奈良ひとまち大学

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私の実験的な1日

●レポーター:奈良市在住 いのけい さん

今回の奈良ひとまち大学の授業「実験的本屋ユニット『ヌリタシ』って? ~みんなで考える新しい働き方~」・・・「実験的」「新しい働き方」という言葉やその響きに惹かれて申し込みました。

授業当日、初めて行った「cojica books」さんは、柔らかい秋の陽射しをお店にたくさん取り込み、本棚の本たちも居心地良く気持ちよさそうに並んでいました。

私の実験的な1日

奥にあるフリースペースでの授業には、「本が好き」「副業や起業をしてみたい」「日常から離れた人たちと出会いたい」という参加者10名が揃いました。
講師のおふたり(ヌリ平さんとヌリ美さん)の自己紹介から始まり、私たち参加者の自己紹介もあり、和やかな雰囲気でスタートしました。

私の実験的な1日

前半は、ご夫婦でもあるおふたりの息のあったやり取りを交えながらの「どんな風に自分たちの活動が始まり、どんな風に繋がって広がっていったのか」というお話を聴きました。
ヌリ美さんの「モヤモヤした気持ち」を昇華するために作られたキャラクターの「ノーネンさん誕生秘話」や「ノーネンさんの活躍」についてのお話も楽しかったです。

私の実験的な1日

おふたりは「奈良は『ええやんエリア』で(周りの人たちが『ええやんええやん、やったらええやん』と、やりたいことをやろうとする自分たちを受け入れてくれる)、そのお陰で今の自分たちがいる」とのお話でしたが、奈良の懐の深さもありますが、おふたりの「本屋をやりたいという熱意や本への愛情」が、周りの人たちを引き寄せ、周りの人たちの気持ちを動かしたのかなあと思いました。

私の実験的な1日

後半は、参加者10名を2つのグループに分け、「モヤモヤした気持ちをひらがなに言語化し、そのひらがな1文字を1枚ずつカードに書き、その文字を並べ替え、違う言葉やフレーズに変換することで、そのモヤモヤした気持ちを昇華する(しよう)」というグループワークをしました。
参加者みなさんで、あれこれ話し合いながら笑い合いながらの作業は、私が今まで経験したことのない、とても面白い実験でした。

あっという間の1時間半の授業で、帰りには「ノーネンさんのしおり(グループワークでの戦利品)」と「ヌリタシ選書券」いう素敵なお土産もいただき、なんとも充実した時間となりました。

私の実験的な1日

講師のヌリ平さんヌリ美さん、よい時間をありがとうございました。
また最初から最後まで、奈良ひとまち大学のスタッフのみなさんの心配りや目配りを感じられる対応のお陰で、とても居心地よく過ごせました。
本当にありがとうございました。