奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

好きなことを仕事にするって!?

2023.07.28 | 授業info | by Staff

8月26日(土)の授業「食堂の店主は行政書士!? ~5つの仕事ができちゃう理由~」のご案内です。
今回の授業の先生である奥本さんは、授業のタイトルどおり、「とんかつ店」「銀河食堂」「行政書士」「キッチンカー」「本の執筆」という5足の草鞋を履く、エネルギー溢れるパワフルな人です!(^^)!

好きなことを仕事にするって

そんな奥本さんとの出会いは約7~8年前、奥本さんがダンスチームを作って生涯学習センターで活動していた頃に遡ります。
窓口で他愛もない会話をするうちに、奥本さんから「今度、お店をするんで食べに来てくださいね~」とチラシをもらったのですが、そのお店が「銀河食堂」でした。
そして、その話のなかで私が「銀河で思い出したんですけど、以前、仕出し弁当の『とんかつぎんが』っていうお店があって、美味しくてよく食べてたんですよ」と言ったら、奥本さんが「それ親父の店です(^-^;)」と言って、びっくりしました。

好きなことを仕事にするって

そしてその時、「跡を継げばイチからするよりプレッシャーがないからいいのに・・・」というようなことを言ってしまいました。
奥本さんはこの時「それはそうなんですけどね~」と言って、何とも言えない表情というか、とんかつぎんがをそのまま継ごうと思っている感じではなかったので、余計なことを言ってしまったなと思いました。
私としては、あんなに美味しくて評判の良いお店だから続けてほしいと思ったし、何より既に太筋のお客さんもいるんだから・・・と思ってのことですが、今から思うととても失礼なことを言ってしまったと反省しています。
奥本さんには、この時のことを覚えているか聞いていませんが、恐らく授業のなかで話が出てくると思いますので、当時の奥本さんの心境についてお聞きしたいと思います。

さて、それから約5年ぶりにお会いしました。

好きなことを仕事にするって

インスタグラムやツイッターで奥本さんがどんなことをしているのかは知っていましたが、私が知っていたのは「とんかつ店」「銀河食堂」「行政書士」までだったので、「キッチンカー」と「本の執筆」までされているとは、本当に驚きでした!(^^)!

好きなことを仕事にするって

そんな奥本さんに、今回は「働くということ」と「夢と仕事」という大きな2つのテーマでお話を聞きたいと思います。
人は生きていくために仕事をしてお金を稼ぎますが、好きなことを仕事にしている人、仕事はお金を稼ぐためで本当にやりたいことは趣味にしている人など、いろんなパターンがありますよね。
奥本さんは、次のように話していました。
「好きなことを仕事にする」ことと「好きな仕事だけをする」は大きく違う。
一見、自分は次々と夢を実現している人のように思われるかもしれないが、自分ではそうは思っていないし、すごくもなんともない。
思うように生きること、生きるために働くこと、どちらも難しい。
僕は、前者を人にお勧めすることはできない。
それでももし、思うように生きることを選びたいという人がいるなら、自分の経験のなかから役に立ちそうなことをお話ししたいと思う。

授業では、奥本さんが今後、力を入れていきたいと言うキッチンカーがお目見えします!(^^)!
キッチンカーで作る揚げたてドーナツを食べていただきますので、乞うご期待!!

好きなことを仕事にするって

そして今回の授業の教室は田原公民館。
なぜ?と思った方も多いと思いますが、これには奈良が大好きな奥本さんの思いがあり、ドーナツとも深い関係があります。

好きなことを仕事にするって

このあたりの話も、授業でお聞きしたいと思います(^^♪
ぜひお申込ください!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39764

(おーちゃん)

音楽の力が世界を変える!?

2023.07.23 | 授業 | by Staff

私が勤務している公民館で活動している音楽のグループの会員のご子息が、本日の授業「世界の子どもに届ける音楽 ~僕とワールドシップオーケストラのこと~」の先生の農澤明大(のざわあきお)さんということで、お父さんに似ているのかなーなんてワクワクしながら教室へ向かいました。

教室内でスタンバイしてくださっている1人の男性。
今回の授業の担当者“たかねぇ”に紹介され、先生にご挨拶。
「お顔は・・・あまり似ていない・・・かなぁ」なんて心の中でつぶやきながら、暑いなかお越しくださる学生のみなさんをお待ちしていました。

音楽の力が世界を変える

授業が始まると、先生から自己紹介・・・の前に、学生のみなさんへ先生から質問が。
「なぜ今日参加しようと思ってくれたのか、手を挙げて教えてください。」
「ワールドシップオーケストラの活動に興味があって参加してくださった方ー?」
・・・(パラパラと手が挙がる)
「音楽が好きな方ー?」
「はーい」(全員が挙手)
なるほど、みなさんは音楽が好きなんだ!と納得。
先生も「なるほど!」と納得されているようでした。

音楽の力が世界を変える

授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「7月23日(日)の授業に参加して」
https://nhmu.jp/report/40177

先生とバイオリンとの出会いは、幼稚園のころ。
幼稚園にバイオリンを弾きに来る人を見て「ぼくも弾きたい!」と思ったのが始まりだそうです。
今日も先生のバイオリンの演奏を聴かせていただけると楽しみにして来ました。

