古代のボードゲームで遊びませんか?

●レポーター:奈良市在住 かなゴン さん

近鉄大和西大寺駅より徒歩10分。
平城宮跡資料館に行ってきました。
朱雀門ひろばや平城宮いざない館には「ぐるっとバス」を使って何度か足を運んだことがありましたが、平城宮跡資料館には初めて来ました。

古代のボードゲームで遊びませんか

事前知識はゼロに等しかったのですが、古代のボードゲームを実際にプレイできるということで、ワクワクしながら、向かいました。

まずは、小田先生によるご講義です。
先生は土器を専門にされていて箸の文化の起源を研究されているのに、どこからどうして、“ボードゲーム”の話になるのか。
とても興味深いお話でした。

古代のボードゲームで遊びませんか

平城京から出土した土器から、韓国に繋がったり「万葉集」に繋がったり、何がどこにどう繋がるのか、予め分からないことが研究の面白さだなと、大学に現在通う身として、大変勉強になりました。

“ボードゲーム”の名前は「かりうち(樗蒲)」。
その名前は万葉仮名による言葉遊びなどの地道な研究から判明。
現代の韓国に「ユンノリ」というゲームがあることも「かりうち」研究のヒントに。
ルールは、「万葉集」に残る“歴史的事実”と、「ユンノリ」からの“推測”と、現代日本で流行るゲームの要素から加えた“アレンジ”を組み合わせて、公式として制定。
“裏側”を知れば知るほど、より早く「かりうち」で実際に遊んでみたくなります♪

古代のボードゲームで遊びませんか

さらに、この“ボードゲーム”の魅力を土師器研究から図らずも知ってしまった小田先生は、とてもステキな夢を語ってくださいました。
2020年から始動した「かりうちプロジェクト」をもっと大きくし、「かりうち」の地区大会、さらには平城宮跡での全国大会を展開すること。
そのためには、知名度を上げるとともに、現代日本を生きる我々でも楽しめるように工夫して改善することが重要だ。

古代のボードゲームで遊びませんか

なるほど、実際に2人ずつでチームを組み、プレイしてみると・・・
結構楽しい!!!
「連チャン」や「おんぶ」「どんでん返し」といった、わかりやすいルール。
そして、そのルールを理解した上で、チームで立てる“戦略”。
しかし、“運”の要素もあり、なかなか難しい。
私は、母と同世代くらいの方とチームを組み、父と同世代くらいの方おふたりのチームと対戦しました。
年齢・性別関係なく、自分のチームが優位だと興奮しますし、逆に負けてしまうと悔しくて、完全に夢中で遊んでしまいました。

古代のボードゲームで遊びませんか

奈良ひとまち大学の魅力として私は、年代も経歴もバラバラな、でも授業内容には同じように関心をもつ人たちと出逢えることだと思っています。
今回も先生を含めステキな大人の方々とお話しできました。

古代のボードゲームで遊びませんか

しかも今回はさらに、一緒にボードゲームで遊んで大いに盛り上がりました。
とっても楽しかったです。

機会があれば、皆さんもぜひ「かりうち」をプレイしてみては?