
電話:0742-22-3690
URL:http://www.narauchiwa.com
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩5分、JR奈良駅から徒歩10分
※授業内容についてはお答えできません。
奈良ひとまち大学までお尋ねください。
※授業内容についてはお答えできません。
奈良ひとまち大学までお尋ねください。
日時:2014年1月25日(土)10:00~12:00
教室:SAVAS Café(奈良市本子守町13-1)
池田含香堂(奈良市角振町16)
●授業について
起源は奈良時代にあり、江戸時代に透かし彫りの奈良団扇が誕生。現在は唯一、創業150年の池田含香堂が技を継承しています。その6代目を継いだ池田匡志さんは、弱冠23歳の青年。伝統工芸の魅力、家業を継ぐ思いなどを、真っ直ぐに語ってもらいます。
☆スタッフブログ
「冬の団扇(うちわ)の風は?」
→https://nhmu.jp/blog/info/5547
【先生】
池田 匡志(池田含香堂 6代目)
【参加費】
800円(飲食代)
【定員】
12人
【申込締切】
1月17日(金)09:00
※申込受付終了しました。
池田含香堂ホームページ
http://www.narauchiwa.com/
応募作品はすべて、奈良ひとまち大学のプロモーションビデオ(以下PV)に収録。
2014年3月8日(土)・9日(日)に開催される『生涯学習フェスタ2014』の会場で、あなたの作品と名前が入ったPV映像が、流れます!
これぞ王道な古都の風景、偶然出会ったサプライズな一コマ、
ほっこり心あたたまる女子カメラ・・・等々。
あなたの目線とセンスで切り取った、とっておきの奈良写真、お待ちしております。
※ご応募いただいた作品をPVの中で使用する際、主催者が編集を行う場合がございます。
テーマ「わたし的ベストショット・奈良」
あなたが心ひかれる、奈良の暮らしや町並み、文化、風景、自然に関する写真
応募期間
2013年12月14日(土)~2014年1月15日(水)9時
各賞
最優秀賞、優秀賞、入賞、特別賞、参加賞
・最優秀賞:「ホテルサンルート奈良」ペア宿泊券(ツイン、1泊) 協賛:ホテルサンルート奈良
また、最優秀賞の作品は「奈良ひとまち大学」オリジナルポストカードとして配布するとともに、最優秀賞受賞者には同ポストカードを賞品として贈呈いたします。
・参加賞:まな板シート
応募いただいた方全員にプレゼントします!
※各賞の賞品は、決定次第、本ホームページに掲載します。
審査方法
審査員が審査し、各賞を決定します。
審査結果は、2014年2月下旬、受賞者に通知します。
また、2014年3月8日(土)に開催する奈良ひとまち大学「生涯学習フェスタ2014特別授業」で発表するとともに、同日に本ホームページにて発表させていただきます。
審査員
若松保広(株式会社飛鳥園 カメラマン)
中野聖子(ホテルサンルート奈良 代表取締役社長)
白崎友美(合同会社EditZ 編集者)
都甲ユウタ(フォトグラファー)
仲川げん(奈良市長/奈良ひとまち大学 学長)
応募規定
・応募作品は奈良市内で撮影されたものであるとともに、応募者自身が撮影した未発表のものに限ります。
・応募資格はプロ・アマを問いません。
・応募作品はデジタルカメラ(カメラ付き携帯電話も可)で撮影した写真に限ります。
・画像サイズは640×480ピクセル(VGA)以上で3MB以内とします。ファイル形式は、JPG、PNGのいずれかに限ります。
・デジタルによる合成写真、組写真の応募はご遠慮ください。
・応募点数は1人1点とします。
・二重応募、類似と判断された作品は、入賞決定後でも取り消す場合があります。
・応募作品の公表については、応募者の責任において被写体(人物構造物等)の許可を必ず得てください。公表の許諾や作品内容に関する問題には、主催者側は一切の責任を負いません。なお、プライバシー侵害や著作権侵害の疑いがある作品については、応募作品を受理しない場合があります。
・応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、当コンテストサイト上での展示やPV制作、広報等のためのポスター・チラシ・作品集等への無償使用権は主催者に帰属します。
・その他、規定違反や公序良俗に反する行為が認められた場合は、応募者登録を解除及び応募作品を取り消す場合があります。
応募はこちらから
受付終了しました。
●レポーター:奈良市在住 梅沢はなさん
「周りからはなかなかわかってもらえないんですけどね・・・」
少しはにかみながら笑顔で話す大西さん。
授業の後半から、気功にはまっていると言って、腰が疲れない立ち方まで披露してくれ、スタッフは写真を撮りながら「これは何の授業なんでしょう?」と言って、周りを笑わせた。
そんな「周りからはなかなかわかってもらえない」ことを、「蜂だって自分で家を作ることにすごく感動して」などと、独自の感性で、自分の言葉で、自分でカフェをひとつずつ手作りしてきた思いを話してくれた。
大西さんの雰囲気が、どことなく禅のお坊さんのようかも?と思っていた謎は、その気功の立ち技の話でわかった。
気功は、飲食業界では大概の人が立ち仕事ゆえに痛めてしまう腰を痛めずに、どうやって健康な体を保つか、お客さんに失礼のないよう自分が最善の状態でサービスを提供するために、健康であるために、大西さんなりに編み出した方法だった。
私は、大西さんの言葉ひとつひとつが、カフェを自分で1から自分なりにつくってきた大西さんの、他の借り物でないということを感じた。
カフェ作りは、素人から始めたという大西さん。
開業する前に2年間飲食店で働いてきたというが、業界のなかでは「ほぼ経験はない」という。
私は、カフェを始めるといえば、調理の技術から接客、さまざまなハウツーが必要で、修行を経てやっと開業するものなのかなと思っていたが、大西さんの話を聞いていると、どうもそうではないらしい。
お店で出しているベーグルの元となるパンも、カフェをやってから初めて作り、最初はカチコチの石のようなパンを焼いてしまっていたらしい。
大西さんのカフェ開業とその後のよもやま話は、少々びっくりした。
だが、そんな私に大西さんは、前述の蜂の話を交えて、
「蜂だって家を作るでしょう?人間だって作れないわけじゃない」
と、3年半かかりながらも古民家の修復を進め、その後も1からパン作り、お菓子作り、カレー作りなど、ご自分のレシピでメニューを開発していった。
大西さんがカフェを始めるにあたってあったのは、そういった技術や経験(2年という飲食業界の労働があるものの)ではなく、お客さんに「美味しい」と言ってもらって嬉しい!という思い。
その思いを原体験に、カフェを1から文字どおり手作りし、その手間こそが「やりがい」と、売り上げや儲けには代えられない、働くことの本質的な部分を大事にされているようだ。
「一期一会の出会いを大事に、おもてなしをしていきたい」
と話す大西さんの日々の思いが、この授業の瞬間にも伝わってきた。
きっとそういう思いを日々持ち続けることで、いつ来るかわからないお客さんに最善の提供ができるのでないかと思った。
日々の精進の成果は、いきなり訪れる出会いに如実に現れ、そのときにできる最善の時間をお客さんと共有できるのだと思う。
そういった意味での「人間力」が、かけがえのない一期一会を生み出してくれるのだと思った。