奈良都民 ~きっかけは人それぞれ~

●レポーター:名古屋市在住 NU さん

今回のテーマである「好きな町と関わるヒントを教えてもらう」という内容に惹かれ、奈良市民ではないのですが、参加させて頂きました。
近鉄奈良駅から徒歩5分という駅近でありながら、趣のある古民家の「ゲストハウス奥」が教室でした。

奈良都民_1

廊下には、今回の先生であるグラフィックデザイナーの小西景子さんの作品が並び、奥へ進むとご本人が笑顔でお出迎えくださいました。

奈良都民_10

久しぶりにコタツに入り、ほっこりした所で授業が始りました。
(スペースの関係上、人によってはイスに座って。)

奈良都民_5

まずは、今回配布頂いた資料の中の「奈良履歴書」(就職活動時等に使用する履歴書のようなフォーマットのこれまでの活動一覧表)を元に、先生についてご紹介頂きました。

奈良都民_2

東京でグラフィックデザイナーとして会社勤務をされ、Webで見つけた「大和茶『と、わ』」のデザインコンペに応募、採用・商品化されたことにより再度奈良へ赴いたことをきっかけに、奈良通いが始まった、とのことでした。

先生は地図をモチーフとした作品を手掛けられることが多く、今回ご紹介頂いた主な作品は以下の4点で、授業の前半は、実際の作品を拝見させて頂きました。
この他にもウサギのキャラクターのもの等、多くの作品がありました。
(1)お茶の奈良「茶良」
(2)奈良の早起き朝ごはんマップ
(3)30人のコーヒー展
(4)蚊帳ふきん「ならまちマップ」

奈良都民_3

(1)お茶の奈良「茶良」
大和茶のイベントが年1回、近鉄奈良駅界隈で開催されており、初回の2016年に駅周辺の大和茶マップの製作を市役所の方から依頼されたそうです。
市役所の方がお店や宿を1軒1軒巡って、合わせて100軒も掲載のお願いに行かれたとのこと。
奈良は茶粥が有名なので、それなりにお店はあるのだろうと思ってはいましたが、その数に驚きました!

(2)奈良の早起き朝ごはんマップ
Facebookの雑談から実現した、有志6名で制作した近鉄奈良駅界隈で朝ごはんが食べられるお店情報(定休日や営業時間)が記載された地図です。
奈良在住のメンバーが集めた情報は最強。
是非、早起きして行ってみたいと思いました!

(3)30人のコーヒー展
きたまちのギャラリー「k3 gallery & factory」にて、同じくきたまちのコーヒー店「NORR coffee roasters」で販売されているドリップパックの白い袋に、30人の作家の方々の絵柄をプリントして展示・販売されたそうです。
今回の受講者は1人1個お土産として頂きました。
地図のイラストが可愛く、自宅で戴きましたが、とても美味しかったです!

奈良都民_4

(4)蚊帳ふきん「ならまちマップ」
奈良蚊帳を取扱う企業「丸山繊維産業(株)」から近鉄奈良駅界隈の地図柄でデザインの依頼をされた蚊帳ふきんです(ブックカバーも有)。
実は、個人的に予習をしていて、下御門商店街の近くの「ねっとわーくぎゃらりーならっぷ」というお店で販売さてれいるのは知っていました。
授業前に行こうと思っていたのですが、諸事情で行けなかったので、次回リベンジしたいと思います!

そして、後半には、ナッツいっぱいの美味しいケーキを食べつつ、今回の資料には載っていないリアルなお話を聴くことが出来ました。

奈良都民_6

先生はたまたま、子どもの頃から絵を書くのが好きだったからデザイナー(作って形にする)になり、「コンペ」という普段やっている仕事と違う切り口で奈良と関わるようになられたそうです。
様々なイベントに参加された経験から、何も「イベントをするといって、先頭に立つ人」がすべてではなく、「受付等事務方で裏で頑張っている人」が地味だけど大事な存在、と仰られていたのが印象的でした。

奈良都民_9

また、最初に参加者の簡単な自己紹介があったのですが、ハンドメイド作家さん、他県から移住された方、ご結婚を機にご夫婦で住まわれている方、他県から訪問された方、奈良市外の奈良県民、ご近所さん・・・と、実に様々な方が居られました。
好きな町との関わり方は様々で、自分の好きな場所で人それぞれの距離感で関わっていけば良いのだ、と感じました。

奈良都民_7

今回のテーマの通り「好きな町と関わるヒント」を、生の声としてたくさんお教え頂き、視野が広がりました。
あっという間の1時間半でしたが、私にとってはとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。

どの地域でも良い所はあると仰られていて、もしかして「灯台下暗し」で、「隣の芝生は青く見える」だけなのかもしれません。
でも、今回参加させて頂き、うまく言葉に出来ませんが、それでも私は奈良が好きだと実感しました。

奈良都民_8

私は特技は何も無く、正直文章を書くことは苦手ですが、このレポートを書くことで、私なりに好きな町に関わることが出来たのではないかと考えています。
もし、このレポートを読んで頂いた方がいたとして、「奈良ひとまち大学」や「奈良という町」に少しでも興味を持つきっかけとなれたら良いなと思います。
たまたまかもしれませんが、このような機会を作って頂いたひとまちスタッフの方々に感謝致します。
(偶然は必然だと思っています。)

そして、小西さん、当日お伝えしそびれてしまいましたが、愉しい貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました!
2020年も何だか良い年になりそうです。