
電話:0742-26-0088
FAX:0742-26-0088
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅から徒歩0分
URL:http://www.narano-umaimonoplaza.com/shop/
※授業内容についてはお答えできません。
奈良ひとまち大学までお尋ねください。
※授業内容についてはお答えできません。
奈良ひとまち大学までお尋ねください。
●レポーター:明石市在住 うめ さん
平城駅。
いかにも奈良らしい名前のこの駅に降り立つのは初めて。
西大寺での乗り換えも不安でしたが、もっとドキドキしていたのは、
このイベントにどんな人たちが集まるのか?ということでした。
募集時点から「古墳について解説するツアーではありません」と但し書きがあり、
むしろ全国から真の古墳好きが集結するのでは、という期待感とちょっとした不安が高まっていました。
改札を出るとそんな心配も吹き飛ぶような笑顔な人たちが出迎えてくれました。
水色の「こふんかあさん」さんとピンクの「コフンナーラ」さん、
「ならほるもん」のメンバーとひとまち大学スタッフのみなさんです。
それにしても静かな町の中での古墳着ぐるみの存在感が圧倒的でした。
電車を降りてきた子どもにも手を振られたり・・・。
古墳群を擁する町。何となく馴染んでいるから不思議です。
まずは駅前で円陣を組んでの自己紹介タイム。
「いつも近くを通りかかるので気になってました」という地元の方の参加率が結構高かったようです。
みなさんの古墳愛(地元愛)がひしひしと伝わってきます。
自己紹介を済ませるとさっそく散策開始。
歩き出していきなり細い路地へ。
民家が建ち並ぶ坂道を上がり、数分も経たないうちに緑の木々が生い茂る
1つ目の古墳「石塚山古墳(成務天皇陵)」へ。
すぐそばに「陵山(みささぎやま)古墳(日葉酢媛命陵)」も。
どちらも濠に囲まれた立派な古墳です。
今回の参加者には、古代史を研究した方や、
奈良市内でボランティアガイドをされている方もいらっしゃったので、
しっかりと解説も聞けてとても楽しかったです。
成務天皇が実在したか?という歴史ロマンに想いを馳せるお話から、
ひとくくりに古墳といっても宮内庁や教育委員会など管理方法にも違いがあるという真面目なお話まで
興味深い話題がたくさん飛び出しました。
そこからはしばらくは、田園風景を眺めながらの散策です。
細い道を1列になって歩き「車がきましたよー」と注意されつつ・・・。
本当に秋の遠足という言葉がぴったり。
休憩ポイントでは、奈良銘菓をいだいたり、着ぐるみ試着会&撮影会が開催されたり、
徐々に「ならほるもん」さんのゆるーい雰囲気に参加者のみなさんも包まれていきます。
ただの竹藪にしか見えないけど話題性抜群の「猫塚古墳」。
ほぼ頂上まで登ることのできるアミューズメントパーク的な「瓢箪山古墳」。
まだまだ研究価値のありそうで端正な佇まいの「塩塚古墳」。
バラエティ豊かな古墳群が私たちを迎えてくれました。
古墳が地元の人たちの生活に密接しながらも、歴史を伝える証人として大切な存在として扱われていることが感じられました。
奈良といえば、どうしても奈良公園の寺社や博物館、鹿やならまちをイメージしていまいがち。
しかし、電車でひと駅、バスで数十分行くと、
これもまた素晴らしい奈良の見どころのひとつとして古墳群が存在することを知りました。
その周りの景色は、奈良の人だけでなく誰もが懐かしさを抱くようなホッとする風景、
また訪れたいと思わせてくれる風景です。
本当に楽しい秋の遠足でした。
かなり暑い中でも道中ずっと着ぐるみしていただいた「コフンナーラ」さん、お疲れ様でした。
そして、古墳クッキーを作っていただいた「プティ・マルシェ&ぷちまるカフェ~」さん、
「奈良ひとまち大学」スタッフのみなさん、「ならほるもん」先生、
楽しい授業をご一緒できた学生のみなさん、
どうもありがとうございました。
追伸。
このレポートを書きながら、ならほるもんさん特製遠足のしおりで復習中。
「佐紀盾列古墳群」の読み方「さきたたなみこふんぐん」をやっとマスターできそうです。
●レポーター:高槻市在住 猫だるま さん
今回の古墳ツアーでは、奈良盆地北部に位置する佐紀盾列古墳群(さきたたなみこふんぐん)の西群(西側のグループ)を約2時間半かけて巡りました。
専門的な解説よりも自由に古墳散策を楽しむという主旨のツアーだったので、自分のような古墳初心者もハイキング気分で参加することができました。
同古墳群は平城宮跡から少し北に行ったところに集まっており、大小の古墳が住宅街の中にひっそりと横たわるように群在している様はなんとも不思議です。
時々Google earthの画像を見ては、実際にこのような場所を散策するのはどのような感覚なのだろうと期待に胸を膨らませていました。
