奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

物欲と奈良愛のはざまで

2015.10.25 | 授業 | by Staff

どうも!
犬派か猫派かで言えば、最近は猫派に傾きつつある“よっしー”です!!
メインクーン飼いたい!

10月25日、僕はベセルを教室に開催した授業「奈良のおもろいもん、あります」に行ってきました!
ベセルには猫雑貨があると聞いていたので楽しみにしていたのですが、教室に到着して見てみると、所狭しと猫グッズが!うひょー、キューツ!!

物欲と奈良愛のはざまで_2

そんななか、ふと商品ケースに目をやると、なんと、あの日本が誇る天才時計師の三浦氏が作った腕時計が!
数年前、腕時計好きの僕は、この時計がとっても欲しかったんですが、お値段がそれなりにしたので手が出なくて断念したのを思い出しました。
マニアックなものを置いてるなぁと思いつつも、授業の準備を始めていたら、今度は僕好みの黄色の奈良Tシャツが!欲しい!!
ダメだ!この教室は、僕と相性が良いのか悪いのかわからん!
仕事に集中せねば!

物欲と奈良愛のはざまで_1

なんとか物欲を振り切ったところで、授業がスタート!
授業については、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良の情報発信源 ベセルの店主にお会いしました。」
http://nhmu.jp/report/25139

ベセル店長の井上さんは、なんと1階の奈良漬屋さんと親戚関係だそうで、それが縁で元々喫茶店だったスペースを改装して始めたそうです。
なるほど、だから奥の方に喫茶スペースがあるんですね!

物欲と奈良愛のはざまで_3

また、「アレがほしい」と目的を持ってお店に来てもらうためには、「何かのついで」に来た人や「たまたま通りかかった」人を多くつかまえるかがポイントだとおっしゃっていました。

話が進むうちに、学生のみなさんも熱が入ってきたのか、質問がドンドンと出始め、あっという間に授業が終了しました。

授業終了後、少し時間があったので、先生とスタッフで話していたところ、「授業の中でも触れたけど、奈良は夜が早い。『たまたま』の人をキャッチできるチャンスが少ない。なんとか盛り上げていきたい」ということもおっしゃっていました。

物欲と奈良愛のはざまで_4

また、商品についてもみなさんの意見に耳を傾けて工夫を凝らしているそうです。
僕の気に入った黄色の奈良Tシャツも、「値段が高い」という意見があったので、ご奉仕価格で頑張ってみたそうです。
それを聞いた僕は・・・
「え、この生地でその値段!?それは頑張り過ぎちゃうん。
 いや待てよ、このままの値段なら、お昼代をちょろまかして貯めれば僕でも買える!!
 でも、奈良で頑張ってはるし・・・
 あんま安すぎたら、首のところがすぐダルダルになるかもって警戒して売れへんのちゃうん。」
悩んだ末・・・「この生地でその値段は頑張り過ぎじゃないですか!?」って言いました!ビバ、オレ!エライ!
まぁ、言ったら言ったで、井上さんもどっちの意見がエエのか悩んではりましたがw

物欲と奈良愛のはざまで_5

そんなこんなで夜も更けてきたので、井上さんにお礼を言って帰りました。
ありがとう井上さん!
あと、黄色の奈良Tシャツを値上げするなら、僕が買ってからにしてくださいネ!

物欲と奈良愛のはざまで_1

(よっしー)

かわいいイラスト大集合

2015.10.24 | 授業 | by Staff

見てみてー!!
かわいいと思いませんか!?

かわいいイラスト大集合_5

10月24日の授業「イラストでつなぐ、人とまち ~絵を描くこと、奈良を愛すること~」の先生が手書きした、ウェルカムボードですよ!
先生は、イラストレーターのmittoさん。
奈良が大好きなmittoさんに奈良の魅力についてのお話をしていただき、mittoさんと一緒にオリジナルブローチも作れちゃうという、イマジネイション溢れまくってる授業です。

教室の「ホ・スセリ」は、奈良きたまちの東向北商店街にある「さくらバーガー」の2階、お店に入って階段を昇った先です。
私が到着した時には既にお店の前に奈良ひとまち大学の緑ののぼり旗が立っていたので、颯爽とお店へイン!
しかし!
「1名様ですかー・・・?」とお席に案内されかけたので、着ているひとまちポロシャツをさりげなく指差しつつ、「2階に行きたいんすけど・・・」と控えめにアピール。
すぐに察してくださったお店の方が優しくお店の奥の階段を教えてくださったので、無事到着!!
・・・これは、学生のみなさんを店先で受け止めて案内しなくては、私みたいにドギマギしちゃうかもな!いや私が挙動不審なだけかな!?とかなんとか思いつつ、お店の前に立ちますぞ!と密かに決意したのでした。

かわいいイラスト大集合_2

私が到着した頃には既に、教室のいたるところに、かわいいイラストの入った冊子やポスター、チラシなどが盛りだくさん・・・かわいいー!!!!
そして、冒頭で紹介したウェルカムボードに授業案内を書いてくださるmittoさん。
・・・さらさらさらー・・・
おー!すげー!すげー!と、描かれていくのを見ながら興奮するスタッフたち。。
mittoさんが関わっておられるイベント「ならしかの休日」のプレが授業の後に「ホ・スセリ」で行われるため、洋菓子店「mellowtron(メロウトロン)」の商品も並べられています。
(詳しくはコチラ→ https://nhmu.jp/blog/info/9377

