
大阪府茨木市出身。
高校卒業後、奈良市消防局に入局し、消火・救助・通信・消防学校教官・危険物規制業務を歴任。
現在は、プライベートの時間を使用し、現役消防職員と消防設備士で立ち上げた一般社団法人予防団の副代表、自治会副会長、自主防災会イベント部長等の役職で防災を通じた地域貢献活動に従事。

●レポーター:奈良市在住 にしむ さん
奈良を代表する寺院として知られる 東大寺。
巨大な大仏や観光名所としてのイメージが強い一方で、その成り立ちや信仰の背景まで知る機会は意外と少ないと思います。

今回の授業に参加し、東大寺の歴史について学ぶだけでなく、お坊さんのお話を聞き、秘仏とされ、良弁僧正のご命日「良弁忌」である12月16日のみ、毎年開扉されてい「開山堂」にもお参りさせて頂きました。
観光だけでは見えてこない、“今も生き続ける東大寺”を感じる時間を過ごさせて頂き大変貴重な体験をさせて頂きました。

東大寺は奈良時代に聖武天皇が国家安定を願って建立した寺であり、疫病や災害が続く中、仏教の力で人々を救おうとした背景があった。
特に大仏建立には「華厳経」の教えが深く関わり、多くの人々の協力によって造られたことが印象に残りました。
また、東大寺は戦乱や火災で何度も焼失しています。
それでもなお、人々が東大寺を守り続けてきたという事実に、人々の東大寺を大切にする思いを感じました。
今回お参りさせて頂いた開山堂は、東大寺創建に関わった良弁僧正を祀る場所であり、静かな空気の中で長い歴史と信仰の重みを感じました。

東大寺は、建物そのものだけでなく、「祈りを受け継ぐ場所」として残していこうとする思いが、1300年近く続いてきたのだろう。
東大寺は単なる歴史的建造物や過去の遺産として存在しているのではなく、今も人々の祈りや学びとともにあり続ける場所。
観光地として訪れるだけでは見えなかった東大寺の奥深さを知り、奈良という土地の歴史の重みを改めて感じる機会となりました。
参加をさせて頂き、ありがとうございました。
●レポーター:奈良市在住 春麗らか大学生 さん
2026年4月25日、東大寺の大仏殿を横目に登った二月堂付近にある開山堂にて、現役のお坊さんに講義をしていただきました。
今回の講義はとても人気があったそうで、参加者の一人に選んでもらえて幸運でした。

講義内容は、東大寺の由来と開山堂の歴史について。
高校の日本史の授業で言葉のみ知っていたような用語達が実際に目の前にいらっしゃるお坊さんのお話の随所に出てきて、終始ワクワクしながら講義を受けました。

特に印象的だったのは東大寺が華厳宗由来でありながらもその他の南都六宗や真言宗・天台宗とも深い繋がりがあったこと、日本史で覚えた光明皇后の悲田院、施薬院が福田思想を基底に作られたものであったということです。
また、東大寺設立に深く関わりのある良弁別当について初めて知ったので、今後調べてみたいと思います。
講義の最後には普段は開放していない開山堂に実際に入り、手を合わせることが出来てとても嬉しかったです。

今回初めて奈良ひとまち大学に参加しましたが、とても有意義で楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これからも積極的に参加したいと思います。
また奈良に住んでいる間に東大寺についてもっと詳しくなりたいです。
●レポーター:大阪市在住 しゃかいじん1年生 さん
授業「地元の旬野菜を楽しく味わう~薬膳おにぎりとお惣菜『.asunaro』~」に参加させていただきました。
大阪出身で奈良は身近に感じていましたが、奈良ひとまち大学に参加することは初めてでした。
それどころか、つい先月の3月まで北海道で学生生活を送っていたのでしばらく奈良とは縁のない生活でした。
奈良で勤務することが決まり、「もっと奈良のこと知っておきたい!」と思っていたところ、奈良の旬野菜を味わえる活動を発見しました。

旬野菜のお料理を食べていると、料理に使われている麹が参加者の話題の中心となって、そんな使い方をするとこんな美味しく仕上がるのか!と感動しました(今までスーパーに行った時に麹売り場なんて見たことない(笑))。
「大阪市から来ているのは自分だけで、他の参加者はみな奈良市からだろうな~」と思っていましたが、奈良市以外からの参加者もおられたので居心地も良かったです。

ちなみに、今回さまざまな料理を頂きましたが、なんだかんだ塩むすびが一番おいしかったです!(塩も地元みたいな話をお聞きしました)
たくさんの有意義なお話を聞けたので、今後の食生活に役立てていきたいです。
●レポーター:奈良市在住 干し芋の欲しいものリスト
近鉄大和西大寺駅のほど近く、時折聞こえる踏切の音に風情を感じる「.asunaro」での授業。
光が差し込む穏やかな空間で、店主・山澤いずみさんの温かなお話に耳を傾けました。

山澤さんは地域食堂の運営などにも携わる非常にアクティブな方ですが、その語り口は穏やかで、お人柄そのものがお店の居心地の良さを作っているように感じました。
授業中、道行く人が店内の様子を気にかけたり、山澤さんが外の方と親しげに言葉を交わしたりする場面があり、この場所が物理的にも心理的にも地域へ開かれていることに、深い感銘を受けました。

今回いただいたお料理は、心も体も温まるような、素材のやさしさが体に染み渡る味わいでした。
私自身、教員として授業で生徒たちと大和野菜を育てているのですが、当日はその活動についても山澤さんとお話しすることができました。
大切に育てられた地元の野菜が、プロの手によってさらに輝く一皿になる様子を目の当たりにし、改めて地域の食材の力強さを実感しました。

授業を通じて、今後はこれまで以上に食材選びにこだわり、自分でもより深く野菜作りに向き合ってみたいという意欲が湧いてきました。
生徒たちにも、今回私が感じた「食べることで心と体が整う喜び」を伝えていければと思います。
美味しいごはんと、街の息遣い。
そして明日への活力をいただいた、素晴らしいひとときでした。