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●レポーター:京都市在住 みわ さん
今回、「澄んだ空気と宮水で酒を造る ~都祁で生まれる地酒の魅力~」に参加させてもらいました。
まずは、西田酒造株式会社さんへ。
ここでは、日本酒・清酒の歴史、西田酒造株式会社さんの歴史、最近の日本酒の需要についてのお話がありました。
清酒は、奈良・正暦寺が発祥と言われています。
濁り酒は、それ以前にもあったそうですが・・・清酒が生まれたのは奈良なんです。
そして、日本酒の需要について。
最近は「日本酒ブーム」という言葉をよく聞いていたので、日本酒の需要が増えていると思っていたのですが・・・実際は減っているそうです。
私は正直凄く驚きました。
あとは、西田酒造株式会社さんの歴史について。
西田酒造株式会社さんの日本酒「両白(もろはく)」は、酒造技術が非常に高く、天下第一と評される正暦寺の「南都諸白(なんともろはく)」から名前をいただいているそうです。
次は、蔵へ。
普通、日本酒を作ってる蔵には、作ってる人しか入れないそうですが・・・特別に入れていただき、もろみを見せてもらいました。
初めて見る、もろみ・・・感動でした。
簡単に、日本酒が出来るまでの話を聞きました。
作り始めてから瓶に詰めるまで、2ヶ月ほどかかるそうです。
時間がかかるのはわかっていましたが、思ってた以上なので、またまた驚きました。
そして、待ちに待った試飲(笑)
先生でもある、社長さんが
「普通に試飲をしても面白くない、だから考えました、利き酒大会をしましょう」。
実は社長さん、2年前の利き酒大会の日本第5位!!
凄すぎる!!流石です。
そして、始まりました利き酒大会(笑)
各々お酒を呑み、メモり、頑張りました。
社長さんが「パーフェクトは難しいと思います」と、途中でおっしゃっていました。
そして、各々解答し、答え合わせへ。
まずは、社長さんが「これは当ててほしい、当てやすいでしょう♪」ってものから、答え合わせへ。
結果・・・5種類あったのですが・・・
なんとなんと、わたくし、パーフェクト。
幸せでした。
そして、お酒も入り、みんな、和気藹々と、次の都祁水分神社(つげみくまりじんじゃ)さんへ。
都祁水分神社さん、地元では水分(すいぶん)さんと呼ばれてるそうです。
ここでは、宮司さんから、神社の歴史のお話を。
特別に、禁足地である本殿前にまで入らせていただきました。
本殿前には鎌倉時代後期の作の珍しい狛犬があり、身近で見せてもらいました。
普通の狛犬は、顔が大きいイメージですが・・・
こちらの狛犬、顔が小さく可愛かったです。
また、伊勢斎宮の宿泊所(頓宮)として利用されたみたいで、斎宮が禊をされた井戸、小さな池も見せてもらいました。
そういえば!!
行事やお祭りは、3回のうち2回は雨が降るそうです。
そのため、秋季例祭を日を変えてみたそうなんですが・・・
やっぱり雨だったそうです。
さすが・・・水の神様・・・ですね。
2時間という、ほんとにあっという間の時間でしたが
ほんとに楽しい、そして勉強になる時間を過ごせてよかったです。
また普段は行けないような、交通が不便な神社さん、
また大手・・・までいかない、わたしたちに身近な酒屋さんを知れた事がほんとに嬉しかったです。