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●レポーター:奈良市在住 T.K さん
授業当日、指定された教室に入ると、なんと教室には先生がいらっしゃいません。
実は先生は少し離れたところで、今回の授業の準備をしておられまして、参加者が集まり次第移動をして、授業の冒頭からファイヤーパフォーマンスを見ることになりました。
それは本当に私たちのすぐ目の前で行われ、圧巻のパフォーマンスです。
先生は火を自由自在に操るかのように、発火している火を呑みこんでしまったり、火の回りを撫でまわしたり。
これに「いろは歌」がBGMとして流れますので、まさに神聖な雰囲気です。
ずっと火を見ていると、その魅力に何だか引き込まれてしまい、心の中で何か熱くなるものを感じました。
さて、教室に帰りまして先生からのお話です。
先生は大道芸人としてこれまで何年も活躍をしてこられた訳ですが、実はご家庭において複雑な問題を抱えていらっしゃったようです。
ご自身を人見知りとして、普段は人とお話をするのがあまりお得意ではないとのことですが、それを克服するために今回の講座のような人と人との触れ合いを大事にしながら活動をされているとのこと。
そのためか、話し方も非常に丁寧で、一言一言から先生の素敵なお人柄がにじみ出てくるようです。
人は「自分ルール」(=自分で自分が守るべきであると決めたルール)と「他人ルール」(=法律または親・上司など他人が決めたルール)を守るものであるが、最近の若い人は「他人ルール」を守ることをあまりにも重視しすぎてしまっているのではないかとのお考えから、先生のパフォーマンスをご覧になられた方々に何か少しでも自分を表現していくきっかけを持ってほしいというお話を聞かせていただきました。
私は先生のお話をお聞きしていて、先生は非常に強い芯のある方で、これまでのご経験をもとに活動をされているということ、そしてその思いを実際に届けようと実践されているところが本当に素晴らしいと思いました。
先生のファイヤーパフォーマンスはYouTubeでも流れているようですが、是非リアルのイベントで、生の先生のファイヤーパフォーマンスをご覧いただきたいところです!