奈良ひとまち大学

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ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

●レポーター:大阪市在 すりーぷ さん

駄菓子屋で思い出すことといえば、遠足のおやつを買いに行くところ!
小学生の頃、300円を持って駄菓子屋へ行き、友達とワイワイしながら買っていたことを思い出しました。

ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

駄菓子屋の数は昔に比べて減っているのに、なぜ駄菓子屋を始められたのか?
そんな疑問を抱きながら、今回の授業「二足のわらじで駄菓子屋をはじめた! ~『BOB’s_SPACE』オーナーの働きかた~」に参加しました。

今回の先生は教室である「BOB’s_SPACE」の責任者、松本さんです。
まずは、駄菓子屋を始めるまでの経緯と、今まで開催してきたイベントなどの取り組みの紹介がありました。

ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

松本さんのご主人が水道工事店を経営しており、その事務所を活用しようということで、2021年にレンタルスペース「BOB’s_SPACE」を開きました。
しかしコロナ禍の影響で思うようにいかず。
その後、新たな取り組みとしてカフェを開くという目標を掲げ、その前段階として2022年に駄菓子屋を開くことに。
「子どもたちが笑顔になる場、子どもたちの悩み・悲しみのはけ口になる場」にしようという思いで開かれたそうです。

ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

そして、松本さんは駄菓子屋以外にも、レンタルスペースの提供、イベントも展開されています。
レンタルスペースの提供では、カフェ「糀ごはんとかふぇのお店」が水・木・金に開かれています。

イベントは様々なものがあり、例えば、「ハッピー祭」は各学期の終業式の日に開催される夏祭りの屋台のようなイベント。
終業式の日は給食が出ないというところから、その日にイベントをしようと考えたそうです。

ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

「子どもマルシェ」は子どもたちがものを作って販売するイベント。
全て子ども自身が考えて行動するので、自ら販売方法を編み出したりと学びが多く、成長できる内容となっています。

そして参加者の自己紹介。
参加した動機は・・・
地域で何かしたく、そのためのスキルを身に付けたい。
子どもマルシェの実現までについて知りたい。
奈良をもっと好きになりたい。
などと人それぞれでした。
授業の終盤では、これらの疑問や質問に丁寧に答えてくださいました。ちょっとしたこと、あったらいいなを実現する場

先ほどのイベント等の話からわかる気づきとして、「かゆいところに手が届くサポート」をいろんなイベントを通じて行っているということ。
松本さんは「人のために何かをしたい!」という思いで行動されており、同じ思いを持った方たちとチームを組んで取り組まれています。
その「人のために何かをしたい」という思いから、繋がりが増えていき、支え合う関係性になっているのだなと思いました。
アート作品が販売されていたり、グラスサンドアートがあったりと、店内を見るだけでもいろんな人との繋がりがあって、関わり助け合っていることがわかります。

ありがとうございました。