奈良ひとまち大学

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(せと いっぺい)">瀬戸 一平(せと いっぺい)
ひとまちの人 瀬戸一平
瀬戸 一平(せと いっぺい)
奈良ウガヤゲストハウス オーナー
1975年生まれ
帝塚山大学卒
大学卒業後は、楽器販売の商社に入社。
2007年 
四国八十八カ所、歩き遍路結願。
その時の宿泊体験から、宿泊業に興味を持ち、奈良にゲストハウス(素泊まりドミトリータイプの宿)を作ろうと決意。
2008年 
奈良を訪れる旅人たちが、低予算で、ゆっくり満喫できるようにという思いから、元薬局を改装した“奈良市初”のゲストハウス「奈良ウガヤゲストハウス」を開業。
地元の方と旅人との交流スペースとして、奈良本カフェ「くるくる・かふぇ」もゲストハウスのロビーを利用して営業。
奈良の入り口である宿では、のんびりまったりしていただくと同時に、奈良をより知ってもらうための情報発信をと心がける。

また、今では少なくなってしまった日本 古来の楽器、
琵琶の演奏家として、自身の宿や各地で 演奏活動を行っている。

奈良ウガヤゲストハウス http://www.ugaya.net/

(ふくおか ひとみ)">福岡 ひとみ(ふくおか ひとみ)
ひとまちの人 福岡ひとみ
福岡 ひとみ(ふくおか ひとみ)

NAPNAP design
四天王寺国際仏教大学(現・四天王寺大学) 卒業
DTPの専門学校 卒業
約8年間、大阪のデザイン事務所等で働いた後、
2008年、フリーランスのグラフィックデザイナーとして独立。

知れば知るほどおもしろい奈良。
そんな奈良を、今までになかったような表現で、
あえて「紙モノ」で作ってみたいと思い、
2011年、実験的フリーペーパー「ならほるもん」を3人の仲間と刊行。
「奈良ってマイナーだよね」を合言葉にとりあえず作ってみたところ、
思いのほかみなさんに喜んでいただいたことに味をしめ、
いろいろとブイブイおもしろいことをやっていこうかなと思っているところ。

社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) 会員
フリーランスグラフィックデザイナー

NAPNAP design http://nap2.web.fc2.com/
ならほるもん http://narahorumon.aikotoba.jp/

西大寺、素敵な時間★
西大寺、素敵な時間★

●レポーター:奈良市在住 ぱーぷる さん

奈良で産まれ育ち、奈良市に来て、2年。
ですが、この授業を知るまで、西大寺は駅の名前であって、お寺のイメージはあまりありませんでした。
なので、行ってみて立派で存在感のあるお寺でビックリしました。

西大寺、素敵な時間★_1

先生の酒部さんが、ほんとユーモアがあってお話上手で、終始楽しい授業でした。

西大寺、素敵な時間★_2

お茶会に入ると一変して、静粛な雰囲気が出て、昔の大茶盛の風景が見えてくるような、スペシャルな時間を過ごせました。

西大寺、素敵な時間★_3

歴史を今感じることができるのが、奈良のいいところだなっと再確認できる授業でした★

大茶盛、初体験と深~いお話
大茶盛、初体験と深~いお話

●レポーター:奈良市在住 レインボーパパ さん

私は、電車の便が良いので・・・と、15年ほど前に西大寺さんの近所に越して来ました。
今は通勤などで毎朝通り抜けさせていただいています。
大茶盛と言えば、もちろんニュースで見聞きして、知っていました。
子どもは、西大寺保育園にお世話になった時に体験させていただきました。
妻も自治会で体験済み。
うーん、自分だけは縁遠いなァ、と思っていました。
そこへ、奈良市ひとまち大学さんでこの行事を特別に体験する授業が開講されると知り、早速申し込みました。

ひとまちレポート 大茶盛、初体験と深~いお話_1

今回の先生は、西大寺さんの僧侶、酒部さん。
鎌倉時代に叡尊上人が登場し、衰退したお寺と乱れた仏教を立て直されたことなど、柔和でウィットに富んだ語り口での、西大寺さんの歴史・仏様のご説明は、とても簡潔でわかりやすかったです。

