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8月18日(日)授業の中止のお知らせ
2024年8月13日(火)
8月18日(日)授業の中止のお知らせ

参加者のみなさま

8月18日(日)14時からの授業「奈良にきて、お菓子職人になった~『焼菓子taruha』に込めた思い~」につきましては、先生の事情により、中止とさせていただく運びとなりました。
※順延ではなく中止となります。

楽しみにしていただいていたところ、誠に申し訳ありません。

奈良ひとまち大学では、今後もみなさまのご期待に応えるような授業を多数開催していきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

奈良愛が響き合うSNS
奈良愛が響き合うSNS

●レポーター:大阪市在住 さりぃ@関西 さん

大阪市天王寺区から奈良ひとまち大学の授業に初めて参加。
予習として講師を務める葛城市出身・在住の「鮎の塩焼き」さんのインスタグラムを拝見。
酷暑に負けずにご活躍です。
亀の瀬インフラツーリズムの投稿が面白かった。

「鮎の塩焼き」は小学生の時のあだ名やって。
さりぃは壬申の乱のエピソードから来たんかと思ってた。
天川村のビジターセンターで販売中の鮎の塩焼きTシャツを爽やかに着こなし、履物は大和高田市のヘップサンダル。
オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」に因む命名やって!
https://www.hep-sandal.jp/


奈良愛が響き合うSNS

授業の最初には「『効率的』なSNS運営をしていません」と、授業が締めに入る時には「SNSは手段であって目的ではない」とおっしゃっていました。

今後の目標は、何もないと奈良県民からも思われている葛城を代表するアイコンになること。
高野街道の元宿場町に文化サロンを作って、町に目を向ける住人やファンを増やしたい!とのことです。
高校生の時から葛城市の都市計画プランなどに精通されていたことが素地となっています。

ちょっと授業から脱線。
さりぃは近鉄文化サロンの歴史系講座でもお勉強しています。
そこでは、葛城の地名度はめちゃくちゃ高いねんけどな。

奈良愛が響き合うSNS

授業に戻って・・・。
開店したてのお団子屋さんの投稿がバズったのがSNSを始めたキッカケ。
以後、行政の方からも紹介などサポートがいろいろあるそうです。
まさに地域が育てるSNSやん。
フォロワーを増やすためには不定期やなくて毎日投稿など、ペースを保って、読み手の生活のルーティンに入ることが大事やって。
但し、「趣味として楽しめる範囲でないとSNSに毒される」と、とても深い言葉がありました。

奈良愛が響き合うSNS

<今後のイベント開催>
8月25日に奈良町物語館で奈良愛に関するコラボイベントを予定されてます。
「鮎の塩焼き」さんのインスタグラムはこちら↓
https://www.instagram.com/ayu_no_shio_yaki_/
詳細は近日、インスタで案内があります。
楽しみやわ~※\O/※

レトロな市場の絶品中華と風景写真のはなし
レトロな市場の絶品中華と風景写真のはなし

●レポーター:奈良市在住 レトロ市場 さん

125年もの歴史を持つ椿井市場にて52年営業されている大廣(たいこう)さんに伺って参りました。
70代後半(とは思えぬお元気な)ご主人と奥様のおふたりにて切り盛りされている、カウンター10数席の小さなお店。

レトロな市場の絶品中華と風景写真のはなし

出てくるお料理は、すべて絶品!
ご主人の「愛」が、たっぷり込められています。

食通が精読する『あまから手帖』(奈良100選)にも選出されています。
また、ご夫婦による絶妙な掛け合いも、このお店にはなくてはならない味わいのひとつ。

レトロな市場の絶品中華と風景写真のはなし

そして、ご主人の「もうひとつのお顔」である風景写真の撮影のお話に、花が咲き乱れる!
蛇腹式の大型カメラ(昔々、観光地や学校で集合写真を撮られる時の、ガバッとマントをかぶって写す、アレ!)とハシゴみたいな三脚を担ぎ、夜明け前の山道を懐中電灯を照らしながら登り、日の出の一瞬だけにすべてを賭ける。
イメージした光・雲・霧に出会えなければ、1枚も撮らずに帰る。
また次の年に挑戦する。

