奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

「和菓子」と言えば・・・

2016.07.03 | 授業 | by Staff

みなさんにとって「和菓子」と言えば・・・?
さてさて、どんなお菓子を思い浮かべますか?
団子・大福・羊羹・どら焼きなどなど、美味しい和菓子がたっくさんありますよね。
私にとって「和菓子」と言えば、「薯蕷(じょうよ)饅頭」です。

「和菓子」と言えば・・・_1

この饅頭、もともと中国伝来の食べ物ですが、日本では奈良が発祥の地なのですぞ。
ということで、奈良発祥の食のルーツを探るべく、7月3日(日)に授業「東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 at 漢國神社 ~和菓子の原型、饅頭のルーツに迫る~」を開催しました。

「和菓子」と言えば・・・_2

どんな授業だったかって?
それは、おふたりの授業レポートをご覧あれ。
生駒市在住 なっちゃんさん
「神社や和菓子の奥深さ」
http://nhmu.jp/report/26580
奈良市在住 N.Mさん
「『東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 at 漢國神社』に参加して」
http://nhmu.jp/report/26675

授業の前半は解説&見学、後半は和菓子作り体験だったのですが、1時間で3種類の和菓子を作るという、初心者にはなかなかハードルが高い内容だったかも。
でも、みなさん苦労しながらも楽しそうに作っておられましたよ。

「和菓子」と言えば・・・_3

和菓子のお供といえば・・・?
こんな繊細で美しい和菓子とともにいただくのは、やっぱりお抹茶ですよね。
私のミッションは、試食タイムにお抹茶(薄茶)を用意すること。
お湯を沸かしてポットに入れて、お抹茶を点てるタイミングを見計らって・・・と、準備万端!のはずだったのです。。。
それが、さて点てるぞ!!となったとき、お茶碗を温める用のお湯が足らないことに気づくのです。
痛恨のミス・・・。
そこからハチャメチャのバッタバタがしばらく続きました。

また、茶道って流派が異なると点て方が異なるのです。
今回お抹茶を点てる担当のふたりの茶道経験者がまさしくそれで、違いは「泡」。
一方は余り泡をたてない、もう一方はふわっと泡をたてる。
まぁ、どっちも美味しいんですけどね。
最後の一碗を出せた瞬間、全身の力が抜けるぐらいほっとしました。

「和菓子」と言えば・・・_4

東アジア文化都市2016奈良市のHPにも授業の様子が掲載されています。
ぜひご覧ください。
イベントレポート(アーカイブ)
東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 at 漢國神社 ~和菓子の原型、饅頭のルーツに迫る~

「和菓子」と言えば・・・_6

漢國神社の梅木春興宮司、寧楽菓子司 中西与三郎の中西克之さんはじめ職人のみなさん、ありがとうございました。

最後まで読んでくれた方へ耳より情報☆彡
*毎年4月19日に漢國神社境内の林神社で饅頭祭が行われます。
例大祭は11時から始まりますが、お饅頭の引換整理券の配布は10時から。

「和菓子」と言えば・・・_5

詳しくは、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
スタッフがレポートしてますっ!
「林神社 饅頭まつりに潜入!」
https://nhmu.jp/blog/info/10453
*寧楽菓子司 中西与三郎では、店内で和菓子作り体験をされていますよっ!!
http://www.naramachi.jp/rokubouan/taiken.html

(なさ)

Go NEXT! in NARA

2016.06.25 | 授業 | by Staff

「授業のお手伝いをするのはいつ以来だろうか」と思いながら、教室の藝育カフェSankakuの近くで、プロジェクターやパソコンなどの機材やら、奈良ひとまち大学と書いたのぼり旗やらを車から出して、他のスタッフとともによいしょよいしょと運びます。

さて、本日の授業「『夢のない私』が奈良で見つけたこと ~20代女子のNEXTミッション~」の私の最初の仕事は、お店の入り口に奈良ひとまち大学ののぼり旗を安全かつ分かりやすく、そして美しく立てること!
・・・・・・これが結構手間取ってしまいましたぁ(*_*)
のぼり旗を立てている間には、「今から何が行われるのか?」と道行くみなさまの視線を浴びます・・・!
少し日が暮れていた商店街には店頭の明かりもちらほらと、夜の雰囲気が感じられました。

Go NEXT in NARA1

今回の授業は、NPO法人ならゆうし理事の春田千尋さんと、NHK奈良放送局放送部ディレクターの梅原純一さんを先生に迎えて開催しました。
授業のお手伝いが決まる前にNHK「U-29」の放送を拝見し、「奈良でこんなふうに働く若者がいるのだなあ」と感じていたので、今回の授業にとても興味津々で臨みました。
教室内の机のセッティングも完了!

