詳細
●レポーター:東京都板橋区在住 ティラミスさん
奈良で生まれたかわいい鹿のキャラクター、ROKUの授業に参加しました。
先生は amanojack design より、代表の三原賢治さんとイラストレーターの須蒲有希さんのお二人でした。
今でこそ台湾などの外国にもファンが多いROKUですが、海外進出には言語や法律など様々な壁があったとお話しされていました。
そのように苦労はしても、「単なるゆるキャラではなく王道を目指している」「奈良だけでなく日本の、そして世界のROKUになれる」という旨のお話があり、お二人のROKUに対する熱い思いが伝わりました。
授業の中で、参加した学生たちと、その場で須蒲さんが描いてプロジェクターに映し出されるROKUのイラストがコミュニケーションをとるような時間があり、キャラクターデザインとしてよく目にするポップなROKUではない、モノクロ手書きの素朴で温かみのあるROKUもとてもかわいい!という声が学生から上がっていました。
ROKUがプリントされた奈良ひとまち大学の新しいフライヤーやクッキー、須蒲さん手書きのROKUのイラスト(学生一人ひとり違うデザイン)を頂きました。
熱く今後の目標を語る三原さんと、少し照れ屋だという須蒲さん。
amanojack design のお二人の人柄が表れた楽しい授業でした。
参加していた他の学生さんの中には元々ROKUのファンだという方が何人もいて、地元関西の人から愛されているキャラクターなのだと感じました。
デザイン担当の三原さんは奈良にこだわる理由として、田舎感がちょうどいい、自分たちのペースで働ける、奈良の文化や歴史が強みになることがあるということを挙げられていました。
ROKUの仲間には大仏や猿沢池の亀などをモデルにしたキャラクターがいると知り、奈良の文化や雰囲気がROKUの世界観を創っているのだと感じました。