奈良公園の小さな働き者に出会う

●レポーター:奈良市在住 けんけん さん

新聞等で紹介されていて、気になっていた「ならまち糞虫館」。

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少し奥まったところにありますが、その中は「へえ」がいっぱいのすてきな世界でした。

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館長の中村圭一さんのご講義で、糞虫との出会いや糞虫館を設立されるに至るまでのお話、糞虫の魅力やびっくり話まで、もっとお話を伺いたいと思うことばかり。

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日頃はあまり目につかない虫かも知れませんが、奈良公園を陰で支える、とても大事な働き者なんですね。
「糞虫が奈良公園から消えたらどうなる?」というクイズもあり、あの小さな体で奈良公園のみならず、奈良市の経済を背負っている(?)という話は、まさに目からうろこでした。

館内に展示されている国内外の糞虫たちは、初めて見るものばかりでしたが、その美しさにうっとり。
小さな体に金属光沢の美しさをまとった虫たちは、まさに自然の不思議を体現していました。
特に、オオセンチコガネは同じ種なのに地域によって色合いが違い、奈良公園にいるものは「ルリセンチコガネ」と呼ばれ、とても美しい瑠璃色です。

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また、海外の仲間たちには立派な角やとげがあるものもいて、なんとなく「仮●ライダー」を連想させるものも。
国内では約150種の糞虫が確認されますが、奈良公園では、そのうち約50種が観察されるとのことで、「糞虫の聖地」なんだそう。
それも、昔から変わらない自然が保たれてきたからなんですね。

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改めて奈良のすごさに感心するとともに、守り継がれてきた、この奈良の地の大切さも実感する授業でした。
中村館長をはじめ、皆様方、ありがとうございました。