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「厄」は怖くない!?歴史あるお寺、慈眼寺さん
●レポーター:大津市在住 りい さん
奈良女子大学の向かいにある「街のお寺」、慈眼寺さんで、「ディープに学ぶ、慈眼寺のこと」に参加させていただきました。
一本道を歩きお寺に着くと、温かいお茶のおもてなしが・・・。
嬉しかったです。
お寺の副住職さんがまず「厄」の話をして下さいました。
「厄」という字は崖でひざまずく人の形から作られたそうです。
由来や私たちのイメージでは不吉な感じがしますが、崖のふちにいる訳ではないのでそれほど恐れなくていいとのこと。
よく「厄除」を私たちはしますが、厄除の本当の意味は「人生の節目の人が、これから先あまり大きな災いが起らないようにお願いすること」だそうです。
厄年は人生の節目で、先のことを恐れているうちは人間幸せだと、本当につらい人は先のことなど恐れたりできないとおっしゃっていました。
「厄」のありがたい話を聞いた後は、副住職さんの人生のお話をして下さいました。
仏教から離れてみようと思ってしたことが結局は仏教に繋がっていたという話がすごく印象に残りました。
教師もされている副住職さん。
ジョークも交えながらハンパないトーク力で、私たちにおもしろく分かりやすくお話しして下さいました。
そしてお寺の裏には市指定文化財の柿の大木があります。
樹齢400年の柿の木はとても立派で美味しそうな柿がなっていました。
普段できない貴重な体験ができてすごく勉強になりました。
副住職さん!ありがとうございました!