奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

寺ガール・寺ボーイになろう

2013.10.29 | 授業info | by Staff

質問です。
Q.昔のお坊さんで知っている方を何人か思い浮かべてみてください。

何人ものお坊さんのお名前が浮かんできましたよね。
きっと、そのなかに鑑真さんのお名前が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

鑑真さんと言えば!
今から1250年以上前、幾多の困難を乗り越えて唐から日本に渡り、お亡くなりになるまでのわずか10年という短い時間のなかで、仏の教え、薬品・食料品(一説には砂糖や味噌、そして素麺の由来となる索餅)、経典など、当時の日本にはなかった貴重なものを
日本に伝えてくれたのでした。

わずか10年。たった10年なんです。
その10年の生き方で、1250年の時を超えて、今も多くの方に「鑑真さん」と呼ばれ慕われている・・・。
それって、めちゃくちゃすごいことですよね!

それに、もし鑑真さんが日本に来日していなければ、夏の風物詩「流し素麺」の元となる素麺が伝わらなかったかもしれないのです(食い気に走った!)。

寺ガール・寺ボーイになろう_3

そんな鑑真さんがお亡くなりになって、今年でちょうど1250年。
11月24日(日)の授業「鑑真和上が伝えたコト、モノ ~唐招提寺で学ぶお寺の愉しみ~」では、その大事な年に、ここ唐招提寺で、執事の石田太一さんより「鑑真さんの伝えたコト・モノ」について学びます。

寺ガール・寺ボーイになろう_1

鑑真さんのお話を伺った後は、石田執事に境内を案内していただきながら、僧侶ならではのお寺の楽しみ方についても学びます。
ゆっくり境内を歩いて自分だけの場所を見つけたり、ご朱印をもらったり、仏さまに手を合わせたり・・・など、仏教の世界観に浸りながら、寺ガール・寺ボーイになりませんか?

寺ガール・寺ボーイになろう_2

みなさん、ぜひお申込みください★

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/15906

*唐招提寺プチ情報*
鑑真さんが持って来た味噌と同じ製法で作られた味噌「招提味噌」は、唐招提寺の売店で買うことができます。
お土産におひとついかがですか?

(かっぱ)

声をかけてくれたらありがとう

2013.10.27 | 授業 | by Staff

10月27日、もちいどのセンター街にある「藝育カフェSankaku」で行った、奈良ひとまち大学の授業にスタッフとして参加しました。
奈良ならでは、を世界へ届けよう ~街の魅力をバイリンガルで発信~」という授業で、先生は『naranara』編集長の前田展広さんでした。

声をかけてくれたらありがとう_1

ひとまち大学の認知度も高くなってきたのか、受付で立っていると話しかけられるようになりました。
入口がひとつしかないので、必然的に挨拶しなければならない空気でしたが、嬉しかったです。
ただ単に私が話しかけやすい雰囲気なのかどうかは、よくわかりませんが・・・。

声をかけてくれたらありがとう_4

簡単に授業の内容を説明しますと、前田先生は、バイリンガルフリーペーパー『naranara』を発行した経緯や思いを熱く語っておられました。
その次に行った、この授業の特色であるワークショップでは、「私が紹介したい奈良」の画像で盛り上がりました。

授業については、「ひとまちレポート」もご覧ください。
「フリーペーパーからのメッセージ」
http://nhmu.jp/report/16424

私は、奈良に移り住んでから9年が経ちますが、まだまだ知らない魅力的な場所がたくさんあることを知らされました。
ひとまち大学の授業に久しぶりに参加して、初心に戻りました。

今回、学生の方に「ひとまち大学のスタッフの方って普段どんな仕事をされていますか?」と聞かれました。
シンプルに、「奈良市の公民館職員です」と答えました。
ひとまち大学は、授業で知り合った先生や学生さんとの関わりによって成り立っています。
だから、学生さんが来てくれるだけで、授業を計画したスタッフが嬉しくなります。
みなさん、ぜひ授業に参加して、スタッフに気軽に声をかけてください。