かわいいイラスト大集合_4

かわいすぎるやろーーーー!
惚れてまうやろーーーー!!
そんな心の叫びが聞こえないように、必死に堪えるスタッフたち。。

さて、先ほどの決意どおり、店先で学生のみなさんを待ちます・・・そう、良い天気だったんですよ・・・東向北商店街は人通りも絶えなくて・・・
ひとまちポロシャツを着ている私を見つけて声をかけてくださる学生のみなさんをお店に誘導し、全員お揃いになったところで教室へ合流!
既に机の上には絵具や道具が並んで、mittoワールドが広がっていました。
なんと、教室の奥には更なるイラストが・・・!!
あとで絶対写メ撮ろ!

かわいいイラスト大集合_1

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「鹿だけじゃない!?奈良のまち」
http://nhmu.jp/report/24297

さてさて、mittoさん、かなり緊張気味とのことですが、壁に飾っているもののお話から。
スリランカの子どもたちに自転車を贈る活動のロゴの制作、オレンジカフェのポスター制作、富雄フェスからつながった出会いなど。
また、絵は小さいとこから大きいとこまで、どこにでも書けることから、たくさんの夢が広がっていることを語ってくださいました。

お話の後、学生のみなさんの1人1言自己紹介タイム・・・。
奈良ひとまち大学がお世話になっているフォトグラファー都甲ユウタさんも参加されていて、口火を切ってくださいました。
いつもありがとうございます!

続いてワークショップの時間!オリジナルブローチを作りますよ!
絵がどうしても自分では描けないという人には、mittoさんが下絵を書いてくださるとのことです!これは超プレミアじゃないっすか?!

かわいいイラスト大集合_7

絵の具を塗っていきます!背景から塗った方が塗りやすいとのことです!(by mittoさん)
・・・・・・・・・。
みなさん、とっても集中して描いています・・・。
あ、すいませぇーん・・・写真を撮ったり、近くを(控えめに)ウロウロするスタッフの声も小声になりつつ・・・ところどころで、みなさんの楽しそうな声もちらほら聞こえてきます。
絵の具を塗って、ドライヤーで乾かして、裏にピンを接着剤でつけたら・・・完成ー!!!

かわいいイラスト大集合_6

みなさんそれぞれの色が出て、とても素敵ですね。
かわいいイラストに囲まれて、ほっこりした時間となりました。

(もりぞー)

寄席文字の伝統にふれて

2015.10.20 | 授業 | by Staff

7月25日は、蝉の声が響き渡り、ジリジリと肌が焼けるような暑い夏の日差しが降り注いでいました。
この日の授業は、「文字が変えた、私の人生 ~女性初の寄席文字書家!~」。
スタッフとして、奈良市生涯学習センターへ行ってきました。

寄席文字の伝統にふれて_1

汗だくになりながらも、少し早めに教室に辿り着くと、既にのぼり旗や机・椅子が整っていて、ビックリ!!
スタッフの“ピョニー”・“Mochi”、サポーターさん、いち早くご準備いただき、ありがとうございました。

寄席文字の伝統にふれて_2

準備が終わり、学生さんをお出迎えしようと玄関先へ向かうと、ロビーでギター&マンドリンのコンサートが開かれていて、人々が溢れています。

寄席文字の伝統にふれて_3

この状況では、学生さんと他の方の区別がつかないので、今回は仕方がなく教室で待つことに。
教室に戻ると先生がいらっしゃったので、ご挨拶すると、素敵な笑顔で丁寧にお辞儀をしてくださりました。
本日の先生は、寄席文字書家の橘 右佐喜(たちばな うさぎ)さんです。
右佐喜さんは、桂ざこばさんと笑福亭鶴瓶さんが出演されていた有名な落語番組「ざこば・鶴瓶らくごのご」で、その日のお題を寄席文字で書き上げる役割を担われていました。
右佐喜さんから、名前の由来や落語界のちょっと笑える裏話などの興味深いお話を伺い、授業の前からとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。

寄席文字の伝統にふれて_6

暫くすると、学生さんが次々と集まって来られ、予定どおり13:30から授業がスタート。
「ミーハーで、テレビに出ていた橘さんに会えるのを楽しみに参加しました」
「落語が大好きで寄席文字は凄く親近感があり、将来は自分で書きたくて参加しました」
と、みなさん期待を抱いて授業に臨まれていました。

先生の話やあそび文字体験を通じて大切な何かを得たからでしょうか、それとも、先生からの寄席文字のプレゼントが素敵だったからでしょうか、授業を終えた学生さんたちの様子を伺うと、とても満足気な表情を浮かべておられました。

寄席文字の伝統にふれて_5

寄席文字の伝統にふれ、その技術を習得するための努力や人との関わり方の大切さについて、改めて考える良い機会になり、私にとっても、かけがえのない時間になりました。
本当にありがとうございました。

(おかちゃん)