奈良ひとまち大学

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奈良のお茶を飲む

●レポーター:橿原市在住 奈良産のうまさん

最近お茶を飲む機会が増えたので、
お茶について知りたいと思い参加しました。

場所は高畑の「はなや北川」さん。
ほっこりした民家のような喫茶店で、

奈良のお茶を飲む_1

お茶を飲む前の腹ごなしにいただいた
おぜんざいに体も心も癒されました。

奈良のお茶を飲む_2

先生の紹介の後、奈良のお茶の紹介と
実際にお茶を入れる体験、そして茶歌舞伎(利き茶)という流れで進みました。

奈良のお茶を飲む_3

お茶について、宇治や静岡くらいしか知らなかったので、奈良でもお茶を作っていることにまず驚きでした。
奈良県は土地が良いので、質の良いお茶ができること。
また、奈良県には茶商さんがいないので、農家の方が自由に沢山の種類のお茶を作っていることを聞きました。
とはいえ、沢山種類があるといっても、紅茶・緑茶の種類の違いくらいしか分からないだろうから、飲んだところで同じかなと思いながら聞いていると、お茶入れ体験が始まりました。

奈良のお茶を飲む_4

お茶入れ体験では、同じテーブルに座った5人1チームで5種類のお茶を入れては飲んでいきます。
すると、同じ紅茶・同じ緑茶でも、それぞれに色・香り・味の違いが!
お茶にも様々な個性があり、そして比べながらワイワイと飲むと、素人の私にも分かるものなのだと実感しました。
茶歌舞伎ではチーム対抗だったこともあり、
今日会ったばかりのメンバーで楽しく、しかし真剣に、お茶コミュニケーションを取れました。

奈良のお茶を飲む_5

今回授業を通して、私の中で一番の収穫だったことは、水出しのお茶の美味しさを知れたことでした。
茶歌舞伎で飲んだお茶は水出しなのにしっかり濃くて、お湯で入れたお茶よりも、お茶の味を感じられたように思います。
(お湯は自分たちで入れたもの、水は先生が用意したものなので、入れた人の腕の違いかもしれませんが(笑))

奈良のお茶を飲む_6

これを機に、奈良県産のお茶の良さを、どんどん飲んで知っていきたい、そう思える2時間半でした。

なお、強いて難を言うなら、
資料の綴じが縦横バラバラだったので、物の多いテーブル上で読みにくかったこと。
また、どの資料がどの話の時点で見るものなのかが分かりにくかったこと。
先に資料の説明があれば、もっと話が聞きやすかったと思います。

最後に、中島先生と、はなや北川さん、ひとまち大学の方々、素敵な授業をしてくださり、ありがとうございました!