奈良ひとまち大学

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耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・
耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・

●レポーター:奈良市在住 青いりんご さん

【奈良の音さんぽにでかけよう】とは一体どういう講座なのか、興味深々で参加させて頂きました。
教室は、ならまちにある徳融寺さんの境内。

耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・_1

音風景研究家の岩田茉莉江さんの沖縄南大東島での活動やサウンドスケープの説明をスライドショーで講義してくださり、謎がだんだん解けていきました。

耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・_2

いろいろな仏具の音、川の流れの音、体内に響く声など、普段は視覚が主ですがこの日は五感をフルに使った体験をさせて頂きました。
今までにない新たな発見ができた授業をありがとうございました。

耳に手を当てて研ぎ澄ませば・・・_3

新緑の風に耳を澄ませる、音風景
新緑の風に耳を澄ませる、音風景

●レポーター:奈良市在住 ゆっきー田中 さん

「平成最後の!」奈良ひとまち大学は、「奈良の音さんぽに出かけよう」でした。
教室は「川の鳴る町」、ならまちの鳴川町、徳融寺。
GWの喧騒をよそに静かで、上品な仏さまが鎮座する素敵な本堂が教室でした。

新緑の風に耳を澄ませる、音風景_1

先生の岩田茉莉江さんは、今回のテーマにぴったりな静かで落ち着いた雰囲気をお持ちの方。
南大東島でのフィールドワークのお話から、海なし県在住の私が日常的に聞くことのできない海鳴りの音、島固有のこうもりの音、海水混じりの池の奥底の音など、遠く南の島で拾った貴重な音を聴かせていただきました。

新緑の風に耳を澄ませる、音風景_2

徳融寺の和尚さまは、勤行に使うさまざまな《音具》の音を実際に聴かせていただきながらご説明くださり、お寺周辺の歴史や音の変遷も併せて教えてくださいました。

新緑の風に耳を澄ませる、音風景_3

お寺を出ての音散歩では、外のいろんな音に耳を澄ませてみました。
風の少ない日だったので、岩田さんおすすめの楠の木の葉が風にそよぐ音は残念ながら聴こえなかったのですが、小鳥の声、風の音、人の話し声・・・目を閉じて音に集中してみると自然の音に癒されました。

新緑の風に耳を澄ませる、音風景_4

これからまた季節が変わります。
新しい季節の音に耳を澄ませたいと思える素敵な授業でした。
ありがとうございました。

おちょこを片手にスタンディング授業
おちょこを片手にスタンディング授業

●レポーター:大和郡山市在住 前方後円墳 さん

よくお店の前を通っていましたが、なかなか入店の機会がありませんでした。
奈良・正暦寺の菩提酛清酒祭で日本酒に強く興味を持ち、今回参加させていただきました。

おちょこを片手にスタンディング授業_1

奈良ひとまち大学授業史上初のスタンディング形式で、おちょこを片手に店主・川田さんのお話をうかがいました。

おちょこを片手にスタンディング授業_2

これまでの経歴や、なぜ靴と日本酒だったのかなど、とても充実した内容のお話でした。
もちろん日本酒のこともたくさん教えてくださり、奥深さを再認識できました。
日本酒5種も飲み比べさせていただき、より興味をもつことができました。

おちょこを片手にスタンディング授業_3

ぜひ今度は個別で再来店をしようと思います。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店
「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店

●レポーター:奈良市在住 はっか さん

桜も散ったというのに肌寒い朝、少々凍えながら「chuin」さんへ。
今回は友達と一緒に奈良ひとまち大学さんの授業に参加させて頂きました。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店_1

お店に入ると、まずはじめに「お猪口を選んで下さい」とのこと。
カウンターを見れば山と積まれたお猪口の数々!
ガラス・陶器・金物・・・目移りするほどの種類がありました。
開店の際に、お花の代わりにお猪口を贈って頂いて揃えたそうです。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店_2

先生からは靴作りと日本酒に出会ったきっかけ、それまで学んできた事とは無縁だったそれらを仕事にするに至った経緯、現在どのようにして2つのお仕事をしているか等をお話し頂きました。
「新しいことを始めることは怖くないですか?」との質問には、「やってみた後のことは、やってみる前の自分にわかるはずがない。だからやってみよう。駄目だったらやめて、前の状態に戻るだけ」とのご回答でした。
その前向きな考え方は、とても素敵で強いなとびっくりしました。
「やりたいからやってみる。」
そんな風にして始まった日本酒のお店がお猪口一杯から注文出来るのは、実はお酒に弱いけど色々なお酒を飲んでみたい先生の思いからだそうです。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店_3

そしてお話を伺う間に次々と、お猪口にお酒が・・・。
全部で5種類のお酒を頂きました。
スパークリング、フルーティーな甘味たっぷりなお酒などなど、奈良では普段あまり目にしないお酒を選ぶというお言葉どおり、他府県から集められた珍しいお酒がとてもおいしかったです!
また、お店の冷蔵庫には、先生の奥さまお手製の「今お店で提供している日本酒の味の早見表」があり、日本酒にあまり詳しくない私にも味が想像しやすい、わかりやすいグラフ形式でした。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店_4

しかしお猪口5杯の日本酒を飲んだにも関わらず、みなさん顔色にも足取りにも変化が見られません・・・。
この日の参加者は日本酒好きな皆様ばかりでした(笑)。

お仕事や日本酒にまつわるお話や質問が飛び交っていましたが、気付くと終了の時間がやってきていました。
様々なお話をお聞きすることが出来てとても面白かったですが、なかでも日本酒の転売のお話は怖かったです。
美味しいものは出会いを大切に、純粋に楽しみたいなと感じました。
転売、ダメ、絶対。

「やってみよう」から始まった、靴作りと日本酒のお店_5

仕入れた一瓶がなくなったら違う種類のお酒を仕入れてお店に出されるそうなので、また伺って違う日本酒を飲んでみたいと思っています!
先生とも学生のみなさんとも距離の近い少し小さめのお店での、奈良ひとまち大学初のスタンディング授業。
とても面白く楽しくおいしかったです。
ありがとうございました!

5月の授業をアップしました!
2019年4月17日(水)
5月の授業をアップしました!

5月の授業の参加申込の受付を開始しました。

5月は、以下の3本立てでおおくりします。
旬の県産フルーツでカクテルを~地産地消をお酒で楽しむ~
発禁本が学問の資料になった!?~東洋民俗博物館、ふたたび!!~
グルテンフリーのおいしい生活~アレルギーでも楽しめるスイーツ~

参加申込の締切は、5月16日(木)09:00 まで。
皆様のお申込をお待ちしています~♪

授業一覧はこちら→ https://nhmu.jp/category/class

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