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●レポーター:桜井市在住 よっしぃさん
1月30日、久しぶりに授業を受けさせていただきました。
小さいころから水木しげるさんの本を読んでいたほど、妖怪は好きでしたが、妖怪書家なる方がいることを授業内容で知り、どういった方なのかという興味から参加することになりました。
教室である奈良町資料館に集合し、まずは館長さんの南さんによる、ならまちについてと資料館内に保存してある道具について、クエスチョンコーナーなどがありました。
今も普通に使っているものが、電気のない時代だとこうなるのか!など、昔の人々の知恵を学ぶことができました。
そして、いよいよ本番!
狭い階段を登り、資料館の3階へ。
畳の上にビニールシートが敷かれ、机の上には半紙と硯。
学生の頃を思い出させてくれましたが、今回は書道ではありません。
部屋の壁には妖怪画がたくさん。
大きな白い半紙も壁に貼ってありました。
学生の皆さんが座り、今回の先生である逢香さんが登場!!
逢香さんの印象は、A○Bにいそうな可愛らしい女性。
学生の皆さんは硯を刷りながら逢香さんの自己紹介やお話を聞きました。
逢香さんは卒業間近の現役大学生だそうです。
また、前日にテレビにも出演されていたので、その話題で盛り上がっていました。
墨ができあがったので、用意されていた妖怪画や動物画の手本を見ながら半紙に絵を描いていきます。
文字を書いたことはありますが、絵を描くのは初めてで、ドキドキしました。
私は絵も下手な上、筆がうまく扱えず、苦戦していました。
学生さんが描いている間、壁に貼ってあった大きな半紙に逢香さんも太い筆で妖怪画を描いていってくださっていました。
霧吹きに墨を入れ、吹きかけると幻想的な図柄になったりするなど、筆だけでなく、いろいろな技法があるんだなと感心しました。
何枚か練習したあと、いよいよ本番。
皆さん、色紙に今日一番の絵を描きました。
逢香さんの大きな妖怪画も完成。
迫力のある鬼でした!
久しぶりに墨の匂いを嗅ぎながら、半紙に妖怪画を描くという、変わっていましたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。
ひとまち大学に興味を持っていた友人が喜んでくれたことも嬉しかったです。
また、いろんな授業に出てみたいです。