いやあ・・・旨い・・・。
語彙が貧しくてすみません。
ただ、下手な説明は無用だと思います。
一目瞭然、いや一舌瞭然。

今回飲ませていただいたクラフトビール「そらみつ」「あをによし」「ひのひかり」はどれも個性が際立ち、大手メーカーのビールにはまったくない味でした。
え?これもビール?と驚き、もう一口、一口と味を確かめるうちに、ぐんぐんグラスが空いてしまいます。
色や香りもそれぞれ特徴があり、目でも鼻でも楽しませてくれます。

なんだかゴールデンラビットビールの回し者みたいですが、ちがいます。
今回初めて飲んだのです。
でもこれこそ奈良ならではのビールだ!と胸を張りたくなってしまいました。
地元が誇れる旨いものがまたひとつできた!とテンション急上昇。
まったく思うつぼです。

これほどの個性や主張のあるビールが誕生した理由は、講師の姿勢からもよくわかります。
とにかく熱い。
前のめり。
しかも実質お一人で作られていると聞き、なおビックリ!
今はまだ自前の醸造所もないために、設備を貸してくれる奇特な醸造所を頼り、わざわざ新潟まで行ってエッサエッサと材料を煮たりしているのだとか。
自ら巨大スコップで釜を掻きまわしながら。
その様子を嬉々として語る姿に、もしかするとこの人は常時酔っぱらっているのではないか・・・と訝るほどです。

それにもうひとつ驚いたのが、参加者の皆さんです。
若い人中心でしたが、お酒がお好きで、しかもよくご存じ。
昨今は「若者はお酒を飲まなくなっている」などとよく言われるので意外でした。
(もっともお酒を飲むイベントに参加しているのだから、当然かもしれませんが・・・)

講義の中で奈良県はビール消費量*や飲食店件数がなんと全国最下位!という衝撃のデータも出ていましたが、昭和的な酒宴が下火になる一方、むしろ楽しく味わって飲みたいという人が増えてその情勢も変わっていくのでは?と妄想が膨らみました。
ますます楽しみです。
どうもごちそうさまでした!
*出典:
都道府県格付け研究所
http://grading.jpn.org/Divzei1008007.html#area290009
授業での先生の話は興味深く、聞きやすく、わかりやすい話ばかりでした。
途中に出たケーキもとても美味しく、カフェなのに事務所を構えていらっしゃり、建築も頼めるというところに驚きを覚えました。

話の内容は私にはまだ早いものばかりでしたが、建築の内容等を聞いているうちに、作られた部屋を想像するのがとても楽しかったです。
特に途中に出てきた魔女の家の話は印象に残っています。
廊下を歩く度に軋む床の話を聞いたときは、煩くないのか等と考えてしまったり・・・。
将来どんな家に住みたいか、というよりは、その家に住めるような自分探しが大切なのではと授業の中で思いました。

将来のことについて考えるきっかけになったと思います。
本当に楽しく、ためになる授業でした。
ありがとうございました。
今年で、奈良に住んで10年目。
よく考えてみると、奈良らしいモノに触れてないことに気づき、初めて「奈良ひとまち大学」に応募、授業に参加しました。
自宅から車で20分程のところ・・・
緑豊かで、閑静な場所に「アルカイック 森の工房」があります。

授業の当日は、梅雨らしい天候で・・・
お店の駐車場から店内の入り口まで、アプローチには様々な種類のバラが植えられており、緑が一層美しく感じました。

ロマンティックな気分で小道を歩いた先には、ノスタルジックな味わいのあるお店があります。
胸をドキドキさせながらお店の中に入ってみると・・!
お洒落なインテリアに目を奪われます!!
普段はお店として営業されている場所を、当日、教室として使用させて頂き、少数ですが、アルカイックのオリジナルファッションブランドの素敵な洋服や雑貨が並べられていました。

そこに、受講生の席が用意されており・・・
すでに、アルカイック株式会社GMの平島幸徳さんが待機されていました。

最初に、自己紹介とアルカイック株式会社の成り立ちを説明され、
(会社の名前はアルカイックスマイルより拝借されたのだとか・・・)
お人柄を感じる、ゆったりとした口調で授業を行われました。
「大人の女性が優しい気持ちになれる」をコンセプトとして・・・
建築デザイン「アルカイック建築設計事務所」
森の中の自然なカフェ「アルカイック 森の工房」
パリのお菓子屋さんをイメージした焼き菓子と雑貨のお店「幸福スイーツ アルカイック」を展開されています。

人の生活に欠かせない「衣・食・住」を大きなテーマにされており・・・
奥様の商才とセンスを活かしたアンティーク雑貨から服、カフェ経営、建築へと事業を展開され、何よりも印象に残ったのは「好き!楽しい!!」を仕事として形にされている姿勢です。
人生で悩み、迷うモノとしては羨ましい限りです。
また、仕事の同志として、夫婦として、親として・・・
ワークライフバランスを上手く実践されていて、お手本となるご夫婦だと感じました。
「こりゃ、誰もが憧れる訳だなぁー・・」
と時間を忘れて、お話に聞き入っていたところで・・・
待ちに待った、アルカイック特製のチーズケーキとこだわりコーヒーを頂くことに!
(ヤッターーーーー!!)

驚くことに!この特製チーズケーキ・・ほど良い甘みで美味しいのです!
(甘ったるくない)
平島さんは辛党で、ケーキの食感や味覚も平島さん好みでパティシエに作ってもらうそうです。
(何と!パティシエまで育てていらっしゃっるのです)
美味しいケーキとコーヒーを頂き、心和んだところで・・・
受講生が順番に自己紹介することになりました。
授業に参加された皆様、「オンリーワンの場所づくり」という授業タイトルとアルカイック特製の「幸せスイーツ」に惹かれて応募されたのですね(笑)

「アルカイック 森の工房」
心身共に癒されリフレッシュできる場所。
生きていくヒントをもらえる場所。
有意義なひと時を過ごせたことに感謝!!
素敵な時間を提供して下さいました、アルカイック株式会社の平島さん、奈良ひとまち大学のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
氷室神社は、春は奈良の1番桜が咲き、時折、氷献灯で灯りがともっている神社。
最近ではかき氷で話題。

その程度の知識で参加しました。
今回の授業では、宮司様の立場から見る、かき氷ブームについてのお話から、奈良における氷の歴史や役割、行われていたであろう祭祀のことまで深くお話をお伺いできました。

また、純氷で作られたかき氷をいただくことができました。
当日はわりと涼しかったので氷も溶けず、かき氷特有の「頭キーン」もなく、またシロップなしでもふわふわで美味しく感じました。

奈良時代、どのように氷が食されていたのか、そんなお話もありましたが、簡単に氷をいただける時代に生きていることへの感謝と、氷を通して奈良の歴史にさらなる興味がわく、そんな経験をさせていただけました。
ありがとうございました。
