奈良ひとまち大学

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歴史の1ページを刻む現場の様々な様子

●レポーター:奈良市在住 歴史好きな学生 さん

大事業の裏側について、興福寺の辻さんや奈良文化財研究所の馬場さんや旅とくらしの玉手箱フルコト生駒さんの三者三様の立場からの話を聞いて、新しい奈良の見方に気付けた。

歴史の1ページを刻む現場の様々な様子_1

また、奈良に住んでいて、近すぎて気づかないおろそかになっている部分があるという話を聞いて大変共感できた。
というのも、お寺や神社に行っても、地元や国内の人は看板や展示物の説明があっても読まなかったり飛ばしている人が多いが、海外から来た人の多くは、説明を読んだり、くまなく見ている人が多く、遠くから来た人の関心度と修学旅行などで来ている人との関心度には、大きな隔たりがあると思う。

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再建に向けて立ちはだかる規則があり、そのうえで復元する大変さや、興福寺の中金堂を再建しようとしている人の思いを、この講義で知ることができよかった。

その後、興福寺の中金堂の再建現場を見学できたのは、非常に貴重な体験で、屋根や瓦などを至近距離で見ることができ良かった。

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再建途中の現場ならではの紙で作られた風鐸?があり、これも再建現場を見学したから見ることのできるものである意味貴重な思い出になった。

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奈良の寺院に対する考えや思いを知り、自分も大切にしていきたいと思った。