Go NEXT in NARA1_2

スタッフと先生方との最終打合せも落ち着いた模様。
そんなおふたりに近づいて、いざお声掛け・・・!
実はギリギリ「20代女子」である“もりぞー”にとって、奈良のためにと奮闘される同世代(と言わせてください)の春田さんと、さらに年下世代だという梅原さんは、同世代(と何度も言いたい)の星!尊敬のマナザシの対象!!
思わず「授業前に写真とらせてください!」とアターーック!
おふたりの笑顔のショットを撮らせていただいちゃいました。

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学生のみなさんも続々とお越しになり、授業が始まりました。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「ミッションと気付きと春田さんと」
http://nhmu.jp/report/26253

最初に春田さんが奈良で活動するきっかけについて話してくださいました。
その後、「U-29」の映像を視聴し、番組制作についてのエピソードも交えて春田さんと梅原さんでのトークタイム。
春田さんが自分の仕事と向き合ってこられたというお話ももちろんですが、梅原さんも春田さんへの取材を通して自分の仕事を見つめられたと話されていたことが印象的でした。
学生のみなさんからも、自分の仕事やキャリアビジョンを見つめる刺激になったとの意見も飛び出しました。

Go NEXT in NARA1_4

授業では、春田さんも梅原さんも今後の夢や野望?などを、さまざまに生き生きと語ってくださいました。
おふたりそれぞれの今後のin NARAの活躍から、ますます目が離せないですね!!

(もりぞー)

日本舞踊初体験

2016.06.25 | 授業 | by Staff

6月25日、「美しき日本舞踊、その歴史と魅力 ~着物で体験、日本舞踊~」に、スタッフとして参加してきました。
小雨の降る生憎のお天気。
私の晴女伝説は破られてしまいましたが、せめて学生のみなさんが来る時には止んでほしいと願いつつ・・・。

そんななか、藤間流日本舞踊 師範の藤間巡子先生とお弟子さん方が早々に到着され、学生のみなさんに着付ける着物を並べられます。

日本舞踊初体験_1

「浴衣を着て受付されたらどうですか?」と先生に言われ、それではわたくしが・・・・・・ハイ(^o^)/

藤間先生に着付けていただいたのですが、これが速い!速い!!
アッという間に大変身!(多分3分かかってません!)

日本舞踊初体験_2

「子どもたち40人に着付けてるんですよ!みんな浴衣を着ると、笑顔になりますよ!」
そういえば、先生は市内の小学校で日本の伝統芸能を次世代に伝えるという活動もしているとのこと!納得!!
浴衣を着ると背筋が伸びて、私も嬉しくなりました。

そうこうしているうちに、受付が始まりました。
学生のみなさんはほぼ女性。
好きな色・柄の浴衣と帯を選んで、先生とお弟子さんが手分けして着付けてくださいました。

日本舞踊初体験_3

着付けも終わり、みなさんが先生の前に横1列に座ると、圧巻ですね!
華やかで美しいぃ~^_^

日本舞踊初体験_4

先生のお話のなかで、
「着物を着て、全身を引き締め、着物を着ているという美意識を持つことが大切です」
とおっしゃったことが印象深いです。

まずは、扇子の開け方閉め方。
必ず右手で扱うという作法があるのです。
次は実際に動いてみましょう!
まずは正座から。
両手は足の付け根に置き、右足を少し後ろへ引き、そしてゆっくり座ります。
扇子を膝の前に置き、両手を床に付け、ゆっくり頭を下げます。
お辞儀って実は難しいんですね!
浴衣を着ていると背筋が伸び、何度か練習していくうちに、綺麗にできるようになりました。

日本舞踊初体験_8

では、音楽に合わせて踊ってみましょう!
長唄「七つになる子」スタート!
先生から、指の折り方、足の踏み方、まわり方を習います。
学生のみなさんは真剣そのもので、時々先生も本気モードになって、厳しい声が!
手と足が合いませ~ん。
難しいぃーーー(@_@)

日本舞踊初体験_6

日本舞踊のお稽古は鏡を使わず、先生の所作を見ながら学びます。
先生は、習う人の前では鏡のように反対に踊れないといけないとか。
そう、先生は左右対称に踊れるのです。

お稽古を始めて1時間が経過。
お弟子さん方の模範舞踊を見て、こんなに素敵に踊りたい!という気持ちに火が付いたのか、何度も通し稽古をして、最後には先生からお褒めの言葉をいただきました。
みなさん、よくがんばりました!^_^

日本舞踊初体験_7

最後に先生から。
「授業当初と比べると姿勢や顔つきがまるで違っています。
着物を着ると、女らしさ・男らしさが際立ちますが、それにあぐらをかくことなく、もう一歩踏み込んで、着物を自分の一部のように扱えるともっと女らしく男らしくなります」
との助言をいただきました。

最後は、着ていた浴衣を畳み、大きな声でご挨拶!
「ありがとうございました」

充実した2時間でしたね。
浴衣を脱いでも背筋が伸びたまま、所作が美しいです。
みなさん、名残惜しい様子で先生を取り囲み、お話に花が咲きます。

その話に聞き耳を立てていると、どうやら自主グループができる方向で話が進んでいる・・・?
これは奈良ひとまち大学初の自主グループ結成かっ!?
興味のある方は飛鳥公民館(電話:0742-23-2804)へお問い合せくださいね!

(さとちん)