奈良ひとまち大学

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良き日本のワイン
良き日本のワイン

●レポーター:奈良市在住 ゆきまる さん

3月22日、富雄の「和 in Cafe nagomi」さんにて、日本ワインの講座を受講してきました。
海外のワインと日本のワインの味や香りの違いから、基本のワインの飲み方(テイスティングなど)も教えて頂きました。

良き日本のワイン

色の違う3種類のワインを、それに合うおつまみと一緒に口にし、それぞれの香りや色、味の違いを確かめながらじっくりと頂きました。

良き日本のワイン

海外のワインと日本のワインの違いで一番にわかった事は、ぶどうの味の濃さと香りの強さです。
普段は比べて飲んだ事が無かったので、とても勉強になりました。
これからは海外のワインよりも日本のワインに目が行ってしまいそうです。

良き日本のワイン

美味しいおつまみもご馳走になり、ありがとうございました!!

歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園
歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園

●レポーター:奈良市在住 はなやま さん

日本庭園があることは知っていましたが、名前からして敷居が高いのでは?と感じていた「旧大乗院庭園」。
このたび奈良ひとまち大学のご縁があり初めて訪れることができました。

歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園

まずは名勝大乗院庭園文化館 館長・辻さんのお話。
こちらにはもともとは元興寺の宿坊があり、南都焼き討ちにより、今の県庁あたりにあった興福寺・大乗院が移転してきたこと。
隣接する奈良ホテルの庭園と思われがちだが、大乗院の一角に奈良ホテルが建てられたこと。
他にも東大寺二月堂の裏話など、奈良の歴史にちなんだ学びあり笑いありの第一部でした。

歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園

続いて、御年80歳とは思えないシャキッとした佇まいで、まだまだ現場に立ち続けたいと語る庭師・牧岡さんのお話。
日本庭園には4つの様式があり、大乗院庭園は寝殿造様式。
今はなき大乗院御所の前には広場があり、公家が蹴鞠や相撲を鑑賞したとのこと。
善阿弥が手がけた壮大な庭園、そして高円山を借景にした贅沢なひとときを想像できます。

歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園

また池の水は、濁りを防ぐために青龍から白虎の方角へ流すそうですが、自然の水(山からの水)だけで賄うのは難しいとのこと。
池に点在する島々は、風によって波打つ水の力を分散する役割があり、丸石と竹で縁取られた池淵の浸食を防いでいるようです。
島に植えられた松の根っこは強度に一役買っていること。
一見、自然豊かな日本庭園ですが、緻密な計算によって維持・管理されているのですね。

歴史に彩られ、現代に蘇る日本庭園

生まれも育ちも奈良の私は、水の無駄遣いに厳しかった祖母を思い出しました。
平城京の時代から現代に至るまで、奈良では水源の確保に苦労した歴史があります。
先人たちの工夫と努力により、安定した暮らしが維持できている現在だから。
大乗院庭園も豊かな水を蓄えて、現代に蘇ることができたのかもしれません。

町田 美保(まちだ みほ)
ひとまちの人 町田美保
町田 美保(まちだ みほ)
CHEESE CAFE soan オーナー
奈良教育大学卒業後、(有)劇団かかし座(横浜の影絵劇団)に入社。
その後、広尾のケーキファクトリ「ペーパームーン」、
目黒のカフェ「aunt MIMI」などで勤務した後、カルディにてパート勤務。
2021年に奈良に移住。
10月から「夢CUBE」にて「CHEESE CAFE soan」開業。
2024年9月に現住所に移転する。

CHEESE CAFE soan(ちーずかふぇそあん)
ひとまちの街 CHEESE CAFE soan
CHEESE CAFE soan(ちーずかふぇそあん)
住所:奈良市光明院町13番2-1
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩10分、JR奈良駅から徒歩15分

※授業内容についてはお答えできません。
奈良ひとまち大学までお尋ねください。

4月期の授業をアップしました!
2025年3月12日(水)
4月期の授業をアップしました!

4月期の授業の参加申込の受付を開始しました。

4月期は、以下の3本立てでおおくりします。
『蘇』の奈良で国産チーズの魅力発信~『CHEESE CAFE soan』でチーズを堪能~
歩いて知ろう、奈良の自然の現在~春日山原始林を抜けて若草山へ~
正しい姿勢と歩き方を実践しよう~健康と笑顔を導くウォーキング~

参加申込の締切は、4月11日(金) 09:00 まで。
皆様のお申込をお待ちしています~♪

授業一覧はこちら→ https://nhmu.jp/category/class

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