出てくるお惣菜などがぴったり。
食材は、できるだけ奈良県産のものや、自分が作ったものにこだわりたいという思いから、奈良県産のお米や大和茶、飯田さんお手製のぬか漬けや小鉢が並びます。
素材を活かした優しい味が、ほっこりと心に沁みわたります。

大和の朝は茶がゆで明ける_5

家庭の味として誕生した大和の茶がゆ文化を絶やしたくないという思いから、10数年前から活動を始めた飯田さん。
活動を始めて、あることに気づいたそう。
それは、茶がゆに欠かせない道具を取り巻く諸事情のこと。
例えば木杓子。

大和の朝は茶がゆで明ける_6

1本の木を削って作る、結構手間がかかるものなのですって。
かつて、奈良県南部では盛んに作られていましたが、茶がゆ文化が廃れるにつれ、作る人がいなくなったそう。
文化が途絶えると、それを支えるモノもなくなっていく。
そういったことも含めて、もっと伝えていかなければと今、感じているそうです。

茶袋は晒を使って作ります。
粉茶と呼ばれる細かく砕いたお茶を袋に入れて炊くのに使うのですが、使い込むごとに色が変化してくる様子、分かりますよね。

大和の朝は茶がゆで明ける_7

授業では、大和の茶がゆ文化や、飯田さんの幼い頃の食卓の想い出などを、茶がゆを目の前で作っていただきながら伺います。
ぜひお申込くださいね!

お申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/33333

(なさ)