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日本の確かなものづくりの発展を目指す
●レポーター:奈良市在住 ひろりん さん
爽やかな初夏、少し和らいだ午後の日差しの中、授業会場“ちてはこカフェ”におじゃましました。
ちてはこ・・・変わった名前だなあ~と思っていましたが、「父の手(のように力強く逞しく)、母の心(のように優しく繊細にものづくりをしてゆきたい)」の頭文字をとったものだとお聞きし、納得。
強い思いがこもった名前だったのですね。
前半は、岩井さんの皮職人になるまでの経緯と手仕事への思い、日本の手仕事の現状についてのお話でした。
豊かになり、ものがあふれている現在の日本。
ネットでは、趣味でものづくりをしている人でも手軽に作品の販売ができるようにもなりました。
安いもの、流行のものを手軽に購入して、使い捨て感覚でものを利用する現在。
ものを大切に長く使っていた生活を子ども時代に知っている私としては、現状に疑問を感じるときもあります。
そんな現代日本で、高い技術を持った職人が生き残っていくために何が必要か?
後半では、次世代の職人を育成していきたいという大きな目標を熱く話されました。
ぬくもりを感じられる手仕事の魅力的な作品に魅了される人たちは増えてきているようにも思います。
日本の伝統的な工芸品に魅了され、職人などになる外国の方たちもいるとテレビなどで見たりもします。
日本が誇る高いものづくりの技術は、時代を超えて生き続けるのではないかな?と私は希望を感じています。
岩井さんが、ものづくりの未来を見据えて、夢とアイディアを熱く語る姿に感動しました。
今後のご活躍を期待しています!
休憩のときにいただいたプチケーキがとても美味しかったです。
次は、友達を誘ってケーキを食べに来たいなぁと思います!
楽しい時間をありがとうございました。