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(ならげすとはうすかむなび)">奈良ゲストハウス 神奈寐(ならげすとはうすかむなび)
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奈良ゲストハウス 神奈寐(ならげすとはうすかむなび)
住所:奈良市紀寺町1054
電話:0742-77-2765
URL:https://www.facebook.com/narakamunabi/
アクセス:近鉄奈良駅より徒歩17分

※授業内容についてはお答えできません。
 奈良ひとまち大学までお尋ねください。

ひとまちの街 奈良ゲストハウス神奈寐

※終了※">旅行者×地元住民の憩いスポット ※終了※

旅行者×地元住民の憩いスポット ※終了※
~奈良の新感覚ゲストハウス~

日時:2017年1月22日(日)13:30~15:00
教室:奈良ゲストハウス 神奈寐(かむなび)
(奈良市紀寺町1054)

●授業について
2016年秋にオープンした「奈良ゲストハウス 神奈寐(かむなび)」。町家をリノベーションした観光客の宿泊施設としてはもちろん、地元民の井戸端会議の場所にも…とカフェスペースを運営。そんな愉快な、地元密着型ゲストハウスの現場について伺います。

☆スタッフブログ
「昭和のかおり」
https://nhmu.jp/blog/info/11322

【先生】
松本 雄大(奈良ゲストハウス 神奈寐 番頭)

【参加費】
600円(お菓子・飲み物代)

【定員】
10人

【申込締切】
1月14日(土)09:00
※申込受付終了しました。

参加費:600円
(お菓子・飲み物代)
定員:10人
申込:受付終了しました。

先生紹介
ひとまちの人 松本雄大

松本 雄大
奈良ゲストハウス 神奈寐 番頭
【詳しくみる】

教室紹介
ひとまちの街 奈良ゲストハウス神奈寐

奈良ゲストハウス 神奈寐
住所:奈良市紀寺町1054
【詳しくみる】

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた
ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた

●レポーター:八尾市在住 奈良の八重桜さん

奈良ひとまち大学の授業「心豊かな時間と空間について ~古民家で本とカレーのおもてなし~」に参加してきた。
今日は、本とカレーがあるカフェ「ミジンコブンコ」の店主さんにお話を伺った。

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた_2

参加したきっかけは、今年の春のきたまちのイベントで店の存在を知り、夏に一度伺い、もう一度行きたいと思っているところに、講座があることを知ったから。
夏に訪れた時、置いてある本が自分の好みにあっていて、のんびりした雰囲気が心地よくて、好きになった。
当日は雨、でも、店に入るとあったかくて、ほっと一息。
早く着いたので、夏に読んだ本を探したけど、見つかんない。残念。

授業での話を要約すると、研究者から衣食住に係わる仕事へ。
(1)店を始めるまで
(2)カレー
(3)本
(4)奈良について、つながり
(5)名言?

になるのかな。

(1)店を始めるまで
最初は場所から始まったらしい。
何か出来るかなと借りたのが最初。
ミジンコブンコの名前の由来は大門玉手箱に出した古本屋の称号、深く考えた訳でなく、思いつきであったらしい。
でも覚えやすくて、いい名前だよね。
勤め人から自営への変更は大きなスイッチの切替がなかったということらしい。
親族に商売人が多いのもその助けになったと思う。
また、自分の時間をすごすのが目的であったように話されていた。
自分がいいなと思うことを実現しておられるようで、まさに理想の中に生きることを平然と実行されてたようで、まぶしいかぎりだった。

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた_1

(2)カレーについて
講義の最初に店主の歩んできた経過が紹介され、その後、ご主人手作りのカレーをいただいた。
メニューにある定番のカレーはレシピを作ったが、それ以外のカレーは長年の匙加減らしい。
スパイスをふんだんに使ったカレーは、大学時代に遡る。
いろんな試行錯誤して、今のカレーがあるそう。

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた_3

(3)お客について
客には、ゆっくりくつろいでいてほしいと思っているそうだ。
この言葉が、客である私に心地良いものであった。
奈良で少し時間が出来た時には、ここに来て、好きな本を読んで、ゆったりくつろぎたい。

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた_4

(4)奈良について、人とのつながり
月1回、水蚤(みじんこ)の市を開催しておられる。
そこでは出店者同士が仲良すぎるらしい。
そのような自由な雰囲気は、店主の人柄によるものと思う。
また、場所を小さなギャラリーとして貸し出しているらしい。
そして、時々演奏会も行っている。
演奏家には、なかなか良い響きのスペースのようだ。
奈良で新しいことを始めたい人向けの何かを模索中で仲間内だけの会合を催している。
今のミジンコブンコの雰囲気は、奈良きたまちで作られた形だそうだ。
奈良は時間の流れがゆっくりだそう。
もし、他の場所、例えば大阪で店開きしていると、違うのモノ、騒々しいモノになっていたのかな。

ミジンコブンコは、本がメインだと思っていた_6

(5)名言?
本の魅力は嗜好品であること。
なかなか人が死なない世界になった。
バックヤードのしんどさは表に出さない。

ホトケ女子さん、奈良に降臨してくださってありがとう。
ホトケ女子さん、奈良に降臨してくださってありがとう。

●レポーター:奈良市在住 みかん さん

「ホトケ女子、奈良に降臨! ~『奈良ひとり観光協会?!』って?~」に参加しました。
教室は“ギャラリーと学びの町家 月眠”。
のれんをくぐると土間があり、素敵な空間でした。

