奈良ひとまち大学

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6月期の授業をアップしました!
2025年5月15日(木)
6月期の授業をアップしました!

6月の授業の参加申込の受付を開始しました。

6月は、以下の2本立てでおおくりします。
移住して、焼菓子やさんになった~『焼菓子taruha』が目指すこと~
土器の記号はゲームの盤面だった!~古代のゲーム『かりうち』で遊ぼう~

参加申込の締切は、6月13日(金) 09:00 まで。
皆様のお申込をお待ちしています~♪

授業一覧はこちら→ https://nhmu.jp/category/class

土器の記号はゲームの盤面だった!※終了※

土器の記号はゲームの盤面だった!※終了※
~古代のゲーム「かりうち」で遊ぼう~

日時:2025年6月29日(日)10:00~12:00
教室:平城宮跡資料館(奈良市佐紀町)

●授業について
土器内面の不思議な記号に着目し、研究の末に万葉集にも記述のある「かりうち」というゲームの盤面であることを発見した、奈良文化財研究所主任研究員の小田裕樹さん。そんな「かりうち」復活エピソードを伺い、実際に「かりうち」を体験します。

スタッフブログ
「古代のボードゲーム『かりうち』で遊ぼう!再び!」
https://nhmu.jp/blog/info/18813

【先生】
小田 裕樹(奈良文化財研究所 主任研究員)

【参加費】
無料

【定員】
15人

【申込締切】
6月13日(金)09:00
※申込受付終了しました。

参加費:無料
定員:15人
申込:6月13日(金)09:00締切
※申込多数の場合は抽選

先生紹介
ひとまちの人 小田裕樹

小田 裕樹
奈良文化財研究所 主任研究員
【詳しくみる】

教室紹介
ひとまちの街 平城宮跡資料館

平城宮跡資料館
住所:奈良市佐紀町
【詳しくみる】

移住して、焼菓子やさんになった※終了※

移住して、焼菓子やさんになった※終了※
~「焼菓子taruha」が目指すこと~

日時:2025年6月22日(日)14:00~15:30
教室:焼菓子taruha(奈良市紀寺町585−1)

●授業について
建築デザインを学び、美術館勤務していた宮添絢子さん。縁もゆかりもなかった奈良に移住し、お菓子づくりのノウハウを学んで「焼菓子taruha」をオープン。お茶とお菓子をいただきながら、宮添さんのお菓子づくりの信念、奈良への思いなどを伺います。

スタッフブログ
「ステキ空間へご招待!」
https://nhmu.jp/blog/info/18801

【先生】
宮添 絢子(焼菓子taruha 店主)

【参加費】
1,200円(ショートケーキ・焼き菓子・コーヒー代)

【定員】
8人

【申込締切】
6月13日(金)09:00
※申込受付終了しました。

参加費:1,200円(ショートケーキ・焼き菓子・コーヒー代)
定員:8人
申込:6月13日(金)09:00締切
※申込多数の場合は抽選

先生紹介
ひとまちの人 宮添絢子

宮添 絢子
焼菓子taruha 店主
【詳しくみる】

教室紹介
ひとまちの街 焼菓子taruha

焼菓子taruha
住所:奈良市紀寺町585−1
【詳しくみる】

若草山をもっと楽しむ
若草山をもっと楽しむ

●レポーター:奈良市在住 hiro さん

スギヤマ先生の案内で春日山から若草山へと歩きましたが、毎月登っている時には気づかないことや知らなかったことを沢山教えていただきました。
新しい発見の連続でとても楽しく歩きました。

若草山をもっと楽しむ

日頃の疑問にも色々回答していただき、なるほどと納得することが多かったです。
春日山と若草山についてより深く知ることができ、原始林の貴重さを改めて知りました。

若草山をもっと楽しむ

次回歩く時には今までとは違う景色になりそうです。
もう少し鳥や植物や生物について知りたくなりました。
ありがとうございました。

見て聞いて触って感じる春日山原始林
見て聞いて触って感じる春日山原始林

●レポーター:奈良市在住 すりーぷ さん

春日山原始林や若草山に行ってみたいけれど、登山経験もなく、森の中を歩くのは不安・・・。
今回の授業があることを知り、この機会に!という思いで参加しました。
今回の授業は「歩いて知ろう、奈良の自然の現在 ~春日山原始林を抜けて若草山へ~」です。

内容は、春日山原始林・若草山を歩きながら、先生であるスギヤマさんから歴史や植物、生き物などの説明をお聞きし、実際に見て聞いて触りながら感じるというものでした。

見て聞いて触って感じる春日山原始林

歩いていく中で石仏や木、生き物など、様々なものに出会いました。
一部を紹介すると・・・

見て聞いて触って感じる春日山原始林

・きのこ(しいたけ?)
少し前に降った雨の影響で落ちていた木に生えていました。
私は木に生えているきのこを見たことがなかったのでインパクトがありました。

見て聞いて触って感じる春日山原始林

・ギンリョウソウ
光合成をしない植物。
他の参加者が「初めて見た!」と嬉しそうにされていたのが印象的でした。

見て聞いて触って感じる春日山原始林

・モミの木とナギの木
実際に木に触り、両者の違いを肌で実感しました。
ナギの木の方が硬く、冷たかったです。
その他の木についても、成長スピード・生え方・寿命などが木によって異なり、個性があることを知りました。
また同じ種類の木でも生えている場所や環境によって形が大きく異なることも学びました。

見て聞いて触って感じる春日山原始林

印象に残った話は、森の植生と春日山原始林ならではの課題についてです。
解説の中で、植生の遷移に関する内容がありました。
裸地の状態から森林になるまでの過程の話と、大きな木が枯れた後の周辺の植物の動きの話です。
大きな木が枯れると、その木によって遮られていた光が差し込んで周辺の小さな木に当たり、それらの木が成長することで生態系のバランスが保たれています。
しかし春日山原始林では、周りの木々があまり成長していないそうです。
原因の1つとして、動物が植物を食べてしまうことが挙げられます。

見て聞いて触って感じる春日山原始林

話を聞く中で、私は高校時代に生物基礎の授業で習ったことを思い出して、植物の移り変わりを実際に見て感じられて良かったです。
加えて、春日山原始林ならではの課題についても知り、鹿が生息する地であるという、他の地域にはない要因が絡んで起こっていることを学びました。

春日山原始林の魅力や課題を知ることができ、大変貴重な機会となりました。
ありがとうございました。

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