●レポーター:奈良市在住 まぐなむ さん
私は、去年12月に第一子が生まれて、絵本の読み聞かせに関心を持っていました。
そのときに、奈良ひとまち大学のメルマガに絵本ホテルの回が!
ということで応募したところ、なんと5倍という高倍率を潜り抜けたみたいです。
妻と相談して、様子見がてら参加させて頂きました。
あまり下調べせずに行ったので、絵本ホテルの建物のイメージは、大きなお城の建物かなと思って来たのですが、バス停で降りてGoogleマップを見ながら場所に歩くと、マンションだったのであれーって内心驚いていました。
絵本ホテルの正体は、マンションの一室をリノベーションしたお部屋でした。
入ってみると、それはそれはオシャレなお部屋で、たくさんの絵本が並べられていました。
子どもたちが使えるように、6歳ぐらいの子の身長を基準に作られた家具がありました。
さて、授業が始まり、講師のご挨拶があり、参加者の自己紹介がありました。
参加動機は色々、子ども連れの友達が泊まる時のための下見、寝る時まで絵本が読める魅力に惹かれてなどなど。
作ったのは、四方さんご兄弟2人と建築家の3人でした。
オープンは2021年12月で、定員8人の民泊ホテルです。
話題になり、グッドデザイン賞を受賞されていました。
事業のほうも連日満室ということで大盛況のようです。
絵本は、四方さんの弟さんが、絵本の物語から何かを考えてもらえたらという想いで選ばれているようです。
世界で見ても生活に共通していること、文化や人の心に通じているもので、弟さんご自身が読まれた絵本を置かれているようです。
実は絵本ホテルには時計やテレビがないのです。
絵本を存分に楽しんで欲しいとの想いで、そうされているとのことでした。
また、家具などは奈良産のものを使われており、お酒やピザは奈良市内のもので、地域貢献も兼ねられているとのことでした。
好きな奈良にどうにかして貢献したいという愛着を持ったおふたりの想いが具現化したのが絵本ホテルです。
今日の講義で絵本ホテルに泊まってみたいと本当に思いました。
そのときは妻と子どもと一緒に絵本を存分に楽しみたいと思います。