奈良ひとまち大学

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カフェを超えた空間

●レポーター:奈良市在住 晴 さん

12月22日、高の原にある「いつか森になるカフェ」さんの2階(普段はワーキングスペースとして利用されている)にて授業が行われました。
そこは見たことのないような沢山の植物が置かれており、
一見、カフェとは思えないような不思議な空間でした。

カフェを越えた空間_1

まずは皆で自己紹介をし、なぜこの授業に参加しようと思ったのかを思い思いに話しました。
カフェが好きな人、コーヒーが好きな人、
カフェを開きたい人、何らかのきっかけで「いつか森になるカフェ」を知り気になっていた人など、
皆それぞれ授業を受けたいと思ったきっかけが違っていたのがおもしろいと感じました。

その後、道端慶太郎さんからお話を聴きました。
以前にやっていた仕事のこと、研究のこと、社会企業家のこと、
自然を増やしたいという思い、カフェを開くきっかけ、今行っているプロジェクトのことなど、様々な興味深い話をしてくださいました。

カフェを越えた空間_3

お話のなかで一番印象に残ったのは、「属する場所が大切」という言葉です。
社会企業家の仲間たちがいる世界を知ってしまったから
もう後戻りはできないとおっしゃっていました。

カフェを越えた空間_2

目標のために昔の友人と距離を置いたりもしたそうで、
それほど熱心になれる何かを見つけることができた道端さんを
うらやましく感じてしまうほどでした。
(私もその何かを見つけるように頑張りたいと思いました!)

お話が終わった後、カフェの店長である道端章子さんが登場し、
質問などに答えてくださいました。

カフェを越えた空間_5

そして、章子さん作のニューヨークチーズケーキとコーヒーをいただきました。
甘いものは少し苦手なのですが、このケーキは食べやすく、とても美味しかったです。

ゆっくりした後、最後にひとりずつ感想を言い合い、授業は終了しました。

とても短い時間でしたが、おふたりの仕事について知り、
ご夫婦ともに素晴らしいお仕事をされているなぁと思いました。
全く違う夢に向かって走り続けているおふたりですが、
お互いが刺激し合っているからこそ、「いつか森になるカフェ」は存在しているのではないでしょうか。
カフェの枠を超えた「いつか森になるカフェ」を、今後も応援していきたいと思います。

カフェを越えた空間_6

この授業に参加させていただき、沢山の刺激をいただきました。
本当にありがとうございました。