奈良ひとまち大学

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大和茶講座

●レポーター:奈良市在住 いのちゃんさん

東アジア文化都市2016奈良市コラボイベント「日本の茶伝来の地、奈良で茶を知る」に参加し奈良市矢田原町の大和茶研究センターにて受講してきました。

大和茶講座_1

講師の先生は3人で、主に奈良県茶生産青年協議会会長の久保田清徳さんがお話になりました。
今回の授業のメインは自分で手もみをしてお茶を作るという事で、約4時間くらい、先生の指導を受けながら茶もみをしていきました。
今では機械化が進み人の手で茶もみをすることがほとんど無くなったという昨今、貴重な経験をしました。

大和茶講座_2

順序としては、蒸し器で蒸されたお茶っ葉を「葉振るい」→「回転もみ」→「もみきり」→「でんぐりもみ」→「こくり」→乾燥させるまでを順々に指導していただきました。
ずっと立ちっぱなしの作業で、受講された方の中には「手がつりました」と言っている方もいました。

大和茶講座_3

授業の最初に出来あがった茶葉を見せて頂きましたが、自分で作ったものは、それにはとうてい及ばないものになりました。
でも作業している最中には、今日の夕飯にはこのお茶を飲もうと心に決めていました。
実際夕飯にお茶を入れたら格段に美味しかったです。

大和茶講座_4

授業の終わりに先生が、この奈良の地はお茶に最適な土地であるとおっしゃっていました。
この奈良の盆地特有の寒暖の差が大きく、それと空気の綺麗なのが幸いして美味しいお茶が作られるのでしょう。
同じ奈良市民として奈良の特産であるお茶を末長く愛飲していきたいです。
今日は本当にありがとうございました。