奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

気づけば・・・

2016.09.23 | 授業info | by Staff

2014年8月、私のかねてからの野望・・・奈良ひとまち大学で、奈良の近代建築めぐりの授業が初めて実現しました!!
それは、「なんと、素敵な、レトロ建築 ~南都銀行の歴史と経営理念~」。

気づけば・・・_1

奈良は仏像や古い建物が多く、それぞれの楽しみ方やエピソードも奥深くておもしろいのですが・・・。
理由は自分にもわかりませんが、明治~大正時代のなんとも言えない、レトロな雰囲気が好きなのです。
生まれてもいない「昔」ではあるのですが、なにかノスタルジック感がとてもオシャレで惹きつけられます☆

気づけば・・・_2

さて、私と同じようなレトロ好きのみなさまにご好評いただき、前回はかなりの倍率となった南都銀行本店の見学ができるこの授業、なんとこの度~~~!再び開催することが決まりました。(イエーイ!!)
10月28日(金)の授業「なんと、素敵な、レトロ建築 その2 ~南都銀行、その歴史と経営理念~

南都銀行本店は、東向商店街を南に歩いていくとアーケードの出口あたりに現れる、趣のある柱や壁、ガス灯のオブジェ・・・の、あの建物です。

気づけば・・・_3

興福寺のすぐ隣だし、春日大社の参詣道にもなっている三条通沿いに、なぜこんなにもオシャレな洋風建築が建てられたのか?とっても不思議ですね。
本当に、よくぞよくぞ残っていてくれました!!

気づけば・・・_4

明治期建築(明治27年)の奈良帝国博物館(現:なら仏像館)が、似非洋風建築だと不評だったことから、奈良公園周辺での洋風建築物は、景観に合うよう和洋折衷で建てられたと、2015年4月の授業「奈良で生まれた近代和風建築 ~探訪、仏教美術資料研究センター~」で学びました。しかし、この南都銀行が建てられたのが、大正15年ということから、数十年経つと、「ん~・・・ま、いっか!」ってなったのでしょうか?

南都銀行を建てた長野宇平治さんは、明治28年に(旧)奈良県庁舎を和洋折衷で建てているので、「えっ?知らんかったわぁ」ってことないはずだし・・・。
う~ん、謎ですねぇ・・・
ハッ。Σ(@_@
あれから2年、気づけば知らない間に、奈良の近代建築についてそれっぽく語れちゃってるじゃないですか~~?!
これも奈良ひとまち大学の授業のおかげですね!
みなさんもぜひ、そんな明治・大正期の奈良に思いを馳せるひとときを過ごしてみませんか?

気づけば・・・_5

厳戒体制な銀行の中を見学できる機会なんてなかなかありません。
今回は、約1時間、外観と建物内を見学していただき、30分程度、南都銀行の歴史と歩みについてお話いただく予定です。
もちろん、今回も360度奈良を見渡せる屋上の見学も行います!!
詳しくは、2014年8月の授業の前に書いた「ひとまちブログ」をご覧ください。
「ぜっけ~かなぁ!!」
https://nhmu.jp/blog/info/6597

ぜひこの機会をお見逃しなく!!
お申込お待ちしております!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/26494

(もじゅ)

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