「せっかくご苦労されて行かれたのに、どうして1枚も撮られないのですか?」との問いに、「それは風景に対し、失礼だから」。
デジタルカメラやスマホで「とりあえずパシャパシャ」なんて、絶対にしない。
なぜなら「そんな写真には、『心』が入ってないから」。
かの写真家・入江泰吉さんの「自称・一番弟子」でおられるご主人のお話に、学びと感銘を受けるばかりの2時間でした。

レトロな市場の絶品中華と風景写真のはなし

最後にいただきましたご主人のお名刺には、「料理は、愛」「写真は、心」の文字が・・・。

素晴らしき学びの場をいただきました。
ありがとうございました。

料理も人柄も愛される店長
料理も人柄も愛される店長

●レポーター:奈良市在住 鹿男 さん

40歳になり、人からもっと学びたい、何か自分を変えたいという気持ちで、この奈良ひとまち大学に応募しました。
選んだ内容は、「レトロな市場の中華料理店 ~創業52年の愛され町中華~」です。
写真の村上店長の笑顔に惹かれて応募しました。
とても元気で生き生きされている印象でした。

料理も人柄も愛される店長

大廣の店内での授業では、約125年の歴史がある椿井市場でお店を始めたいきさつや、今まで続けてこれた秘訣、仕事に対する気持ちの話を聞くことができました。

また、提供してくださったチャーハンや肉団子はとても美味しくて、約40年奈良に住んでいながら、こんなに美味しいお店を知らなかったんだと思いました。

料理も人柄も愛される店長

店長のお話から元気をもらい、「人生一度きり、楽しんだもんがち」というお話がとても心に残りました。

酷暑の奈良のレトロな市場の中華料理店は、人の心も熱かった
酷暑の奈良のレトロな市場の中華料理店は、人の心も熱かった

●レポーター:香芝市在住 うめちゃん さん

夏の日差しが痛いくらいの7月の土曜日、私は奈良ひとまち大学の授業を受けるため、椿井市場にある中華料理店「大廣」さんに伺いました。
大廣さんは、実は前から行ってみたかったお店だったので、とても楽しみにしていました。

酷暑の奈良のレトロな市場

店長の村上さんは、中華料理店をしながら、奈良大和路の風景写真をフィルムカメラで撮られていて、その写真を見せていただきました。
どの写真も光が綺麗で、朝日が花や葉を照らす一瞬の美を切り取った、とても素敵なものばかりでした。
写真の話をする村上さんはとてもいきいきとされていて、撮りたい風景を求めて深夜に車を走らせ山をいくつも登り、撮りたい花の前で朝日を待つ様子を楽しそうに話しておられました。
待つのも楽しいと仰っていたことが印象に残りました。

写真のお話の後は待ちに待った料理の登場です。
店内には良い香りが漂い、フライパンの熱で室温が上がるのを感じました。
出来上がったチャーハン、肉団子、唐揚げ、サラダ、大根のキムチは、全て美味しかったです。

酷暑の奈良のレトロな市場

大廣さんのお料理に使う野菜はその時期に採れたもので、いつも同じものが使われる訳では無いそうです。

また、ほとんどのものが手作りだそうです。
手間と暇をかけ作られた料理は、美味しいだけでなく、村上さんと奥さまの料理に対する愛を感じることが出来ました。

酷暑の奈良のレトロな市場

この授業を受けて、店長の村上さんが「人生は一回しかない」とおっしゃっていたことが心に残りました。
また、写真のこと、お店のことを話すおふたりの笑顔とお料理に元気を貰えました。

酷暑の奈良のレトロな市場

この授業を受けられたことに感謝します。
ありがとうございました。
また、いつか、大廣さんに伺い、おふたりの作るお料理を食べたいです。

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