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テレビから伝える情熱・伝わる情熱
●レポーター:川崎市在住 雨宮智花(ハープ奏者) さん
以前、私は奈良のきたまちにあるお店でこんな質問をしました。「何故いつもこんなにお店がキレイなのですか?」お店の方は少し照れながら「・・・キレイな所をさらにキレイにする努力はやっぱりしてますね。」なるほどです。
こんなやりとりから「素敵な人をさらに素敵に伝えていくお仕事」をされてる方のお話が伺ってみたくて、申し込みさせていただきました。
先生は、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」などの番組作りにも携わる築山卓観さんです。
お話は「番組制作の流儀」というテーマを軸に、企画書作り→内容構成思案→撮影→編集→番組オンエア当日→視聴者さんの反響までを、丁寧に解説してくださいました。
興味深かったのは、ドキュメンタリーの取材でのお話。取材先の方に「声をかけるタイミング」に気を配るそうです。またカメラが回っているため、更に気を付けるとのことでした。また取材は現場が勝負、「構成を決めすぎるとそれ以外の大事なものを現場で見落としてしまうから」だそうです。このふたつのお話はハッとさせられました。
築山さんの「伝える情熱」にノックアウトされた貴重な時間となりました。
最後に今日の授業でいちばん胸に響いたこと。
「番組制作は共感できることが大切。
いかに普遍性を持たせられるかです。」
築山さん、ありがとうございました。
奈良ひとまち大学のスタッフのみなさまありがとうございました。
この授業がきっかけでクラスメイトができました。後日奈良で再会して授業について感想を話し合えたことも嬉しかったです。