声をかけてくれたらありがとう_3

学生のみなさん、いつも授業を受けに来てくださって、ありがとうございます。
また、ぜひ授業に申込みしていただけたらありがたいなぁと思う次第です。

(まさまさ)

魂の授業!!と言わせていただきます

2013.10.26 | 授業 | by Staff

10月26日、「モンゴルで出合った、幸せのカタチ ~2013年、奈良で暮らす理由~」を開催しました。
ひとまちブログは2回目の登場、“matsuo”です。

ご多分に漏れず、モンゴルと言えば「白鵬」「大草原」「チンギスハン」くらいしか思い浮かばない私。
(残念ながら「キン○マン」に出てくる超人「モンゴルマ○」は知りませんでした(TдT)。子どもの頃、見てたんだけどな、「キン○マン」。)
今日は一体どんなお話を聞けるのだろうと、学生のみなさんと同じ気持ちでワクワクしながら準備のため教室へ。

魂の授業!!と言わせていただきます_1

今日の教室は、近鉄学園前駅北口から徒歩5分の「Cafe MG」。
美味しいコーヒーがいただけるお店♪ということで、ドアを開けると、ぷわんとコーヒーの良い香りが。
あ~、癒されます~。

魂の授業!!と言わせていただきます_2

・・・いや、癒やされていたらイカンのです。
仕事に来たのです。授業の準備をしなければ。
といっても、Cafe MGの2階のテーブル配置などをちょこっと変えるだけ。
あっという間に準備完了!
そこへ、本日の先生、宇野陽一さん登場。

魂の授業!!と言わせていただきます_3

ひとまちのポスターを見て、「男前な方だなあ~」と思っておりましたが、本物(?)も、やはり男前!
今日の学生さんが全員女性なのも、もしかしてこのせい!?
・・・とかなんとかmatsuoが余計なことを思っている間、宇野さんはモンゴルの伝統的な衣装にお召し替え。
足元(ブーツ)から頭のてっぺん(帽子)まで、モンゴル一色!!
なんだかこちらも気分が盛り上がってまいります。

そうこうしているうちに学生さんも揃い、さっそく授業スタート。

魂の授業!!と言わせていただきます_4

授業の内容は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「まるまるそのまんまぜんたい」
http://nhmu.jp/report/16587

スクリーンには、宇野さんが青年海外協力隊としてモンゴルに赴任されていた際の写真が次々と映し出されます。

しかし、なんてきれいな空の青さ!
なんて印象的な子どもたちの目の輝き!!
冬は最低気温がマイナス30℃にもなるという厳しい自然環境のなかで、たくましく、力強く、いきいきと生きる人たちの姿に惹きつけられます。

魂の授業!!と言わせていただきます_5

が、宇野さんのお話は・・・
“ああモンゴル・・・。
 大空を仰ぎ、大地に根ざし、自然と共に生きる。
 そんな生活に憧れる。
 そんな国に行ってみたい・・・☆”
・・・というような、そんなお話ではありませんでした。

モンゴルの社会問題である格差についてマンホールチルドレンを取り上げて語り、教育の大切さを訴え、そして、宇野さん自身の奈良への熱い思い、大きな夢を教えてくださいました。
その詳細については、もう、とてもじゃないけど書き尽くせません!!

とにかく、熱かった!!
理屈じゃなく、なんというか、魂のこもったお話。
胸に迫るものがありました。
宇野さん、がんばれ!!私も応援するよ!!ていうか私もがんばるよ!!
そんな気持ちにさせてくれる、本当に素晴らしい授業。

魂の授業!!と言わせていただきます_6

学生さんは、夕方になり少し肌寒くなった空気のなか、宇野さんの熱い思いをしかと受け止め、それぞれ帰って行かれました。

これぞ奈良ひとまち大学!
これぞ魂の授業!!
と感じた、佳き秋のひとときでした。

(matsuo)