薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界

●レポーター:奈良市在住 はっか さん

年の瀬が迫る日曜日。休みの日にしては珍しく、早起きして出かけました。
目的地は三条通りにあるSi-Ro三条。
授業「切り絵の世界へ、ようこそ! ~幻想の切り絵作家、石賀直之~」を受講してきました。

薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界_1

定刻になり授業スタート・・・と思いきや、まさかの受講者全員での自己紹介。
心の準備が無かった私は少し緊張してしまいました。
しかし、どんな人がどんな思いで授業に参加しているのかを知ることが出来ました。
石賀先生をはじめ、受講者の方々も穏やかな顔で自己紹介を聞いていらっしゃる姿が印象的でした。

薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界_2

改めまして、授業スタート。
石賀先生の切り絵はどのようにして創られているのか。
切り絵を始めたきっかけや、海外でのエピソード。
日中されている薬剤師のお仕事について。
たくさんのことを話してくださいましたが、個人的に興味深かったお話が2つほどありあます。

1つ目は、切り絵の制作方法です。
とても繊細な石賀先生の作品ですが、デザインは普通のコピー用紙にボールペンで直書きだそうです。
勢いにまかせて好きなように線を描いていくという、画才の無い人間からすると恐ろしい制作方法。
実際にデザインを目の前で書いてくださったのですが、ほとんど考える様子もなく1枚のデザインが仕上がっていく様はまるで魔法のようでした。

薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界_3

2つ目は、薬剤師のお仕事と切り絵作家のお仕事についてです。
石賀先生は、両者をわけて考えてはいないとおっしゃいました。
薬剤師のお仕事はとても疲れるけれど、夜に切り絵に向かうことで良い集中を保っているそうです。

二足のわらじを履くのは大変そうだと思っていたのですが、2つのお仕事が互いに良い刺激になっていることに驚きました。

そして、最後の約1時間では実際に切り絵体験をさせていただきました。
用意していただいた道具、デザインを使用しての体験でしたが・・・。
とても難しかったです。

薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界_4

道具は、今まで使ったことのない鋭角のカッター。
少しでも刃先が鈍ってしまうと上手くいかないそうで、途中で刃先のチェックもしていただきました。
デザインももちろん繊細なので、周囲からも「難しい!」「肩がこりそう!」という声が多数聞こえました。
私は授業時間内に完成させることは出来ませんでしたが、何か1つのことに集中するという時間は新鮮で気持ち良いものでした。

薬剤師さんが生み出す、切り絵の世界_5

そんなこんなで授業は終了し、あっという間の約2時間でした。
授業は終始和やかな雰囲気に包まれていて、とても楽しかったです。
ありがとうございました。
今後の石賀先生のご活躍をお祈り申し上げます。