音楽の力が世界を変える

先生の自己紹介のなかで、ご両親に触れる一幕がありました。
ご両親は忙しい方で、特にお父さんとはあまり会話もしてこなかったが、ふと気づくと同じ音楽の道を歩んでいる、と。
意識していなくても、親の背中を見て子は育つものなのですかね~。
なんだか素敵です。

さて、本題である先生の活動「ワールドシップオーケストラ」についての話では、先生の想いや活動のめざすものなどを聞かせていただきました。
活動のきっかけは、音楽大学3回生のときに起こった、東日本大震災。
これが人生を変えた大きな出来事だったそう。
音楽で自分に何かできることはないかと考え、同級生のシンガーソングライターの氷置さんとともにJR奈良駅前で路上チャリティーライブを行うなかで、「社会と芸術をどうつなげるか」というアートマネジメントや途上国の教育普及について考えるようになったそうです。

音楽の力が世界を変える

ワールドシップオーケストラは、参加者(音楽家)が費用を負担して、海外に演奏を届けに行くという活動で、オーディションを行って参加者を決定するほどの人気ぶり。
活動を通して得るものが大きいということなのだと思います。
純粋に音楽を楽しむ人たちが集まり、演奏を届けることで、ご自身も音楽に救われているのかもしれないなと感じました。
このワールドシップオーケストラの活動については、みなさんからたくさんの質問があり、あっという間に授業の終了時刻となりました。

最後に先生から、「環境のせいとか、『○○のせい』とできないことを並べていても、何も変わらない!道を切り拓くのは自分自身だ」という強いメッセ―ジをいただきました。
これからも素敵な音楽を世界中に届けてほしいなと思います。

(ピョニー)

水戸市の名店が奈良にキター!

2023.07.21 | 授業info | by Staff

「焼き菓子と言えばWENIKO(ベニコ)」と水戸市でその名を馳せていた「MAISON WENIKO(メゾン ベニコ)」が、2022年4月に奈良市西木辻町に移転してきました。
春日中学校にほど近いところにある、この可愛らしい外観のお店がMAISON WENIKO。
移転先を奈良に決めて色々物件を探している時に、この外観にヒトメボレして、この場所にお店を開くことを決めたそうです。

水戸市の名店が奈良にキター

オーナーパティシエールのWENIKOさんは東京出身で、大学卒業後に菓子職人を志し、東京の洋菓子店で経験を積みます。
そして、学生時代から憧れていた、ジャムの概念を変えて「ジャムの妖精」と呼ばれたクリスティーヌ・フェルベール氏のいるフランス・アルザス地方を訪れ、「MAISON FERBER(メゾン フェルベール)」でも修業を積んだそうです。
9月2日(土)の授業「フランス伝統菓子を伝統のまちで ~フランスのお菓子と奈良のこと~」の先生をお願いするためにお店へ伺った際、いくつか焼き菓子を買ったのですが、タルト生地にフランボワーズのジャムが入ったタルトリンツァーがとっても美味しかったです!

水戸市の名店が奈良にキター

つい焼き菓子を買ったけれど、お店にズラリと陳列されているジャム、これも欲しーい!
なんといっても、クリスティーヌさん直伝のジャムですからね!
シンプルにアツアツのトーストに塗って食べるも良し!
バターとのハーモニーを楽しむのも良いですね!
あぁ、ヨーグルトに入れるのもまた一興!
酸味と甘みが混然一体となって、舌の上で優雅に、そして上品に踊ってくれるでしょう!
変化球にソースとして使ってみるというのはどうだろうか?
いやはや困りました。
食べてもいないのに想像がドンドンと膨らみます!
きっと食べれば食べるほどお腹が減ってくるんでしょうね!!

水戸市の名店が奈良にキター

さて、美味しさのあまり少し熱くなってしまいましたが、お菓子の話はさておき、授業の話に戻りたいと思います。
先生は、旬の果物の美味しさやフランスの伝統的な行事について、お菓子を通して知ってもらいたいという思いでお菓子づくりをしています。
なので、極力ピューレや冷凍品は使わず、旬の時期の果物を加工して、伝統に基づいた形でお菓子を提供されています。
そうなんです!
旬のものにこだわっているので、先ほど触れたタルトリンツァーが美味しかったので暫くしてからまた買いに行ったら、「フランボワーズのストックがなくなったので、また来年」とのお返事!
あぁ残念。

水戸市の名店が奈良にキター

授業では、なぜ奈良に移転したのか、ご自身のお菓子づくりに対する思い、お菓子を通して奈良の人々に知ってもらいたいことなどについてお話を伺います。
もちろん、先生自慢の焼き菓子もいただきますよ!
メニューは、お菓子「ミニアニョーパスカル」とジャム、お菓子に合った紅茶です!

水戸市の名店が奈良にキター

なんだかお菓子の美味しさしか語っていないような気がしますが、兎にも角にも、奈良ひとまち大学の人間が授業内容よりここまでお菓子の美味しさを語るのは珍しいことです。
1人の人間を魅了するほどのお菓子を作る方のお話、聞いてみたいと思いませんか?
みなさんのお申込お待ちしております!
http://nhmu.jp/class/39767

(よっしー)