ひとまちレポート 大茶盛、初体験と深~いお話_2

お話を聞いた後、本堂を拝観しました。
広いお堂には、釈迦如来・文殊菩薩ご一行と弥勒菩薩のお像が、緊張感をたたえていらっしゃいました。

余談ですが、西大寺さんの創建当時(奈良時代)は、東大寺さんと対になる大寺だったそうで、今の私の住まいも、当時の境内の一角に位置すると思います。

ひとまちレポート 大茶盛、初体験と深~いお話_5

その後、光明殿に移り、いよいよ大茶盛の体験です。
酒部先生が自らお茶を点てながら、道具や手順、それに大茶盛の由来などをお話ししてくださいました。

ひとまちレポート 大茶盛、初体験と深~いお話_4

叡尊上人が、八幡様に献茶された後のお茶の振る舞いを始めたこと。
当時、お茶は貴重品でお薬でもあったこと。
参拝者の身分を問わなかったこと。
参拝者の数が多くて小さな茶碗では間に合わず、大きな茶碗で廻し飲みするようになったことなど、初めて知ることが沢山ありました。

ひとまちレポート 大茶盛、初体験と深~いお話_6

八幡様と聞き、ふと思い当たったので、授業の帰りに、お寺の西側にある八幡神社に立ち寄ってみました。
由緒を記した石碑によると、やはりこちらが、お話にあった八幡様でした。普段お参りしている氏神様が、そうだったのかァと思いました。

今回の授業で、ようやく大茶盛を体験させていただき、また西大寺さんや地元の歴史の深さに改めて気づかされた、有意義な授業でした。どうもありがとうございました。

ロウケツ染の新発見
ロウケツ染の新発見

●レポーター:奈良市在住 そらゐ さん

12月24日、「ロウケツ染ってなあに!? ~奈良時代からの染色に挑戦~」の授業に参加しました。

ロウケツ染自体は、小学校の時の家庭科の実習でやったことがあるような・・・とうろ覚えで、ちょっと古めかしいイメージがありました。

rooftopの工房はまるで屋上裏に続くような階段があり、授業前に少しわくわくしました。
そして工房には、水彩画や油絵のような様々な色やデザインの素敵な作品があり、驚きました。
古めかしいイメージが一気に吹っ飛んで、感動しました。

ロウケツ染の新発見_1

最初に、今回の授業の先生の中井由希子さんのお話を聴きました。
先生は美術系の勉強をされていて、それから染色の道に進まれたということ、ロウケツ染の歴史は奈良時代から始まり、古い物は正倉院に収められていることなど、そして染色の方法を教えていただきました。

ロウケツ染の新発見_2

今回の授業で染色する旗はもうデザイン・下書きされていて、授業ではロウをおいて(※ロウを塗ること)背景の染色をしました。

横断幕と垂れ幕の2種類があったので、2組に分かれて作業を行いました。
私は横断幕の組でした。

ロウケツ染の新発見_3

「奈良ひとまち大学」のロゴと鹿の絵にロウをおいていくのですが、意外と難しく、裏までロウを染み込ませないといけないのに表面でロウが固まってしまったり、角やカーブの部分で、私を含め他の学生さんたちも苦戦しました。
ゆっくりなぞりつつ、裏まで浸透するように丁寧に、何度も重ねないようにと大変でした。

ロウケツ染の新発見_5

そして、裏から見て浸透できているか先生に見ていただき修正した後、染色しました。

ロウケツ染の新発見_4

最初は背景の黄土色からムラがないように刷毛で染めていき、そして3色でストライプになるように染色しました。
先ほどのロウをおく作業と違い、こちらはガシガシと力をこめて刷毛で塗っていきました。

ロウケツ染の新発見_6

2組とも作業が終わり、改めて見るととても鮮やかで綺麗に仕上がっていて、最初の白地から予想できなかった出来栄えでした(笑)
別の組はこちらと違うデザインと染色で、また違った雰囲気が良く、すごく綺麗でした。

ロウケツ染の新発見_7

今日の授業で作った垂れ幕と横断幕は、ひとまち大学さんの2月の開校1周年記念【特別授業】でお披露目されることになっているそうです。
私や他の学生さんは授業中に完成品を見ることができなかったので、機会があれば見に行きたいと思っております。

今回は奈良ひとまち大学の旗を作りましたが、今度は自分の考えた模様で作ってみたいなと思いました。

とてもおもしろかったです!

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