奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ならまちの老舗

2012.05.26 | 授業 | by Staff

授業「古き良き奈良を語り継ぐ ~語り部が伝える昔話の魅力~」に、スタッフとして参加してきました。

スタッフとして、やっとひとまち大学の授業に慣れてきました。
私の仕事は、教室の案内人として外に立っていることが多いです。
緑の奈良ひとまち大学のポロシャツを着て、緑の大きな“のぼり”を持って立っているので、教室に来られる際の目印にしていただければ幸いです。。

ならまちの老舗_1

今回の教室は、元興寺にほど近い「砂糖傳増尾商店」です。
店頭には、美味しそうな砂糖菓子が所狭しと並べてありました。
先生は、砂糖傳増尾商店 常務取締役の増尾正子さんです。

ならまちの老舗_3

お店の中にある座敷にお邪魔して、増尾さんのお話を聴くことができました。
座敷の奥には手入れの行き届いたお庭があり、風情がありました。

ならまちの老舗_4

増尾さんのお話は、奈良町界隈での幼少期の頃のお話から始まり、元興寺で遊んだ記憶などを懐かしそうに話されました。
授業内容の詳細は授業レポートをご覧ください。
タイムスリップ

いつの間にか増尾さんの話に引き込まれ、ひとときの間、私も小さい頃に戻って思いを馳せていました。
増尾さん、魅力的なお話をありがとうございました。

ならまちの老舗_2

(まさまさ)

知っ得!?奈良筆

2012.05.26 | 授業 | by Staff

こんにちは。
今回は、都跡中学校の近くにある“あかしや”にて、授業「古いけど新しい、奈良筆ワールド ~創業約390年の老舗を探訪~」を行いました。

今日は晴天で、初夏の日差しがジリジリと地面を照り付けていました。
授業に向けて“のぼり”を立てたりしましたが、ちょっぴり肌が焦げましたよ・・・。

知っ得!?奈良筆_1

そんな暑いなか、19人の学生のみなさんが頑張って来てくれたのが嬉しかったです。
ありがとうございました。

教室をのぞくと、白を基調とした清潔感あふれる内装になっていて、化粧筆コーナー、書道筆・筆ペンコーナー、実演コーナー、名品展示コーナーの4つにわかれていました。
いろんな種類の筆を一堂に見ることができたり、筆づくりの実演・体験も楽しめるステキな空間でしたよ。

知っ得!?奈良筆_2

授業は、株式会社あかしや社長の水谷豊先生の「筆の歴史」の説明から始まり、「筆の正しい使い方」「良い筆の見分け方」と続いていきました。
詳しい授業の様子については、授業レポートをご覧ください。

歴史ある奈良筆を体験!

良い筆とは、毛先がまとまり尖っていてコシの弾力があるものだとおっしゃっていました。
100円均一の筆とあかしやの事を比較して説明を受けたのでとてもわかりやすかったですよ。

知っ得!?奈良筆_3

続いて、伝統工芸士の松村文夫さんによる奈良筆の実演も行われました。

知っ得!?奈良筆_10

筆づくりは、柔剛程良く10数種類の獣毛を組み合わせ、書き手の使いやすい筆を作っていくのだとおっしゃっていました。
このように作られていく奈良筆ですが、太筆1本に何本の獣毛が使われているのか、みなさんはご存知ですか?
太筆1本に9,000~10,000本の獣毛が使われているそうですよ。
本数の多さにびっくりでした。

また、化粧筆の使い方についての説明や筆づくり、書道・絵手紙の体験も行われました。
学生のみなさんは、それぞれ興味のあるコーナーへ行って奈良筆の魅力を実感されていました。
みなさんの真剣な表情と時折見せる満面の笑みがとても印象的でしたよ。

化粧筆の使い方を聞いています

知っ得!?奈良筆_5

筆づくり体験

知っ得!?奈良筆_6

書道体験

知っ得!?奈良筆_7

絵手紙体験

知っ得!?奈良筆_8

最後は、学生のみなさんから感想や質問をお伺いしました。

知っ得!?奈良筆_9

そのなかで、筆の手入れについて先生からレクチャーを受け、筆を長持ちさせる秘訣や補修の裏ワザまで教えていただきました。
ラッキー!!知ってお得な豆知識でしたよ。

今回の授業では、筆文化のお話やいろんな体験を通じて「奈良筆」の魅力に迫ることができました。
株式会社あかしや社長水谷豊さんをはじめ、伝統工芸士の松谷文夫さん、あかしや社員のみなさん、お忙しいなかありがとうございました。

(おかちゃん)

「あかしや」でお待ちしています

2012.05.23 | 授業info | by Staff

いよいよ、授業「古いけど新しい、奈良筆ワールド ~創業約390年の老舗を探訪~」が今週末に迫ってまいりました!

ここで、教室「株式会社あかしや」までのルート(徒歩)をご案内します。
授業に参加される方はもちろん、今回の授業には参加できない方でも気軽に見学に行くことができますので、ぜひ参考にしてください♪

まず、「あかしや」へ公共交通機関で行く場合、バス停・駅から徒歩20分ほどかかります。
天気の良い日はアスファルトの照り返しもありますので、飲み物などを必ずお持ちください。

次は、バスで行く方/電車で行く方の順で書いています。

★近鉄奈良方面からバスで行く方★

「柏木町」バス停を降りたら・・・。
バスの進行方向と逆に交差点「柏木町北」があります。

「あかしや」でお待ちしています_1

「柏木町北」交差点を西向きに渡り、そのまま真っ直ぐ歩いてください。

「あかしや」でお待ちしています_2

「珈琲風雅 ぷろばんす」の看板もあります。その横を真っ直ぐ。

「あかしや」でお待ちしています_3

そのまましばらく行くと・・・おっと、突き当り!?

「あかしや」でお待ちしています_4

いえいえ、この家の左側に道があるんです!
その道を真っ直ぐ進んでください。その先に信号が見えます。
信号は、こんな感じに見えます。

「あかしや」でお待ちしています_5

この信号を右に曲がると、こんな風景が広がります。
奥に見える白い建物が「あかしや」です。

「あかしや」でお待ちしています_6

GOAL!「あかしや」到着です!!

「あかしや」でお待ちしています_7

 
★「尼ヶ辻」駅から歩く方★

「尼ヶ辻」駅を降りると、こんな風景が目に入ります。

「あかしや」でお待ちしています_8

この薬局の前の道を、右に真っ直ぐ歩いてください。

「あかしや」でお待ちしています_9

大通り(三条大路)に出たら、東(近鉄奈良方面)に1kmほど進みます。

「あかしや」でお待ちしています_10

しばらく歩くと、「モスバーガー」の看板が見えてきます。

「あかしや」でお待ちしています_11

「モスバーガー」の手前の信号を右に曲がってください。
(右に向くとこんな感じの風景です。)

「あかしや」でお待ちしています_12

この道を400mほど歩くと、左側に「あかしや」があります。

「あかしや」でお待ちしています_13

授業では、代表取締役社長 水谷豊さんのお話や伝統工芸士の方のお話を伺い、奈良筆の制作過程を見学します。
後半は、奈良筆・化粧筆・筆ペンなどを、実際に触って・体験して・感じて、伝統に培われた技術とそれを活かした新しいビジネスを実感し、世界に誇る奈良の魅力に一歩近づいていきますよ!

みなさん、お気をつけてお越しください。
当日、みなさんに会えることを楽しみにしています。

(かっぱ)