奈良の伝統墨に触れて

●レポーター:奈良市在勤 T.K さん

本日の授業は、三条通り近くのCafe Cojicaさんのお隣にある錦光園さんにて行われました。

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奈良の伝統品の中には、墨がありますが、今回は握り墨体験ができるということで非常に楽しみにしていました。
この奈良ひとまち大学の授業に参加する前から、奈良の観光案内のチラシなどで、近所で握り墨の体験ができることは知っていましたが、まさか実際に体験できることになるとは思ってもみませんでした。

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全国の墨職人は現在9名で、そのうち8名が奈良市に在住していらっしゃるということで、奈良市は墨で有名な場所だったのです。
奈良の伝統品がどのように作られるのかとても気になります。

墨の材料は、1.煤(すす)、2.膠(にかわ)、3.香料でできています。
それぞれ、どのようなものか参加者に回して見せて頂きました。
膠を溶かすと、動物の臭いがするので、それを消すために、香料を使うということです。

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体験では、事前に先生が墨を棒状にしてきれいに整えて下さるのですが、墨の丸め方はやはり素晴らしく、形も墨とは程遠い宝石のように輝いていました。

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体験した握り墨には、人それぞれの握り方やその人の指紋が付着するため、オリジナルの作品に仕上がります。
ところが、作品を人に見せようにも、すぐに空気に触れさせると墨にひび割れが生じてしまうとのこと。
お披露目は、暫く待たなければいけませんね~。

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