ホトケ女子さん、奈良に降臨してくださってありがとう。_1

まず、講義をするにあたりこれまでを振り返ってみたという安達さんの生い立ちから、奈良に降臨しフリーで仕事をするようになった経緯をお話しくださいました。

祖父母の存在、就職先の長い待ち時間と本、職場での部署移動、そして奈良への招待状。
200ページものスライドは、あっという間に終わってしまい、2時間がとても短く感じました。

ホトケ女子さん、奈良に降臨してくださってありがとう。_2

その後、奈良の神社・お寺のみどころ、朝焼けや夕焼けのスポット、おいしいお店など、奈良の魅力を教えていただきました。
少し違った視点からの紹介がとても興味深く、さすがひとり観光協会さんというところでした。

ホトケ女子さん、奈良に降臨してくださってありがとう。_3

ひととひとを繋ぐのが使命、仕事だとおっしゃる安達さん。
今日の講義は、まさに“ひと・まち大学”でした。

奈良はすでにおもしろい!

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛
奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛

●レポーター:東大阪市在住 しかまろ さん

2016年11月27日(日)
奈良ひとまち大学の授業「ホトケ女子、奈良に降臨! ~『奈良ひとり観光協会?!』って?~」に参加しました。

以前からその存在だけは知っていた講師の安達えみさん。
奈良が好きな「ホトケ女子」と認識していましたが、そもそも「ホトケ女子」さらには「奈良ひとり観光協会」とは何だろう?
また、安達さんが、何故奈良に移住するまでに至ったのかを知りたくて応募しました。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_1

まず冒頭に「ホトケ女子」の説明があり、ただ仏像などに興味があるだけでなく、仏やお寺、僧侶への尊敬の念を持ち、お参りする女子が「ホトケ女子」であるとのこと。

仏像との出会いは、学生時代の日本史のテキストという安達さん。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_2

その後、就職活動で挫折しながらも、有名アニメ制作会社に入社し、何故か鳥取県の映画祭立ち上げを運営することになり、そこでイベント運営のノウハウを学ぶとともに、地方のおもしろさを実感したそうです。

また、みうらじゅんさんと、いとうせいこうさんの「見仏記」と出会い仏像に興味をもち、実際に仏像を見てみたい!という想いを持った頃に、祖父からの「それなら奈良に行ったほうが良い!」との言葉で奈良通いが始まります。

安達さん曰く、「祖父母は、あるお寺を名前が良いと言ったり、正倉院展バスツアーで奈良に来て正倉院展に行かず社寺を巡ったり等、ズレた感覚の持ち主」とのことで、その感覚が安達さんにも隔世遺伝しているのだなと感じました。

さらに、友人から奈良ガイドを頼まれて、それに応えたところ、友人からとても喜ばれ、「奈良を紹介すること」の嬉しさを知ります。

その後、アニメ制作会社を退職した安達さん。
当初は東京で次の仕事を探すつもりだったらしいのですが、知人からの「大阪で仕事がある。大阪は奈良が近いよ。」との一言で、ついに2014年の秋に奈良に移住されます。
なんという奈良愛!

移住してしばらくは、ほとんど知り合いもおらず一人だったそうですが、奈良の様々な職種の方々と出会い、その方々や、仕事の魅力を伝えたくなったそうです。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_3

「人と人をむすぶのが自分の役目、仕事だ!」と安達さん。
自分の使命に気づいた人は、ぶれない強い意思を持つのだなと感じました。

「奈良ひとり観光協会」については、ガイドやトーク等のイベント企画・運営や、宣伝、デザイン、グッズ作製など、通常観光協会が組織としてすることを一人でやってしまう「PRのための何でも屋」であるが、決して一人ではできず、奈良で出会った様々な人たちと共に創っているとのことでした。
何事も、人とのつながりが大事だなと思い知らされるところです。

前半はここまでで、安達さんオススメの樫舎さんの和菓子で休憩。
とても美味でございました。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_4

後半は、安達さんがオススメする奈良のお寺や、飲食店情報を、早朝から深夜にかけて時系列で紹介していただきました。
私の知らない情報も多く、今後是非行ってみようと思います。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_6

安達さんがお話されていた中で、
「県庁前に鹿がいたり、駅から25分で原始林に行けたり、未だに解けない謎が多々あったり、そういう既にあるものを面白いと思える感覚を共有したい。」
「奈良に住んでいると、神仏の世界のすみっこに住まわせてもらっている感覚になる。」
「今ある、そのままの奈良を伝えたい。そのために魅力的な見せ方をしたい。」
「奈良の魅力を知らない人と奈良を『むすぶ』ことが自分の仕事。」
という言葉がありました。

奈良ひとり観光協会主宰ホトケ女子の奈良愛_7

新しく大規模なイベントを開催することも、奈良を知ってもらうきっかけになるのかもしれませんが、安達さんの言う「そのままの面白い奈良」を魅力的にPRしていくことが一番大事なのではないかと感じました。

今回、授業に参加して、自分以外の人の奈良愛を知ることができ、改めて奈良の良さを感じることができました。
雨の日曜日でしたが、とても良い日になりました。

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