詳細
●レポーター:奈良市在住 悪魔代表 さん
私が「消防ホースバッグ」に出会ったのは約3年前、地元・京都のあるショップにふらっと寄った時のこと。
「消防ホースを材料に製作されたバック」のPOPに目が行き手に取ってみたものの、あの筒状の消防ホースで出来ているとは見た目だけでは信じられませんでした。
ただその時は「面白いことを考える人が居てはるな」と感心するだけで終わりました。
それから数ヵ月して、当時買ったミラーレスカメラ用のバッグが欲しくなり、専門店やネットで探すも、どれも似たり寄ったりで「誰も持って無い、唯一無二のバッグ」はなかなか見つからず、とりあえず何か買おうかと思っていた矢先、関西テレビの「よ~い、どん!」と云う番組で、あの消防ホースバッグが紹介されており、「あっ!あのバックや!」とホームページを見ると、事務所は近所でしたが土日は休業日、京都のショップには置いて無かった商品も掲載され、やはり手に取って決めたかったので、数週間後の年末の土曜日に事務所へ電話すると、たまたま用事が有り事務所に居られるとのこと。
その日すぐにアポを取り事務所へお邪魔しました。
やはりテレビの反響は大きく、その日はほとんど在庫が無く、目をつけていた商品は売り切れ。
カメラを持参していたので、カメラとレンズがギリギリ入るショルダーバックを購入。
今も雨の日以外は活躍中です、雨の日以外は・・・。
事務所で少しお話させて頂いている最中も私の勘が「この人は絶対面白い!」と言っておりましたが、初対面であれこれ聞くのも失礼と思い、早々に退散。
それから年数が経ち、こんな機会がよもや訪れるとは思っていなかったので、今回の講義は飛び付きました!
幸運なことに当選し、心待ちにその日を迎えました。
数年前のあの日聞けなかった色んなことが聞けた中で、3つ印象に残ったことが有ります。
(1)「とりあえず、やってみよう!」
やってみなくては、成功も失敗も生まれない。
どっちに転んでも経験は生まれる。
色んな方が書かれた啓発本やエッセイを読んで来ましたが、この「とりあえず、やってみよう!」は成功者に共通する言葉です。
「やってみて失敗してもええやん」のチャレンジ精神から凄い物が生まれる。
一見簡単そうな言葉ですが、非常に勇気の要る言葉だと思います。
(2)「人を巻き込む力」
小島社長の「人間的魅力」は、人を惹き付け、巻き込む力だと思います。
「こうしたい!あれしたい!」が溢れ出る行動力は、小島社長の話を聞く方に「面白いな、ほな一緒にやってみようか!」と思わせる何かがあると感じました。
ホースを手に入れるところから始まり、縫製工場を探し、何度断られても「次こそは!」と諦めず見付かるまで探す忍耐力、初めて会う方にもそれは伝わるのだと思います。
この人間的魅力&諦めない行動力は成功者の基本原則なのでしょう。
商売敵に「ウチのバッグを作って欲しい」と電話されたのは面白かったです。
なかなか居ないです、そんな人。
(3)「素直な心で」
バックパッカーから消防ホースバッグメーカーの社長へと、非常に面白い経歴をお持ちの小島社長ですが、 私が講義の間ずっと感心していたことは、私たちに向かってお話頂く間ずっと背筋を真っ直ぐ伸ばし姿勢を正し、我々の顔をちゃんと見ながら話しておられたことです。
人の印象は初対面でほぼ決まると、何かの本で読んだことがありました。
その初対面の印象が、その後の付き合いにも影響するんだとか。
あの日に限らず、仕事やプライベートで会われる方々に同じ姿勢で臨まれているのだと思います。
「体は心をあらわす」とでも言うのでしょうか、小島社長の「素直な心で」人や物に対して真摯に向き合われる姿が、このバッグの成功に繋がったのではと感じました。
○まとめ
何かしたいなと思ったら、まずは「素直な心で」向き合い「とりあえず、やってみよう!」の精神で行動する。
本で読む成功体験より、凄く心に響くお話でした。
講義の後、バッグを使っている間に感じた疑問や不満(改善点)を小島社長にぶつけてみたのですが、私の言うことに一切反論せず、フンフンなるぼど!と真面目に聞いて頂きました。
その”姿勢”が素晴らしいと改めて思いました。
今後ブランド名も新しくなり、デザインもモード学園の学生さんとコラボされたりとアイデア溢れるバッグが次々生まれるとのこと。
余計なことですが、次の新しいカメラバッグのデザインに、雨がバッグの中に入らない様、バッグの両端の隙間を無くすため、あと20mmだけ外側へ是非とも伸ばしてください!
今のままでは、雨の日はカメラが濡れてしまいますので、残念ながら使えません。
宜しくお願い致しますm(__)m