奈良ひとまち大学

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第175回授業に参加して

●レポーター:生駒市在住 naogonさん

この授業への参加を希望したのは、「幻の柑橘」の幻と「大和橘」の大和に興味を持ち、また電車の中から見ていた古墳と尼ケ辻という駅に降りるキッカケになるという2つの漠然としたものでした。

第175回授業に参加して_2

垂仁天皇の命により、田道間守(たじまもり)が不老不死の秘薬を求めて旅に出たお話。
尼ケ辻の名前の由来は、豊臣秀吉の弟の秀長の正室がこの地の尼寺の出身であり、その尼寺が由来であるとか・・・。
時代が幾重にも重なったこの地で日本古来の大和橘の栽培を始められたことに、ロマンを感じました。

第175回授業に参加して_1

冬の果物として安易に考えていた「みかん」。
本当に沢山の種類があり、実がなるまでどの種の「みかん」が実るのか定かでは無いというお話に驚きました。
大和という地に暮らしているのですから、古来の種のモノを口にする事が不老長寿にも繋がるように感じました。

第175回授業に参加して_3

今後、このような「大和橘」の栽培をはじめ、ご紹介いただいた金胡麻や菜種油、安易に安価なものに走らず、この土地ならではの手間暇かけた地のものへ目を向けて育てていく事がもっと必要なのだと思います。