非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

●レポーター:富田林市在住 ちーまま さん

非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)
垂仁天皇の命により、不老長寿の薬として常世国から田道間守(たじまもり)が持ち帰った木の実のことです
これが今でいう「大和橘」!
今回その「大和橘」で奈良を日本を元気にしようと活動されている「なら橘プロジェクト推進協議会」尼ヶ辻フィールド代表の久保田さんにお話を聞かせていただきました

まずは、垂仁天皇陵と言われている宝来山古墳を見学
全長227mの前方後円墳
古墳の中から鳥の鳴き声、堀では水鳥が泳ぐ、荘厳な雰囲気とほのぼのが同居する不思議な空間でした

非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)_1

その古墳の間近の休耕田で「大和橘」の栽培をされています
休耕田は本来柑橘類の栽培にはむいてないそうですが、柑橘類の生命力を信じ、「大和橘」ゆかりのこの地で栽培をされているそうです

非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)_2

垂仁天皇陵見学の後は、場所をサロン・ド・サラサラに変え、お話を聞かせていただきました
大和橘は万葉の昔から、人々に不老長寿・子孫繁栄の象徴として愛されていました
最近の研究で、大和橘には認知症の治療に役立つ成分・ノビレチンが多く含まれていることが判明しています
単なる伝説ではなく、大和橘は本当に不老長寿の薬なのかもしれませんね

非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)_4

その後、万葉の乙女が腕に飾ったという橘の腕輪を、大和橘ではありませんが(大和橘は大変貴重なのです)四季橘で作りました
清々しいその香りに平成の乙女も一時うっとりです(スイマセン、本当は昭和の乙女です)

非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)_5

貴重な「大和橘」を使ったお菓子とお茶もいただきました

なら橘プロジェクトでは、現在「大和橘」のオーナーを募集されています
万葉と現代を繋ぎ、そしてもしかしたら不老長寿も享受できるかも?しれないプロジェクトに興味を持たれた方は、参加してはいかがでしょうか