奈良ひとまち大学

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ステキな出会い

●レポーター:奈良市在勤 のうりん さん

4月28日(日)、今日は奈良ひとまち大学の授業「作り手が見える『食』との出会い ~オーガニックマーケット探検!~」の日です。
毎月最終日曜日にJR奈良駅旧駅舎前広場で開催されている奈良オーガニックマーケット。
「オーガニック」や「ナチュラル」という言葉に弱い私は、授業の募集を知りすぐに申込み、参加することができワクワクしていました。

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9時半スタートの授業でしたが、マーケットがオープンする8時すぎに行き、お目当てのものをゲット!
良いお天気だったので来場者も多くとても賑わっていて、旧駅舎をバックに色とりどりのテントが並びいい感じ。
何度も行ったり来たりベンチに座って休憩したりして、授業が開始するまであっという間に時間が過ぎていきました。

授業が始まりました。
まずは自己紹介。
奈良市在住の方が多かったですが大阪から来られた方も。
「食いしん坊だから、良いものに巡り合うために参加した」なんて方、また、「一緒に何かしたい」との思いをもっておられる奈良県立大学の先生と学生さんも飛び入り参加されていました。

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続いて先生・榊原さんのお話。
オーガニックマーケットを始めた動機などを話してくださいました。
オーガニックとは、化学肥料や農薬を頼らず有機肥料などにより土が持つ力を活かして栽培する農法で、認定を受けた農家などが生産した農産物にはJASマークがつけられます。
ですが、このマーケットに参加している農家さんたちは、無農薬・有機栽培で農産物を育てているけれど、ほとんどがオーガニック認証をとっていないとのこと。
ここでは安全・安心なものを作ることは当たり前。
マーケットは消費者と生産者のコミュニケーションを図る場として、また小規模の若い生産者が活躍できる場、担い手・新規就農者の支援など持続可能な農業を繋ぐ場として、開催しているということでした。

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お話の後は、1軒ずつテントを巡って出展者の紹介。
農業体験をしたのをきっかけに農業を始められた「田原ナチュラルファーム」の高島さん

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都祁で耕作放棄地を再生してお茶・お米を作っている「羽間農園」のご兄妹

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月ヶ瀬で新規就農し養蜂を始めた「はちまつ養蜂農場」のご夫婦・・・。
小さくても頑張っておられる若い生産者さんたちのこだわりや熱い思いが伝わりました。
ここで並んでいるものには、素朴だけれど何か惹かれる魅力があります。
食べる人・使う人のことを考え一つひとつ愛情を込めて作られているからでしょうか。

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家に帰って買ったものを並べニヤニヤ。
いただきます!
作り手さんの愛情がしみる・・・。
心も体も大満足の1日でした。ごちそうさま。
来月もよろしくお願いします。