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星の光をめざしてコーヒーを飲みにいく
●レポーター:奈良市在住 あっこ さん
教室となった「Astral Ray Coffee」は今年6月にオープンしたコーヒー屋。
白い壁の店内の様子がわかるガラス戸が特徴的で、照明や席などの空間の演出は「シンプルでカッコいい」・・・これは店主2人の思いが表れた結果であることを、授業を受けて知った。
淹れたてのコーヒーとクッキーを片手に、2人の話は「みんなの居場所」を作るため高校教師と保育士という教育現場の枠を飛び出し、自分たちが美味しいと感じるものを共有できるコーヒー屋にいきつく。
元々コーヒーが好きではない人がコーヒー屋を始めたというユニークな展開に笑いを誘うが、美味しさの評価を科学的に分析したカップやドリッパーなどはコーヒーの美味しさを演出する最たるものだ。
それに2人の思いが乗れば10代から80代と多世代が集う店になるのも頷ける。
昨今「地域づくり」「居場所づくり」はあちこちで聞かれ言葉が独り歩きすることもあるが、そんな中で「Astral Ray Coffee」はすでに「みんなの居場所」となり、新たな人のつながりが生まれていることがよくわかった。