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ダムを散策
●レポーター:奈良市在住 ぷよ さん
奈良市民の水源、須川ダムの見学に参加しました。
普段は入れない蝉時雨が降り注ぐ桜並木の中をダムに向かいます。
右手に広がるダムを見ながら歩いて行くと期待がどんどん高まります。
ダムの入口で迎えてくれたのは奈良市企業局の職員さん。
挨拶のあと、すぐにダムに向かいます。
間近で見るダムは本当に圧巻です。
ダムの上から下を覗くと、ものすごい高さにクラクラします。
滅多に入れない取水塔にも入ることができました。
ダムは川の一部ということで、たくさんの生物が住んでいるそうです。
ここから緑ヶ丘浄水場まで10km。
水の長い旅を想像します。
続いて、ものすごい自然の中をどんどん歩いて行きます。
どこに向かっているのか、この時点ではわからなかったのですが、歩くのはとても気持ち良かったです。
着いたのは先程上から見学したダムの下!
見上げるダムは上から見るのとは違うすごさを感じます。
このダムの管理についての説明を聞きました。
企業局の職員の皆さんはもちろん、維持管理には委託業者の方々も携わってくれており、24時間365日、日々美味しく安全な水の為に頑張ってくれているそうです。
感謝せずにはいられません。
またてくてく歩いて戻ります。
今回、ダムの役割、普段の管理等、たくさんのお話を聞くことができました。
蛇口を開ければ当たり前に出てくる水が、たくさんの人たちのたくさんのご苦労と努力によって成り立っていることが良く分かりました。
当たり前だけど、当たり前ではない日常が実感でき、とても良い一日でした。
ダムの寿命は100年。
須川ダムは約50歳。
この当たり前に感謝しつつ水を大切に使っていこうと思います。
貴重な体験をありがとうございます。