詳細
奈良団扇作りの体験
●レポーター:奈良市在住 てる さん
体験に使う絵柄と、和紙の色を選んだ後、奈良団扇の歴史と特徴について説明を受けた。
奈良団扇はきれいな絵を飾って眺めるものだと思っていたので、「実用性の高いものだから、ぜひ使ってほしい」と言われたのには驚いた。
体験では2枚の和紙に刷られた絵柄をカッターで切り抜いて、竹製の骨に張り付けた。
切り口はぼろぼろだし、表と裏の模様をあわせることが難しかった。
この後、乾燥させて、団扇の形に打ち抜いて縁を薄い和紙で補強する作業をお店でやってくれて、1週間ほどでできあがるそうだ。
完成が楽しみ。
最後にお店に移動して絵柄を切り抜く作業を見学したり、展示してある古い製品の説明があった。