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●レポーター:奈良市在住 りかちん さん
3月26日(日)、奈良ゲストハウス神奈寐にて開催されました、奈良ひとまち大学に参加させていただきました。
授業のテーマは「おいしいお米と発酵のちから」です。
私は最近のブームが腸活なのですが、その腸活には発酵食品がいいらしいということを知り、一度きちんと学んでみたいなという思いから応募しました。
実際に自分でも米麹を買ってきて甘酒などを作ったり、酒かすを使ってお料理をしたりするので、麹や酒かすについて学ぶいい機会になりました。
お話をしてくださった先生は、大和高原醸造所代表で杜氏でもある喜多正諭(まさつぐ)さんです。
ご自身の経歴と、お酒作りに対する思いを聞かせていただきました。
田原地区で美味しいお米に出会ったことで、その地をベースに活動されているとのことでした。
授業の前半は甘酒についてのお話でした。
美容・健康に大切な多くの栄養素についてのお話を詳しくしていただきました。
そして喜多先生が作っている甘酒と、甘酒で作ったアイスクリームを試食させていただきました。
甘酒の第一印象は、飲んだとき少し酸味がありました。
そのとき、「あれ?私が作るお酒と違う」と感じました。
その理由は、麹の種類だそうです。
一般には黄麹を使用するそうですが、先生は白麹を使用しているそうです。
白麹はクエン酸を分泌するので、すっきり飲みやすい甘酒になるのです。
後半はお酒についてのお話でした。
お酒の歴史について教えていただきました。
世界三大醸造酒である日本酒は国酒だそうです。
大神神社や春日大社では今も境内でお酒作りがされているとのことで、びっくりしました。
ちなみに大神神社では11月14日に醸造安全祈願祭(酒まつり)が行われるそうで、私も一度見に行きたいなと思いました。
今回私は初参加で、ちょっとドキドキしていましたが、あっという間の楽しい2時間でした。
また機会があれば参加したいです。