奈良ひとまち大学

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古墳の近くで古墳クッション

●レポーター:大和郡山市在住 kiko さん

2018年最後の3連休初日、聖武天皇陵近くの細い路地の先にある「宇宙椅子 cosmic re-chair」の工房に伺いました。
元はピアノの先生がレッスンやミニコンサートに使っておられた場所だそうで、外観から想像するよりずっと天井が高く、開放感のある空間です。

古墳の近くで古墳クッション_1

先生は、宇宙椅子 cosmic re-chair代表のフクトク クニヲさん。
40歳のころ、脱サラして椅子の張替え修理の学校に通った後、工房を構えられました。
「宇宙椅子」のネーミングは一度聞いたら記憶に残る言葉にしようと奥様が考案されたそうです。

古墳の近くで古墳クッション_2

最初は古墳の形の椅子を作り、その縁で高槻の古墳イベントに出店するために古墳クッションを始められました。
それから、5年の間に制作した古墳クッションの数は大小合わせてなんと4,000近く!

古墳の近くで古墳クッション_3

古墳クッションの制作過程を写真と実物で見せていただきました。
「不思議なことにほとんど迷いなく作ることができた」とおっしゃいましたが、創意工夫が随所に込められています。
古墳なので草色のイメージが強かったのですが、実際は様々な色柄があり大変カラフルです。
椅子の生地を使っているので、とても丈夫だそうです。

古墳の近くで古墳クッション_4

販売するものとは別に、実在の古墳をモデルにした古墳クッションや、巨大なサイズのクッションも制作されています。
古墳クッションを「うちの子呼び」したり、古墳に連れて(持って)行って写真を撮ったりする古墳ファンの方々のお話も楽しく、あっという間に時間が経ちました。

古墳の近くで古墳クッション_7

ティータイムにmoricoさんのガトーショコラとクッキー、月ヶ瀬健康茶園のほうじ茶を頂きました。
かわいい古墳クッションに、ほっと癒されるひとときでした。

古墳の近くで古墳クッション_6