同ツアーのガイドは、奈良のフリーペーパーを発行しておられる「ならほるもん」さんが担当されました。
集合場所では前方後円墳の着ぐるみを着てお迎えをしてくださり、晴天の汗ばむ気候にもかかわらずツアーの間も古墳姿のままガイドを。
すれ違う住民の皆様の温かい視線を浴びておられました。
ツアーは平城駅からスタートし、細い路地を抜けて佐紀石塚山古墳(成務天皇陵)と佐紀陵山古墳(日葉酢媛命陵)を訪れました。
両古墳間の周壕が近接していて非常に道幅が狭くなっており、その細い道をどんぐりを拾ったり参加者の皆さんと談笑しながら散策しました。
昼間は観光客や住民の方々がちらほら歩いておられますが、夜間は静寂に包まれて照明も無いし、一人歩きはかなり怖いだろうな?と、古墳の圧倒的な存在感に感銘しつつも、その傍らで暮らす日常的な感覚をあれこれ想像してみました。
その後、猫塚の近くの広場でしばし休憩。
スタッフの方が大きなブルーシートを用意してくださり、その上で靴を脱いで脚を伸ばすことができました。
猫塚を上空から見たらどんな形をしているのかな?とGoogleで確認したり、奈良名物の味噌煎餅や鹿のフンをいただいたり、古墳の着ぐるみを試着して記念撮影をしたりと、古墳の傍らで各自ちょっと贅沢な時間を過ごすことができました。
興味深かったのが瓢箪山古墳(全長96メートル)で、陵墓に指定されていないため自由に散策ができました。
住宅の裏手に墳丘が隣接しており(一見するとただの裏山にしか見えないのですが)、実際に後円部の手前まで登ることができました。
墳丘の斜面には沢山のどんぐりが転がっていて、中には芽をだしているものも。
ダンボールすべりにも丁度いい傾斜で、古墳とは気付かず子どもたちは遊んでしまいそうです。
丘の斜面では心地よい秋風をうけながら集合写真を撮りました。
全員で古墳ポーズをとってみたのですが、はたしてどんな写真になっているのか楽しみです。
身近に古墳があるって凄いことなのに、すっかり日常の一部になっていることがさらに凄い!
最後に塩塚古墳(開墾を免れ史跡として保存)に寄り、2時間半のツアーはあっという間に終わりました。
最後にお土産(「プティ・マルシェ&ぷちまるカフェ~」さんのオリジナル古墳クッキー)をいただきました。
なんとクッキーが円墳・方墳・前方後円墳の形をしているではないですか!
紅茶といただきながら古墳めぐりの思い出に浸れそうです。
今回のツアーはスタッフの皆さんのお心遣いが細やかで、初心者でも身近に古墳散策を楽しめる内容でした。
次回は東群古墳ツアーも開催していただけたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。
●レポーター:奈良市在勤 NARAHARAさん
「たのしい!コウモリ入門」を受講しました。
知人に誘われて参加したものの、コウモリって怖いでしょ???という先入観を持ちながらの受講。
笠置駅から少し歩いたところに「こうもり博物館(東洋蝙蝠研究所)」が。
この授業に参加しなければ、決して存在を知らずにいただろうと、しげしげと看板を眺めました。
博物館内はコウモリに関する書籍や標本(?)に埋め尽くされているような印象。
いよいよ授業が始まると、全く予備知識のないコウモリの話に興味津々!
コウモリの翼は手の指の間にある水掻きなの?!
30年も生きたりするの?!
吸血種は何千もある種の中の2種だけなの?!!
聞くこと全て初物づくしで、楽しくて仕方ない!
意外と間近で見ると怖くないな・・・と思っているところに、コウモリの標本が参加者に回されて、私の手元に。
「ぎょえぇ~!!」と心の中で叫び声をあげながら、震え続ける手で隣の方へ手渡しました。
先入観はそう簡単に払拭できません(笑)。
最後は博物館から外に出て、コウモリ探索。
コウモリが発する超音波を感知できる機械(高額らしい)を手に、空を見上げながら探索ウォーキング。
恐らくすぐ目の前を滑空されたら悲鳴をあげたかもしれませんが、闇夜で姿が見えないコウモリを探知機で探すのは面白い♪
こちらからの質問にもどんどん応じていただけた先生やスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいになりながら、授業終了。
こんな稀有な経験・学習をさせてもらえて、本当にラッキーでした。
奈良ひとまち大学さんに感謝感謝です。
ありがとうございました。
11月の授業の参加申込の受付を開始しました。
11月は、以下の3本立てでおおくりします。
「春日大社の若宮15社を巡ろう~縁結び、お願いしてみる?~」
「澄んだ空気と宮水で酒を造る~都祁で生まれる地酒の魅力~」
「世界のスポーツ、ケイリン!~いざ探検、奈良競輪場!!~」
参加申込の締切は、11月15日(土)09:00 まで。
皆様のお申込をお待ちしています~♪
授業一覧はこちら→ https://nhmu.jp/category/class