奈良ひとまち大学

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春日山原始林で森林浴とバードリスニング

●レポーター:奈良市在住 遅すぎる提出マン さん

今回、初めて奈良ひとまち大学の授業を受講しました。
授業があった5月28日は、爽やかな気候で、森林浴をするにはちょうどよい日でした。
講師は、「なら・ツバメらぼ」の方々で、主に平城宮跡のツバメの移動ルートの調査に取り組んでおられるそうです。

春日山原始林で森林浴とバードリスニング

まず初めに、簡単な予定や、春日山原始林でこの時期に見られる鳥の紹介がありました。
毎週のように春日山原始林に入られるなら・ツバメらぼの方でも、さえずり声は聞こえても、鳥の姿を見ることはかなり難しいとのこと。

春日山原始林で森林浴とバードリスニング

説明の後、山に入っていきました。
歩きながら、鳥のさえずりが聞こえたら立ち止まり、解説いただくという形で授業が進みました。

オオルリ
キビタキ
アオゲラ
ヤマガラ
エナガ
イカル
このあたりの鳥のさえずりや、運良く姿を見れたものもありました。
春から初夏のさえずりは求愛のさえずりのため、他の時期には聞くことのできない貴重なものだと教えていただきました。

春日山原始林で森林浴とバードリスニング

たまに聞くさえずり声の正体が分かると、もっと知りたいと思いましたし、さえずり声を聞いて「これは○○の声やね」と仰るなら・ツバメらぼの方々がとてもかっこよく見えました。
野鳥の知識は皆無に等しい状態でしたが、とても楽しめました。

また、博学な、なら・ツバメらぼの方々は、鳥だけでなく、植物や昆虫、春日山原始林の自然環境のことも色々教えてくださり、大変充実した授業となりました。

春日山原始林で森林浴とバードリスニング

日曜日の午前中から大変よい時間を過ごさせていただいた、なら・ツバメらぼの方々及び奈良ひとまち大学のスタッフの方々に感謝申し上げて、レポートを終わりたいと思います。
また、奈良ひとまち大学の他の授業や、なら・ツバメらぼの活動等にも参加してみたいです。