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おもてなしの心と感謝の心
●レポーター:奈良市在住 キャロ さん
先生・平野宗重さんは東京の方で、奈良に魅了されて奈良にいらっしゃったようです。
私も先生と同じように奈良出身ではありません。
ですので、先生がおっしゃっていた奈良の素晴らしさがとてもわかるような気がしました。
奈良に流れている空気は、他の場所とは何かが違うように思えます。
私は茶道を習っているので、茶道を習っている身として、わび茶を形作っていった村田珠光にゆかりのある奈良に自分がいることが、なんだか嬉しくなりました。
今回の授業では、先生の所作がとても美しく素敵で、
一つひとつの所作に日本らしさを感じることができました。
手先や足運び、茶碗を回して正面をさけてお茶をいただくこと、
お茶をいただく際に「お先に」「ちょうだいいたします」と声をかけること、
1日花を飾ることなど、一つひとつに相手を敬う気持ちが込められていました。
茶道を習っていると、所作が難しいなと思うことがありますが、
所作の意味を知ると所作の大切さがわかりました。
茶道はおもてなしの心と感謝の心が一番大切であると知り、
その茶道を生んだ日本は素晴らしい国だと改めて思いました。
たくさんのことを学べた1日でした。
ありがとうございました。