発見!大和丸なすの魅力

●レポーター:大阪府摂津市在住 くいだおれ花子 さん

今回は「ぼくらのつくる、おいしいもの ~奈良の野菜作りと味わい方~」と題して、奈良の伝統野菜・大和丸なすの生産に取り組む松本大介さんと、「くまちゃん農園」で菜園の運営や食育に携わっている熊木雅代さんにお話を伺い、大和丸なすの調理実習を行いました。

まずは奈良の伝統野菜と大和丸なすについて、松本さんにお話しいただきました。
伝統野菜とは、各地で古くから栽培・利用されてきた野菜の品種であり、各地の気候や食文化に合わせて代々受け継がれてきました。

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したがって味や形などがユニークなことが特徴です。
しかし1970年代以降の大量生産・大量消費の時代を経て、コスト面や調理のしやすさなどの観点から均一化が進み、伝統野菜は次第に姿を消していきました。

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ところが、近年その個性に再び注目が集まっています。
大和丸なすも奈良の伝統野菜の一つです。
よく似た形の伝統野菜として京都の賀茂なすが有名ですが、大和丸なすは賀茂なすと比べて実が小さくて、色が濃いそうです。

大和丸なすを手に取って見ることができました。
とても色が濃くてつやつやしていました。
この時期のなすは「ぼける」(=皮の色が薄くなる)ことが多いそうですが、見せていただいた丸なすはどれもしっかりと濃い紫色をしていました。
これも大和丸なすの特徴だそうです。
あぁ・・・おいしそう・・・!

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丸なすは一般的な千両なすよりも大きくしてから収穫するため、その分管理に気を付けなければならない期間が長く、手間がかかるそうです。
ちょっと割高なのも納得です。

次に熊木さんのご指導の下、調理実習を行いました。
大和丸なすは普通のなすよりもクセがないため、なすの苦手な方も食べやすいようです。
実際、熊木さんのお子さんはなす嫌いを大和丸なすで克服されたそうです。

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大和丸なす、恐るべし。
大和丸なすは、しっかりした肉質を活かし、よく火を通す調理法がオススメだそうです。
そこで今回の調理実習では、丸なすバーガーとなすのフライを作りました。

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調理実習なんて何年ぶりなんだろう、と少し懐かしい気持ちになりました。
丸なすバーガーは、なすをバンズに見立ててトマトとハンバーグとミートソースを挟んで作りました。
見た目のインパクトも大きく、SNS映え間違いなしでした。
大和丸なすはしっかりと焼いても型崩れせず、モチモチして美味しかったです。
フライは外がサクサクして、中のなすは柔らかくて甘かったです。
揚げ衣にマヨネーズを入れるとこんなにサクサクするとは驚きでした。
他にも、バーガーに挟むミートソースやジンジャーエールを作りました。
なかなか自分で作るのは難しいと思っていましたが、簡単に作ることができました。

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大和丸なすについて学んで、大和丸なすを存分に楽しむことができました。
今度スーパーで見つけたら大和丸なすを買って今日のレシピにまた挑戦してみたいと思います。