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「ヤング学芸員のお仕事事情」に参加して
●レポーター:奈良市在住 Noh さん
学芸員のお仕事事情って?さらにバックヤードまで!?
というミーハーな興味から授業を受講しました。
大和文華館は個人の美術館でありながら
資料の収集を専門家に委託したおかげで、収蔵品に変な偏りがなく
バランスの良い美術館になっているそうです。
その上、収蔵数は多くないものの珍しいものが多いというお話で、
地元の美術館として、なんだか嬉しくなりました。
また、年間スケジュールを決めてテーマにそった展示品の選択、
その陳列順序を熟考されていくという、
展覧会を作っていく過程のお話も興味深かったです。
何より宮崎ももさんの飾らないお人柄が素敵でした。
思いのほか作品の解説も沢山してくださって、得した気分でした。
作品の背景や作家のエピソードなど、もっと聞きたくなりました。
ちなみに大和文華館では毎週土曜日に列品解説をされています。
穴場スポットというと失礼になるかもしれませんが、
気軽にふらりと訪れるのに丁度いい作品量だし
お庭も四季折々の花々が植えられ、お手入れされていますので
ほんとにいつ訪れても良いと思います。ぜひ。